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見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

蜘蛛の巣で知る、光陰矢の如し

2021-04-08 22:06:25 | カムの宿

えっ!一気に!?
今朝、窓の外を見てビックリ!今までなかった?はずなのに、一夜城のように庭木に蜘蛛の巣が・・・見事です。
突然出現した、まさにそんな感じで、今年も来るものが来て頑張るものが頑張る!


1時間余りたって同じところを見ると、それほど目立たない。
そうか、朝の霧でよくわかったのか~!
でも、ここ数日で瞬く間に蜘蛛の巣が広がったとの証言(1)も。

はてさて、一晩でこの巣を復旧させる働き者の蜘蛛さんたちですから、一日、二日でも可能だと思いますが、でも一体いつの間に、、、

暦はいつの間にか4月、しかも月の1/3が過ぎようとする8日ですね。
いつの間にか!と気付いた蜘蛛の巣で、光陰矢の如しで過行く日々を改めて。

考えて見れば、あっという間の人生、悔いなく楽しみたいものだと。

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八雲の絶景と富士山噴火

2021-04-04 20:08:16 | 持続可能社会

近い将来、家を使ってくれたり、農地を使ってくれる人がいないかなあとの話をいただき、Iターン中の農業女子に声をかけて八雲のお宅を見に行ってきました。
ここって、天国みたいじゃん、まさにそんな感じで、僕が住みたいくらいだと。


お隣?のようなところに見事な枝垂桜が2本、満開で出迎えてくれたのがなんとも印象的でした。


お話をしてくださったのは持ち主の方の従妹さん、農地と家を守っているご当主は矍鑠として、これだけの農地を一人で!まさに百姓、漢の鏡かも。
しかし、ご家族のこともあってこの地を離れる決心をなさったのだとか。
その深い思いが伝わってきて、思わず居住まいを正したくなるような、そんなお屋敷と農地でした。

富士山噴火の猛威
今日の地元紙のサンデープラスという特集面に、いつ起こるとも知れない富士山噴火について「猛威を秘める日本の象徴」との記事が掲載されていました。
そこには、政府の地震調査委員会の予想では、南海トラフを震源としたマグニチュード8~9クラスの巨大地震の発生確率は30年以内に70~80%。噴火と連動するとは限らないが、同時期に起こることも警戒して備えておく必要はあると。
また、張り巡らされた交通網は麻痺し、立ち並ぶ高層ビル群から明かりが消える。頼みのスマートフォンはつながらず、水は飲めなくなり、食料も届かない。都市機能が停止した辺り一面「灰色の世界」に、大量の人々が取り残されるとも。

言われ続けていることですが、日本の中枢機能は、とても脆弱な基盤の上にあります。
南海トラフ地震や富士山噴火もそうですが、気候変動に伴う食糧難など、コロナの比ではないのかもしれません。

山に飲み込まれるのはいつ?
松江市内からわずか20分、であるのに、ご近所でここのご主人が一番の若手だとか。
70代半ば?でも一番の若手。
後継して住む人や農地を守る人が櫛の歯がかけるように消え、やがてこの地域一帯は山に飲み込まれてしまうのでしょうか?

僕は、20年くらい前から、
大挙して都会から田舎に人々が押し寄せてくる時代が必ず来るであろうと思い、今、農地を家を守り伝えることが必要だと思ってきました。
ただ、大型機械が普及している時代だから、荒廃した農地を復元させるのは開墾して農地を作った時代を考えれば容易いことかもですが、、、

さて、国の根幹を支えてきた田舎はいつまで持ちこたえていけるのでしょうか?
このままでいいのか?と思うたびに、私たちは、なんと横柄で房弱無人の社会を作り上げてきたのか、斬鬼の念が込み上げてきます。

