★楽園(上)☆ 宮部 みゆき
あの連続誘拐殺人事件から9年後・・・
前畑滋子は事件の傷は完全に癒えぬまま、ライターの仕事を再び始めていた。
ある小さな会社に勤める彼女の元に、萩谷敏子という中年の女性が現れる。
彼女は12歳だった息子を事故で亡くしていた。
そんな息子が書き残した絵がある。その絵が特殊だった。
ある事件ー火災が原因で焼けた家の跡地から、少女の遺体を発見。
両親は当時素行不良だった長女を殺し、家の下に埋めていた。
だが、事件は時効が成立しており、両親は起訴されなかった。
を現していたのだ。それも、その息子、等が、事故後に明らかになった事件であるのに・・・
さらに、等は、滋子が関係した事件の公には公表されていない事柄を描いた
事件の現場である山荘の絵も書き残していた。
等は異能力者なのか・・・?
滋子は科学的な立証ができるかどうか、調べ始める。
そして、等の環境、両親の殺された少女のことなどを知るため、
関係者と会い、話をする。
その中には少女の妹もおり、会うのは難しいかと思われたが、
彼女のほうがより積極的に接触してきた。
そして、滋子に言うのだった。
なぜ、両親は姉を殺したのか・・・?その真実を突き止めてくれ、と・・・。
宮部さん作の「模倣犯」に登場した前畑滋子さんがベースとなったお話。
模倣犯のような派手(と言ってよいのか・・?)さはありませんが、
ぐいぐい引き込まれます。
次第に明らかになる真実。
どういう結末を迎えるのか?下巻でのお楽しみ。
上巻では断章として、ある事件を匂わせた章が出てきます。
これがどう本編に絡むのか、それも読みどころです。
あの連続誘拐殺人事件から9年後・・・
前畑滋子は事件の傷は完全に癒えぬまま、ライターの仕事を再び始めていた。
ある小さな会社に勤める彼女の元に、萩谷敏子という中年の女性が現れる。
彼女は12歳だった息子を事故で亡くしていた。
そんな息子が書き残した絵がある。その絵が特殊だった。
ある事件ー火災が原因で焼けた家の跡地から、少女の遺体を発見。
両親は当時素行不良だった長女を殺し、家の下に埋めていた。
だが、事件は時効が成立しており、両親は起訴されなかった。
を現していたのだ。それも、その息子、等が、事故後に明らかになった事件であるのに・・・
さらに、等は、滋子が関係した事件の公には公表されていない事柄を描いた
事件の現場である山荘の絵も書き残していた。
等は異能力者なのか・・・?
滋子は科学的な立証ができるかどうか、調べ始める。
そして、等の環境、両親の殺された少女のことなどを知るため、
関係者と会い、話をする。
その中には少女の妹もおり、会うのは難しいかと思われたが、
彼女のほうがより積極的に接触してきた。
そして、滋子に言うのだった。
なぜ、両親は姉を殺したのか・・・?その真実を突き止めてくれ、と・・・。
宮部さん作の「模倣犯」に登場した前畑滋子さんがベースとなったお話。
模倣犯のような派手(と言ってよいのか・・?)さはありませんが、
ぐいぐい引き込まれます。
次第に明らかになる真実。
どういう結末を迎えるのか?下巻でのお楽しみ。
上巻では断章として、ある事件を匂わせた章が出てきます。
これがどう本編に絡むのか、それも読みどころです。