GO!GO!鉄腕筏虫。。。釣りとバイクのブログ

チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

前頁の補足 『寄せる』について

2014-09-25 03:00:11 | どうでもいい話
「どのような釣り方か詳しく書いて・・・」というご要望をいただきましたので、前頁では最近釣果の出た釣り方を書かせていただきました。

昨日は、「私が上手?はぁ??」と船頭さんに応えましたら「寄せるのが上手みたいですね」と指摘をいただきました。

そ~いえば以前、30数年来の友人にも「君は寄せるが上手いよな~」と言われた事があります。

かかり釣りで『寄せる』と聞きますと、ダンゴや集魚材でチヌを寄せるというイメージ一色に傾きがちです。

筆者は、他人より1匹でも多く釣ろうという気持ちが元々ございませんので、この事は「寄せる」に対する姿勢にも反映されます。

かかり釣りでは、日々釣り客が撒く餌により、チヌが飼いつけされています。

チヌ達は、エサを求めて(か?)お決まりのコース(たぶん・・・)を回遊してきます。

人気のある釣り場では、すでに「寄ってくる」仕組みは出来ています。

趣味として楽しませてもらえるだけの数の魚が寄ってくれればOKですので、筆者は集魚に関しては無頓着です。

限られた小遣いの中で、少しでも沢山釣りに行きたいので、出来るだけエサ代に費用はかけません。

昨日のエサ代は700円でしたし、三重県に行く場合はダンゴとサナギミンチやオキアミを買いますので3,000円でおつりがくるくらいになります。

以前は、米屋さんから分けていただいた米糠を使っていましたが、脱脂されていない米糠は海底でヘドロ化すると教えてもらってからは市販のダンゴを購入するようにしています。

大変、、小っ恥ずかしいのですが、筆者の「寄せる」についての思考について再度書かせていただきます。

以前にもチョイチョイ書いている内容です。

ルアー釣りでは、擬似餌を動かして釣りを楽しみます。

以前、メガバスさんの動画で「科学のち~か~ら~~」を釣りに導入し、電動リールでルアーを引いてスズキを入れ食いさせる所を見たことがあります。

一定のスピードにのみスズキが狂ったようにルアーを追い、その日の状況によりスズキがルアーを追って咥えたくなるスピードが存在するコトが実証されていました。

何年も前のコトですが、筆者は堤防に座って足元のグレ・フグ・カワハギ等の稚魚に米粒くらいの砂利や貝殻の破片などを落としてみたコトがあります。

15分くらいの間に、何投もしてみました。

凄くスピードが早く落下するものは、一瞬身構えるだけで追おうとはしません。

貝殻などクルクルまわって超ゆっくり落ちるものは、少しだけ寄ってこようとしますが、すぐに見切りをつけてしまうようで、すぐに追うのをやめてしまいます。

彼らにとって、落下物のすぐ近くまで寄り、着いて行ってしまう速度があるコトが解りました。

このような経験から、筆者はチヌが居る場所(釣り座付近の)からサシ餌までの間を「寄せる」コトだけを考えています。

ほとんど流れが無く、水深7~8メートルの釣り場では、筆者の使用しているタックル(スプールがよく回るリール・3号ライン・4~6号の針・ガイドが多数の竿・最小2mmのガイド径)を水平よりやや穂先を下げた状態でサシ餌がサナギの場合には、1.5g~1.8g程度のオモリが好結果でした。

「サシ餌が落ちていく回数と釣果は比例する!!」という、かなり偏った信念で釣りをしております。

「アワセル回数と釣果は比例する」みたいな単純な数の論理ではなく、チヌが興味を示す速度でサシ餌が落ちる事で一層刺激し好結果につながるという考え方なのでした。

こうやって、あらたまって書くと、、、「やっぱ、小っ恥ずかしい~~」

9月24日 舞鶴吉田のたかし丸さんへ釣行

2014-09-24 21:27:12 | 釣果・筏
今週も、またまた「たかし丸」さんへ行ってきました。

釣り客は筆者一人だけでした。

当ブログをご覧いただいている方から船頭さんを通して依頼がございました。

「釣り方をもっと詳しく書いて・・・」とのコトでした。

計測していませんが、本日は35cmくらいのしか釣れませんでしたので、参考にならないと思います。





『先週の火曜日にイガイで釣れてしまった時には』

・ライン シーガーフロロリミテッド10ポンド(2回ラインブレイクでバラシました)
・オモリ タングステン中通し0.9g(ゴム付ガン玉はアワセタ時に飛ぶので・・・。上下には浮子止めゴムを着けオモリは可動式)
・針 カツイチ丸貝落とし込み用6号(4~5号はサナギで使用中にチモトの所の平たい頭が2度折れました)

イガイから針先を少しだして、スプールを回転させながら落下させていきました。(落下中に咥えたら即アワセをする為)

チヌが居る時は、着底前からイガイに当たってきました。
アタリがあって穂先を押さえ込まない時は、根に引っかかっている場合が多く、根からイガイを外すと直ぐに押さえ込んできました。

何度か、ばらしました。
吉田では、ばらした時には大抵絶望的な雰囲気になります。
当日は活性が高かった為か、ばらした後にヤケクソでチョイ投げして、少しずつ時間をかけて足元まで引いてきたら速攻で1匹釣れました。
筏に潜られイガイでばらした後の二投目をサナギに変えて落とし込んだら速攻アタリがありましたが、連続で筏に潜らればらして目の前が真っ暗になりました。

