父親たちの星条旗

★父親達の星条旗☆　　ライアン・フィリップ　　ジェシー・ブラッドフォード

　硫黄島への上陸作戦を遂行していたアメリカ軍。
だが、日本軍の抵抗は激しく、なかなか島を陥とせずにいた。
アメリカの財政も破産寸前。
そんな時、６人の兵士による星条旗を打ち立てた写真が、
アメリカ中に歓喜の渦を巻き起こす。
そして、存命していた３人が、戦費捻出のため、
英雄として祭り上げられるが、
３人は事実と写真の実態が違うことに苦悩する。

時系列でちょっとわかりづらい部分もありますが、
面白かったです。
英雄でもなんでもないのに、祭り上げられる。
その実態を知る３人は生き地獄、でしょうね・・・

記憶の棘

★記憶の棘☆　　ニコール・キッドマン　　キャメロン・ブライト

　１０年前に夫を亡くし、傷心の果て、やっと再婚を決めたアナ（ニコール）。
そんな彼女の前に、ショーン（キャメロン）という１０歳の少年が、
亡き夫ショーンの生まれ変わりだ、と言って、現れる。
はじめは相手にしないアナだったが、二人しか知らない秘密を知る
ショーンに、アナは次第に心惹かれてゆくが・・・

アナを見つめるショーンの目、が良かったですね。
愛おしさが出てました。
あの結末は、良しとするか、悪しとするか、微妙なところです。
プリズン・ブレイクのアブルッチ役の方が出ていて、
ちょっと懐かしかったです。

クリミナル・マインド２ ＦＢＩ行動分析課 ＃１７

★クリミナル・マインド２　＃１７　救難信号☆

　テキサス州ヒューストンの再開発地区。
もともと治安の悪い地域だが、立て続けに連続した３件の殺人が起きた。
被害者に共通点は見られない。
だが、首の骨を折られる、という手口だった。
しかし、それだけでは犯人のプロファイリングができない。
やがて、その犯人による殺人未遂事件が起きる。
目撃者の少女の話から、ギデオンたちは、犯人は自己防衛の
ために殺しているらしいことがわかる。
そして、犯人はソマリアからの帰還兵で、ＰＴＳＤに悩まされていることがわかるが・・・

ＰＴＳＤ。最近よく聞く言葉です。
それに悩まさされた末の犯行。
それにしても銃社会のアメリカ。
できれば射殺、という手段はとってほしくなかったな。

トゥー・フォー・ザ・マネー

★トゥーフォー・ザ・マネー☆　　アル・パチーノ　　マシュー・マコノヒー

　将来有望だったアメフトの選手ブランドン（マシュー）は、怪我が原因で、
選手生命を絶たれてしまう。
そんな彼はフットボールの勝敗予想に類まれな才能を発揮する。
それに目をつけたＮＹの大手スポーツ情報会社の社長ウォルター（アル）が、
ブランドンをスカウト。
そして、ブランドンはますますその才能を花開かせてゆくが・・・

アメリカってスポーツ賭博、オッケーなんでしたっけ？
私は地道に生きよう・・・