最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

オールセラミックの意義は、『治療の質』です。

2011-02-02 17:40:54 | Weblog
オールセラミックの意義(本質)

歯が痛くて神経を取った経験ってありますか? 神経を取ると、痛みは無くなりますが、そのままにしておくと、色は黒ずんできて根の先に膿が溜まってきます。歯肉にイボのような膨らみが出来て、中では骨を溶かしているのです。
* 写真でみると、歯が黒ずんで、根の先にぷっくらしたところがあるでしょ。
* 歯と歯肉の境目も炎症を起こして、すこし腫れています

そんな時は、もう一度、神経の治療を行って、根の中にきちんとお薬を入れることで、根の先の膿や溶けた骨を再生させることができます。
* 歯ブラシも凄く大切です。これくらいの歯肉の腫れは、1週間程度で綺麗に治ります

膿も無くなり、痛みや違和感がなくなり、歯肉も綺麗になってから、オールセラミックで被せて治すのです。オールセラミックとは、オール(全部)セラミック(せともの)と言う意味で、言葉の通り、‘全部せともの’という事です。ですから、噛み合わせに力が強く加わる所や神経の残して治療する場合には、より丁寧な治療が必要です。
なぜかって、オールセラミックでは、歯を削る量が多いことが多いので、神経が過敏になったり、オールセラミックが薄いと割れる事もあるのです。


ですから、オールセラミックで治療する時には、治療の‘質’に目を向けてください。


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