GO!GO!鉄腕筏虫。。。釣りとバイクのブログ

チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

ウッドグリップも・・・。

2015-09-11 17:36:27 | 道具・筏

何年か前に作った竿ですが、この竿も濡れた手で触ると結構滑っていました。

なかなかイイ解決策を思いつきませんでしたので、時間にまかせて思いつくまで放っていました。

竹のグリップのタコ糸がなかなかイイ塩梅なので、この竿にも滑り止めを加えてみました。

先の5本の製作で、効果的な滑り止めの位置もダンダン解ってきましたので、見た目を損なわないように最小限にタコ糸を巻いています。

デザイン的にも、けっこう気に入っています。

釣具店で売っていたタコ糸は、ヨリ方の違いなのか柔らかい上に毛羽立つ感じで扱いにくいので、チャーシューを作る時用のタコ糸を使っています。


竿の試し釣り

2015-09-10 20:33:45 | 道具・筏

自作竿「Monza」です。

竹グリップにしてからは、手がツルツル滑って試し釣りもままならない感じでしたが、グリップにタコ糸を巻いて復活しました。

この竿には、とりあえずって感じのカーボン穂先がつきます。

カーボン穂先の功績が大だと思うのですが、チヌを掛けてから取り込むまでの竿のシナリが何とも絶妙な感じでした。

シルキータッチといえば大げさですが、竿全体が上手く力を吸収していました。

グラスのチューブラーは15ミリのモノを使っていますので、予定ではもっと硬くなるはずでした。

穂先のカーボンソリッドがイイ仕事をしているとしか思えませんが、ホントのトコは、まだ解りません。

狙い通りではありませんが硬い竿は他にも沢山ありますので、今回は結果オーライというコトにしておきます。

それにしても釈然としない、何とも摩訶不思議な竿です。

筏下に入った時には、フロートをかわせる間を作れるように、リールシートのかなり上までカーボンのパイプで補強をしています。


押し麦考

2015-09-10 10:10:00 | どうでもいい話

久々に、「どうでもいい話」を書かせていただきます。

本項では、筆者が数が釣れるように考えているコトを紹介させていただこうと思います。

話は何年か前に逆のぼります。

畔蛸に釣行した時のコトです。

その時は、「何だかパッとしない日だな~」なんて思いながら釣りをしていました。

渡船屋さんが、昼の見回りに来てくれはった時に、「このダンゴ使うか?」と言って、紀州マッハ攻め深場の袋を指さしました。

「わぁ~~、、いただきます!!いいんですか?」と言って、口の開いた袋をいただきましたが、中には「まんま米糠っぽいモノ」が入っていました。

話をお聞きしたら、お客さんが余った自作のダンゴを置いていったモノみたいです。

「きな粉」のような甘い和菓子の香りがとても強く、「いったい何を入れたらこのような匂いになるんだろう??」と思いました。

特筆すべきは、中に混ざっている押し麦の量がハンパありません。

驚くほどの凄い密度で、白い押し麦が入っていました。

市販のダンゴは日持ちしそうなので、いただいたダンゴから先に使うコトにしました。

しばらくすると1枚釣れました、、が!!

その後には、確変が延々と続きます。

次々と釣れてくるチヌがタモの中で、押し麦を吐き出していきます。

集魚力もサルコトながら、回遊してきた群れの定着具合には驚嘆しました。

この日以来、数を期待できる時期には、押し麦を多めに入れるようにしています。

「チヌにコレだ(集魚剤)」を持っている時は、ダンゴの上に入れた押し麦に海水で溶いたチヌコレをかけてからダンゴ全体を混ぜるようにしています。

「数が釣れるように”考えているコト”」というコトで書き出しましたので、具体的な方法はコレくらいにして、考えているコトを紹介します。

「押し麦を多め」についてなのですが、「ダンゴ桶の中で」「ダンゴの量に対して」、、「多め」と、考える方が心地よく修まりやすいのですが、筆者は別の見方をしています。

別の見方といっても、山を右から登るか左から登るかだけのコトですので、大して差はありませんが・・・。

ダンゴ桶に押し麦を入れる際に、まずは釣り座下の海底をイメージします。

潮流などによる着底するダンゴの左右のブレと風で筏が前後に動く距離を(テキトーに)頭の中でイメージする訳です。

「左右のブレが2メートル×筏の動き距離が5メートル=ダンゴ成分が散らばる面積は10平方メートルか~」という感じです。

押し麦を入れる時に、「10平方メートルの罠を仕掛けるのに、この量でカバーできるん?」と自問自答すると、ついつい押し麦を入れ過ぎてしまいます。

以前の畔蛸の経験以降、押し麦のパワーを実感していますので、こんな感じになれる訳です。

こんなコトを考えていると、だんだん全身が狩猟民族化してきて、野生の感性も呼び起こされるかも知れません。。笑

つい最近、誰かさんの座右の銘は「釣りは感性・・・」と、本に書かれていました。

最近毛深くなってきた自分の腕を眺めながら、、筆者も共感いたします。

先日試し釣りした、もー1本の竿です。

この竿については、また後日。


良好

2015-09-09 08:58:00 | 釣行記

自作竿「アルトX」です。

アルトは元々硬さの異なる「R」「S」「X」の3本のシリーズでしたが、「S」は知人に差し上げました。

写真の竿は、最初思い描いていた通りに一応はできたのですが、ハリがありすぎて硬く、何となく持てあましていました。

竿全体が硬い割にグリップを細く削りすぎて、イマイチしっくりこなかったのも出番の少ない要因でした。

少し前にグリップからケツまでを大幅に変更し、更に滑り止めにタコ糸を巻いたモノを、昨日はみっちり試し釣りをしてきました。

筆者の手に合うようにグリップの形を整えていますので、リールの操作感はバッチリでした。

特に、今回採用した竹のグリップが、竿のガッチリしたハリとの相性がとても良く、ちょっと驚きました。

先週、試し釣りした「ジャッカルイージー(自作竿の名前)」は、趣という点以外は、別に竹のグリップでなくても良いような印象でしたが、この竿に関しましては竹のグリップでないと、この安定した使用感は出せない印象を強く受けました。

昨日は良型(後の計測で48cm)を掛けましたが、左前方にロープがありました。

チヌが左に向きを変えたタイミングで、スプールからラインを1~2メートル出して、試しにロープの方に突進させてみました。

「この竿は、こーゆー風に使うんだよね~~♪」と製作者ならではのセリフを呟きながら、ロープの手前でスプールを人差し指で強く押さえてブレーキを掛けました。

筆者の竿は水を得たサカナのように竿全体が大きくシナリ、水の中のサカナは行き場を失ったかのように左から釣り座の前方に扇状に進路をかえるという、、何ともヤヤコシイ感じになっています。

イッキにリールのハンドルを巻き、5mくらい前に浮くチヌを確認しました。

※筆者のリールは3号ラインが巻かれたイッキに浮かせるゴリ巻き仕様です。

このようなコトも試したくなるような安定感のある竿に仕上がってしまいました。

先日、ご一緒いただいた釣友さんのコメントを拝借しますと「(僕の場合は)竿を自作しないと、かかり釣りの楽しみは半減ですわ」とのコトでしたが、筆者も丸々同感でした。

いつも失敗ばかりですが、た~んまに、こーゆーコトもあるので、趣味の竿作りは、、やっぱオモシロイのです。