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本や映画や海外ドラマの好きな私。その感想などを中心に書いてゆくつもりです。
子供に読んであげた絵本も紹介してゆきます。

覇王の番人(上)

2009-02-11 13:51:48 | 
★覇王の番人(上)☆  真保 裕一

 明智光秀は美濃の齋藤道三に仕えていたが、家督相続のため家に戻る。
だが、明智の城も落ち、流浪の士となっていたが、
越前で薄禄ながらも朝倉家に仕える身となる。
そこに京を追われた将軍家の足利義秋が、身を寄せる。
その幕臣の一人である細川藤孝の影響もあり、
勢力を増してきた織田信長と手を組み、上洛を目指す。
織田信長にほれ込んだ光秀は、幕臣の一員でもありながら、
信長の天下統一のため、労を惜しまず、
数々の戦を指揮するが・・・

真保さん、初の時代物ですね。
明智光秀、というと世紀の逆臣、というイメージだったのですが、
この本を読んでいくと、その印象が変わっていきます。
あれだけ献身的だった光秀がなぜに信長に叛心したのか・・・?
上巻ではそこまでは書かれていません。
下巻が楽しみですね。

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