もっと鮮やかな虹だったんですが、写真ではイマイチでした。
今回の振り返っては、いつもと趣向を変えて、この釣行でも使い、今年多様したロッドアクション(ホントはラインアクションと呼びたいんですが・・・)の事をクローズアップした「釣行をふりかえって」にしたいと思います。その理由は、自身の記録用としてですが、もし参考にされる場合は自己責任で・・・。少し大げさですね(笑)
2007年の納竿釣行に、いつもの吉田筏へ行きました。
3時頃までは、魚の気配がありませんでした。
この前も3時頃から釣れ出した日があったのですが、その時と違い今回はサシ餌もほとんど無傷で残っている事が多かったため、あきらめムードに支配され、かなり凹んで釣りをしていました。
その時、少し離れた場所で、大きめの魚が2回海面を跳ねました。
子供の頃のへらぶな釣りの記憶、バス釣りの記憶、筏釣りの記憶を回想し・・・海面を魚が跳ねるのは、活性が上がった証拠!(自分の経験からくる、ただの勘)と、ポジティブにとらえる事にしました。
まずは、ゼロダンゴシラサを投入後、竿を手持ちにし穂先に集中しました。
非力な魚が、ダンゴをつついています。
ダンゴが割れましたら、ゆっくりと穂先を海面付近まで下げ、しばらくラインが馴染むのを待ちますが、アタリはありません。
そこから、竿一本分何度かに分けてラインを出していきますが、それでもアタリはありません。
食欲不振であれば、ここから先は、高活性時に魚の本能を刺激する、攻撃を加えていきます。
アクションの基本は、GO&STOPです。
スーと穂先を50センチくらい上げ、数秒アタリを待ちます。
コレを2回行います。(2回なので合計およそ1メートル)
先に竿1本分(1.5メートル)ラインを出していますので、潮の流れがある場合には、ラインの弛みも多くなると予測できますので、この時点でサシ餌はトントンに近い状態になるハズです。
今度は海面付近まで穂先を下げていきますが、同時にリールでラインがたるむ分を巻き取り、数秒アタリを待ちます。
アタリがなければもう一度、50センチ弱穂先を上げて数秒待ちます。
潮の流れが無い場合には、この時点で、先に放出したライン相当の計1.5メートルサシ餌を引っ張ったことになり、サシ餌は大体トントンに近い位置になります。
今度は、腕をいっぱい伸ばし、1ヒロくらいサシエを上げて数秒待ち、アタリがなければ、ゆっくり海面付近まで穂先を下げていき、海面付近で一度穂先を止めあたりを待ちます。
またラインを数回に分け約竿1本分出し、ラインが落ち着いたら・・・後は繰り返していきます。
外観は、バス釣りに比べ、竿を持った腕を目の前でただ上下するだけの、シンプルな動きです。
でも実際は、サシ餌が着低後ラインを出し、潮の流れでラインをハワセていく行動が加わりますので、実際のサシ餌の動きは、潮方向へ底を横滑りする動きと、ラインの巻き取り以降は底をきってサシ餌が浮き上がる動きの、異なった2通りのアクションになります。
経験上、ダンゴが割れてすぐ穂先を下げてから数秒待っている時に高確率でアタリがきます。Aパターン
次にラインを放出後、1回目の穂先を上げている最中(サシ餌は底を50センチくらい横移動している最中)にアタリが多いようです。Bパターン
パターンAの場合は、穂先を止めてラインが馴染みを待っている最中に、前アタリなしで穂先がもたれる様にしなるアタリが多く、パターンBの場合は手にプルプルした感触のアタリが多いです。(大型の場合はあまり釣っていませんので、違うかも知れませんが・・・)
竿を腕いっぱい上げて一度サシ餌を上げるのは、実はこのアタリの多いパターンA&Bを繰り返し行うために必要な動作の一環です。
