AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

思い出の場所は...

2014-09-01 18:05:47 | Weblog
今日はほんとうに久しぶりに雨らしい降り方だった、そう長くは続かなかったけど
里山の緑にとっては恵みだったに違いない、これで一気に秋は進むのでしょうか。

八月最後の日曜日の昨日、訪れていた娘が話していた場所を車でまわってくれることになった。
それの発端は<九段会館が取り壊される>ということからだった、計画が具体化して
まわりを高いフェンスで囲われない前に写真に収めておきたいとかねてから思っていたのです。

    

ここは主人の両親が結婚式を挙げた場所で近くには靖国神社があります。

   

近くには靖国神社と武道館があり、昨日は24時間テレビの会場にもなっていたせいか、
大勢の人が武道館をめざして歩いており、賑やかでした。
私たちの結婚式も一度は此処で...との話にはなりましたが、義父の意向で
皇居お堀端に建つ<東條会館>での結婚式でした。
今年で結婚50周年になりましたが、ひとりになった今では祝うこともありませんが、
今一度この年に訪れてみたいとは思っていましたのを娘に伝えましたら、
<今は姿形は変わっているけど、建て替えられたビルの中の上にはレストランと写真館はあるわよ>と
調べて教えてくれました、結婚式場はもうないようでしたが、その場所に立てたら...との思いは
強くなっていました。

<レストランのランチを1時に予約しておくわね>と娘、それに写真館で証明写真も撮ったら、と。
証明写真とは免許証を返納することに決めて、今年は更新せずそのままにしていたのを、
持参すると警察で身分証明書になるものを発行してくれる、それに貼る写真を...とのことでした。
そこまでは考えていなかったけど、娘の言葉でランチ後に撮ることにしてその予約も入れてくれたのです。

ただ車でぐるっとまわってもらえたら...ぐらいにしか考えていなかった私にとっては
うれしさと同時にちょっとした緊張感も湧いてきて仏前に<娘と行ってきます>と伝えました。

あのころの華やかな結婚式場と広い土地には二つの高いビルが建ち、9階はレストラン、10階が写真館に
なっていて、<写真の東條会館>と言われた面影は壁に掲げられた皇室外交の写真にもうかがわれました。

                 

      

      イギリス大使館

      武道館

      皇居半蔵門
 
      スカイツリー

       真ん中東京駅

眼下には皇居の緑とお堀が広がり、イギリス大使館の瀟洒な建物が素敵な雰囲気で眺められ、
その向こう真正面には高層ビルに囲まれているように見える東京駅が...。
あの当時の面影はなくなっていますが、50年という年月の経過をまざまざと目にし、感慨ひとしおでした。

振り返ってみるといろいろなことのあった50年でしたが、贅沢は申すまい、今あることに感謝して
これからは健康に留意しながら、一日でも長く自分であり続けるようにとの思いを新にしたところです。

先ほどからまた雨が強く降り出したようです、真っ暗闇のなかから雨音が聞こえています。
猛暑と災害の多い今年の夏でそれが今も続いています。
どうか大きな被害が繰り返されないことを願っています。





  

コメント (4)
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