GO!GO!鉄腕筏虫。。。釣りとバイクのブログ

チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

12月18日の釣行をふりかえって

2007-12-19 21:49:45 | インポート

チヌ釣り

もっと鮮やかな虹だったんですが、写真ではイマイチでした。

今回の振り返っては、いつもと趣向を変えて、この釣行でも使い、今年多様したロッドアクション(ホントはラインアクションと呼びたいんですが・・・)の事をクローズアップした「釣行をふりかえって」にしたいと思います。その理由は、自身の記録用としてですが、もし参考にされる場合は自己責任で・・・。少し大げさですね(笑)

2007年の納竿釣行に、いつもの吉田筏へ行きました。

3時頃までは、魚の気配がありませんでした。

この前も3時頃から釣れ出した日があったのですが、その時と違い今回はサシ餌もほとんど無傷で残っている事が多かったため、あきらめムードに支配され、かなり凹んで釣りをしていました。

その時、少し離れた場所で、大きめの魚が2回海面を跳ねました。

子供の頃のへらぶな釣りの記憶、バス釣りの記憶、筏釣りの記憶を回想し・・・海面を魚が跳ねるのは、活性が上がった証拠!(自分の経験からくる、ただの勘)と、ポジティブにとらえる事にしました。

まずは、ゼロダンゴシラサを投入後、竿を手持ちにし穂先に集中しました。

非力な魚が、ダンゴをつついています。

ダンゴが割れましたら、ゆっくりと穂先を海面付近まで下げ、しばらくラインが馴染むのを待ちますが、アタリはありません。

そこから、竿一本分何度かに分けてラインを出していきますが、それでもアタリはありません。

食欲不振であれば、ここから先は、高活性時に魚の本能を刺激する、攻撃を加えていきます。

アクションの基本は、GO&STOPです。

スーと穂先を50センチくらい上げ、数秒アタリを待ちます。

コレを2回行います。(2回なので合計およそ1メートル)

先に竿1本分(1.5メートル)ラインを出していますので、潮の流れがある場合には、ラインの弛みも多くなると予測できますので、この時点でサシ餌はトントンに近い状態になるハズです。

今度は海面付近まで穂先を下げていきますが、同時にリールでラインがたるむ分を巻き取り、数秒アタリを待ちます。

アタリがなければもう一度、50センチ弱穂先を上げて数秒待ちます。

潮の流れが無い場合には、この時点で、先に放出したライン相当の計1.5メートルサシ餌を引っ張ったことになり、サシ餌は大体トントンに近い位置になります。

今度は、腕をいっぱい伸ばし、1ヒロくらいサシエを上げて数秒待ち、アタリがなければ、ゆっくり海面付近まで穂先を下げていき、海面付近で一度穂先を止めあたりを待ちます。

またラインを数回に分け約竿1本分出し、ラインが落ち着いたら・・・後は繰り返していきます。

外観は、バス釣りに比べ、竿を持った腕を目の前でただ上下するだけの、シンプルな動きです。

でも実際は、サシ餌が着低後ラインを出し、潮の流れでラインをハワセていく行動が加わりますので、実際のサシ餌の動きは、潮方向へ底を横滑りする動きと、ラインの巻き取り以降は底をきってサシ餌が浮き上がる動きの、異なった2通りのアクションになります。

経験上、ダンゴが割れてすぐ穂先を下げてから数秒待っている時に高確率でアタリがきます。Aパターン

次にラインを放出後、1回目の穂先を上げている最中(サシ餌は底を50センチくらい横移動している最中)にアタリが多いようです。Bパターン

パターンAの場合は、穂先を止めてラインが馴染みを待っている最中に、前アタリなしで穂先がもたれる様にしなるアタリが多く、パターンBの場合は手にプルプルした感触のアタリが多いです。(大型の場合はあまり釣っていませんので、違うかも知れませんが・・・)

竿を腕いっぱい上げて一度サシ餌を上げるのは、実はこのアタリの多いパターンA&Bを繰り返し行うために必要な動作の一環です。

私が滅多に、竿を左右に動かさないのは、穂先を上から見るのが見難い事と、サシ餌のある状況(位置)が、イメージし難くなるためです。

バス釣りの場合、私はワームとポッパーが好きなのですが、ポッパーはもちろんワームの場合も、ワームの動きや泳がせているタナ等をイメージしながらロッドを操作するから面白いし、それが釣果を左右する訳です。

今回は、1回目の腕を伸ばしている途中にに、アタリがきて釣れました。

これは、サシ餌が1m~1ヒロ弱上がっている途中に食ってきたことになりますので、高活性時の反射食いの感じを受けました。

こうなると、ボラが不在でダンゴを割らないのなら、早めに手ででサシ餌を引き抜いた方が得策と判断し、ダンゴを超柔らかめにし、打ち返していきました。

簡単な・・・単純な事ですが、1ヶ月前の私にはこのような考えはありませんでした。笑

4匹目の広角以外は、先ほど記した一連のラインアクションの途中で釣れました。

広角は、ボケ+3Bオモリだったのですが、着低後しばらく待ってから、竿を立てながらヅルヅル引きずっている最中にアタリました。

今回は、細かい動作の説明が中心の「釣行をふりかえって」になりました。

このまま続けると、今年の総括になってしまいそうなので、今日はこのへんで・・・。