私が滅多に、竿を左右に動かさないのは、穂先を上から見るのが見難い事と、サシ餌のある状況(位置)が、イメージし難くなるためです。
バス釣りの場合、私はワームとポッパーが好きなのですが、ポッパーはもちろんワームの場合も、ワームの動きや泳がせているタナ等をイメージしながらロッドを操作するから面白いし、それが釣果を左右する訳です。
今回は、1回目の腕を伸ばしている途中にに、アタリがきて釣れました。
これは、サシ餌が1m~1ヒロ弱上がっている途中に食ってきたことになりますので、高活性時の反射食いの感じを受けました。
こうなると、ボラが不在でダンゴを割らないのなら、早めに手ででサシ餌を引き抜いた方が得策と判断し、ダンゴを超柔らかめにし、打ち返していきました。
簡単な・・・単純な事ですが、1ヶ月前の私にはこのような考えはありませんでした。笑
4匹目の広角以外は、先ほど記した一連のラインアクションの途中で釣れました。
広角は、ボケ+3Bオモリだったのですが、着低後しばらく待ってから、竿を立てながらヅルヅル引きずっている最中にアタリました。
今回は、細かい動作の説明が中心の「釣行をふりかえって」になりました。
このまま続けると、今年の総括になってしまいそうなので、今日はこのへんで・・・。
私も海中を想像してアタリを導き出した時は、ヨッシャーって感じになります。
やりかけた頃は、適度にラインを張ってアタリを取ると覚えたので、緩める釣りは、正直どうも苦手です。
最近はいろんな名手のまねして、張って釣れない時に限って、緩めて、なじませてってやってます。ぼちぼちと緩めて、なじませてって感覚が、想像できるようになってきたかな、これから大変な事に・・・なりませんね。(^_^)v
ebaさんには、釈迦に説教みたいになってしまいますが、ラインを出す作業は、私の釣り方では必須です。
私の場合、穂先はバス釣りのクセで、出来るだけ目の高さに近い場所で見ていたいのです。
潮流に流されるサシ餌は、穂先を中心にした円運動で、竿でついていかない限り、すぐに海底から上がってしまいます。
チヌが食いだす時は、残念ながら潮がよく動いています。
竿でついていくとしても、私のような経験浅では、底潮の速度が全く判らず至難の業ですが、ラインを出した場合には、潮流の抵抗を受けたラインにサシ餌が引っ張られながら、調整不要のオートマチックでサシ餌は底を横滑りしていきます。
穂先(中心点)は、常に目の前に置いておきたいので、ラインを出し、竿でついて行く代わりをして、サシ餌を食べに来るチヌの有効域にある時間を稼いでいるだけの単純な理由からです。
ローテンションにして、チヌが餌を食べる抵抗を軽減、云々などの説は、私の場合、関心がありません。
それと、オモリもオモリ自体の表面積が増える分、潮流の抵抗がその分増すと考えていますので、現時点では私のイメージできないサシ餌の動きになってしまいそうなのと、穂先の感度が下がるので、あんまり使っていないんです。
僕も昨日行って来ました。
釣果は小チヌ1匹(涙)
カキも使いましたがまだカキにチヌが慣れていないのか不発でした。
同行した釣友はいずれも遠投で37センチと小チヌ1匹。
僕の1匹も含めてサシエは全てボケです。
最近は大型に的を絞って吉田へ頻繁に行ってますが、なかなか報われません。
年明けには本格的に大型が動き出すと思いますので、がんばって通いたいと思います。
よかったらまたお誘いくださいね。
良いお年を!
18日は、雨と風の予報でしたので、こんな天気にお伝えするのも・・と思い、あえてニシダさんのブログに、釣行予定を書き込みさせていただきませんでした。
案の定、昼過ぎごろまで、雨・風で釣り難かったです。
来年は、是非連絡させていただきます。
宜しくお願いします。
ニシダさんも良いお年を&次回のゼウスカップ頑張ってください。