以上、イガイでの釣り方でした。


『普段よくするサナギの落とし込みでの釣り方』

・ライン シーガーフロロハード又はフロロリミテッド12ポンド
・オモリ タングステン中通しオモリ1.8g
・針 カツイチ丸貝落とし込み用4~5号

手でラインを回収して落とす場合とスプールの回転で落とす場合の2パターン。

筆者が一番好きな釣り方がサナギの落とし込みです。
着底後には、頻繁に穂先を上げてからまた落とすを繰り返します。

以上、サナギでの釣り方でした。

2~3度行ったことのある場所ではチョコット釣れたりしておりますが、釣りトモさん達はよくご存じなのですが、筆者の技量は並です。
大抵の場合、一緒に行った釣りトモさんより貧果です。
平日の釣行なので会社員の方々より有利な事と、船頭さんに釣れそうな時間帯を聞いておいて、その時間帯に「その釣り場での一番自信のある釣り方」でチヌを待ち構えているだけなのでした。

たかし丸さんにもお伝えしましたが、特にマル秘テクがある訳でもなく、なんともお恥ずかしい次第です。

竿のチューニング

2014-09-20 17:22:22 | 道具・筏


先週の火曜日に、舞鶴吉田に釣行して49センチ頭に8枚釣れました。

その際に写真の自作竿「甲部3」を使いましたが、竿の尻手が短くてまたまた腱鞘炎が再発しそうでしたので、竿の尻手を延長しました。

ついでにグリップの形状も修正しました。

この竿は16ミリの硬調グラスを使用していますので、けっこう硬めの竿です。

チヌの引きを竿が吸収する度合いが少ない為に、今まで筆者が作ってきた竿に比べて、実際のチヌのサイズよりも、やり取りの最中は大きく感じます。

この硬さが、けっこう「やり取り」をハードなものにして面白くします。

今まで胴調子の良く曲がる竿ばかり作っていて、硬い竿に偏見めいた印象をもっていましたが、考えが変わりました。

9.10 舞鶴吉田「たかし丸」さん釣行

2014-09-11 20:09:33 | 釣果・筏

たかし丸さんへ予約を入れた後から知ったのですが、前日56cmを頭に年無しが3枚上がったそうで、やる気満開での釣行です。

 

たかし丸さんのブログによると、、餌は「イガイ」

 

「今のトコロ、明日は予約は入ってないですから~♪」というコトでしたが、渡船屋さんに着くと車がイッパイですやん。。笑

 

年無しバブルで賑わうなか、初めてお会いした「イガイマニア」の人と一緒に船に乗り、別々の筏へ渡してもらいました。

 

一投目は当然イガイです。

 

ニ投目で、穂先がゴンゴン揺れてググググ~~~ンと入りました!!

 

「もらった!」と思ったら、軽いし・・・?引かないし・・・・??

 

おっきなカニが両手を広げて怒りながら上がってきました。

 

「それにしても、めっちゃ怒ってるし・・・」

 

両手を広げてコッチを見ています。

 

・・・・。

 

「あぁ~~~~~」

 

・・・・。

 

9時頃にイガイを落としている最中にコツコツとアタッテきました。

 

針先をチョコットしか出してなかったので筆者は海底まで落としたかったのですが、咥えられてラインが横に走り出しました。

 

竿先を限界まで伸ばしてから真横にアワセましたが、グンとした手応えの後スッポ抜けです。

 

「ダ~カ~ラ~~、底まで落としたかったのに・・・」

 

・・・・。

 

「あぁ~~~~~」

 

・・・・。

 

グダグダ状態の中、気まぐれで1回だけ落とし込んだサナギで35センチ位のが1枚釣れました。

 

午後からはイガイに見切りをつけ、先週余ったダンゴを使いダンゴ釣りに切り替えます。

 

本日購入したサシ餌は、サナギのみです。

 

この釣り場でのターゲットは、40センチUPの良型のみで、筆者の中ではそれ以外はノーカウントです。

 

本日は、も~ひとつのミッションがあります。

 

対大型捕獲用ロッドの甲部シリーズに第3の竿が完成しましたので、この竿の試釣りも行います。

 

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第3の甲部は「SAITOH」と名付けました。

 

片手平突きを得意とした新撰組三番隊組長「斉藤一」さんにあやかって命名した超剛腕ロッドです。

 

重い16ミリの硬調グラスチューブラーを使ったロングボディーなのに手尻が短いので、持ち重りがハンパではありません。

 

お金と時間を割いてジムに行くコトを思えば、楽しい釣りをしながら筋力トレーニングも同時にできる優れものです。

 

是が非でも、、この竿で結果を出したい!

 

午後からは、も~1本持参した甲部2では、35センチくらいのを2枚釣りましたが、「SAITOH」では、無釣果のまま納竿予定の18時が迫っています。

 

手早く片づけを済ませ、17時30分からはイガイの落とし込みで頑張りますが、、ラチがあきません。

 

「甲部3黒星スタート」

 

縁起でもない言葉が頭の中をよぎります。

 

「ん~~~アカン、、1回サナギで」

 

ラスト10分です。

 

サナギの着底後、しばらく待ちます。

 

2~3分を経過しても、穂先はピクリともしま・・・、、、ズコーーーーン!!

 

穂先が海中に舞い込んで竿ごと持っていかれそうな強烈なアタリです。

 

「チヌ・即・斬」に賭けてバラス訳にはいきません。

 

そこは超剛腕ロッドの強みで、チヌを前方に走らせてから、浮いてきたチヌをゆっくりタモですくいました。

 

ラスト5分で、甲部3「SAITOU」はデビューWINを飾るコトができました。

 

メデタシ、、メデタシでした。

 

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