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本と雑貨と手作りのブログ。

「ライオンと魔女」

2006-01-22 | 児童書
3月に公開される映画「ナルニア国物語」(第1章)の原作『ライオンと魔女』。始めの方だけ読んでずっとそのままになっていたので、再び読んでみることに。何で読めなかったのか不思議なくらい、面白かったです☆

C.S.ルイス, 瀬田 貞二, C.S. Lewis / 岩波書店(2000/06)
Amazonランキング:3,447位Amazonおすすめ度:


物語は、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィという4人の兄弟が地方の古い屋敷に疎開してくるところから始まります。そして、そこで見つけた大きな衣装だんすから、ナルニアという国へやって来ることに。4人は冬がずっと続くナルニアを救うため、森の王であるライオンと一緒に悪い魔女と戦います。

4人の兄弟やアスランというライオン、白い魔女など、どのキャラクターも個性的でとても面白い。特に、アスランが格好良かったです。他に好きなのは、味方になってくれるフォーン(ヤギと人との入りまじった、野山の小さな神)のタムナスさんやビーバーの夫婦。子どもたちを温かく迎えているところに、人の良さ(人ではないけど)が溢れています。

また、作品に出てくる食べ物がとても魅力的。タムナスさんやビーバーが作ってくれた料理、白い魔女が出した魔法のプリンなど、どれも美味しそうで、子どもたちがとてもうらやましくなりました~。

映画の方もすごくよさそうですねっ。予告編を何度か見ましたが、ナルニアの美しい自然にとても魅せられました。公開が楽しみです!