コメント (2)
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黄色の絨毯

2021-04-03 22:54:20 | 日記

淀江町にいつもの温泉水を汲みに行く途中、黄色の絨毯が広がっていました。


何かの菜花ですが、作付けした感じではないのにあちこちに。
そう言えば、先年このあたりに蓮華畑があったけど、、、そこも菜の花畑に変わっていました。
田んぼの肥料にと種が蒔かれたのだろうと思いますが、ピンクから黄色に、時代の変遷とともに手法が変わってきたのでしょうか。


そんなことはさておき、黄色の絨毯、本当に得した気分にさせてくれます。
高揚した気分だったから?大山は、今年初めての春の恵みをいくつか振舞ってくれました。
お昼のお蕎麦もいつも通り極旨だったし、ステキなステキな一日でした。

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古典日本髪、堀端でお披露目!

2021-04-02 20:06:56 | 古典日本髪

今日、とても嬉しい電話を頂きました。

美容師さんじゃないのですが、古典日本髪にとても興味があって、モデルもですが、結髪も習いたいんです、と仰る。
凄いタイミング!
4月9日、10
日にちょっと遠くの方がいらっしゃって集中講習をすることになっているし、12日には定期講習会の予定。
タイミングの合う時に見学にいらっしゃいませんかとお誘いすると、10日にいらっしゃることになり、、、

講師の中山さんにそんな顛末を報告すると、12日の講習会も10日に前倒しして、その方をモデルさんに日本髪を結いあげ、お城まつりは終わっているけど、皆さんに見てもらおうかって。
それは願ってもないことだけど~、とその方に連絡すると、とても嬉しいです、って。

てなことで、とんとん拍子、本当に小規模ですが、古典日本髪を通りすがりの方に披露しようということになりました。
写真のように華々しくはありませんが、また古典日本髪を市民の皆さんに見てもらえる機会が持てる、今年は秋に開催予定ですが、弾みがつきそうです。


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来るもの拒まず、去る者追わず

2021-04-01 20:29:35 | 日記

昨日、尾道の方がタケノコ初掘り、二釜湯がきました!という記事をSNSにUP。
余りの早さに驚いてコメントを書いていたら、ご近所の方が我が家にも初タケノコを届けてくださっていて、、、


木の芽を取って帰れとの指令を貰って、まだ早い木の芽を幾つか摘んで帰りました。
初タケノコ、旨~~~!!!
それにしても全般にですが、やけに早くないですか?ちょっと心配になります。

国家「君が代」って、、、
そんな今日の地元紙のコラムに、万葉集から大伴家持の「吉事」を詠んだ歌が紹介されていました。
それを読みながら、あっ、そうだった!我が国の国歌はと、、、古今和歌集の詠み人知らずの歌が初出らしいのですが、最初に作曲したのは、明治2年、軍楽隊教官だったイギリス人ジョン・ウィリアム・フェントンだとのこと。
更に、明治13年、ドイツ人の音楽教師フランツ・エッケルトが西洋和声により編曲したものだというんですね。

来るもの拒まず、去る者追わず
そうそう、紀元前後、日本の歴史に大きな足跡をしるした出雲の民って、インドから渡ってきたとも言われていますよね。
また、出雲と覇を競い、大和王権を樹立したのは、蓬莱山を目指して渡来してきた徐福の子孫との説があるし、徐福と出雲の圀も深い因縁があるようです。

日本の歴史を振り返って見ると、
きっと、さまざまな民族と融和し、仏教をはじめとして、外来のものをうまく取り込んで融合してきたんですよね。
神道の歴史だって、記紀によって作られた歴史を淵源に土着信仰と融合し、神仏習合、神仏分離を経て、今また静かに
神仏習合に向かっているのかな?

いろいろなことがあったけど、徐福の一統を懐に包んできた出雲の民、ここに日本民族の鷹揚で進取に富んだ誇るべき一面があるように思います。

排除ではなく、抱え込んで一緒に進む、“来るもの拒まず、去る者追わず”、そして、ともに新しい歴史を創造する、日本の本来の在り方って超かっこいいですよね。

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