“カサコソ!”、朝、東津田の切通しを車で走っている時、車に巻き上げられた落ち葉が音を立てるんですね。
切通しの通りは、ケヤキ並木になっていて、赤や黄色で見事に色づいています。車で、ってのはあまり風情のあるものではありませんが、車で通り過ぎるときに落ち葉の囁きが聞こえるってのもまあいいか。
そういえば、畑でもそんな囁きが聞こえます。今、大豆収穫の最中なんですが、大豆の葉がはらりと落ちる音、風に吹かれてカサコソ、って鳴る音、ツチガエルが落ち葉の中を飛び跳ねる音。
少し前には、虫たちの鳴き声だったり、バッタやイナゴが飛び跳ねる音や着地する音だったんですが、、、
季節は、動物や植物の囁き、風や太陽の囁きまで変えてくるんですね。もう晩秋です。
人と野生動物の共生
話は変わりますが、今朝のコラムに鳥獣被害の話が書かれ、人と野生動物との共生に言及されていました。
ちょっと前なら、その通り!って頷いて読み終わったと思うのですが、少し違った感慨をもって読みました。
人と野生動物との共生、人と自然との共生って、あくまでも人間目線で、手前勝手なことなのかもしれません。
なぜ、そんなことを思うようになったのか?
僕は、とても影響されやすい人のようで、彗星探索家・木内鶴彦著「生き方は星空が教えてくれる」を今読んでいるからなんですよね。普通の人は、一蹴するんだろうなあと思いますが、、、
木内さんと理論物理学者の保江邦夫さんの講演・対談本を読んで、木内さんの臨死体験の内容をもっと知りたいと手に取った本ですが、ここには、ぶっ飛びの話がたくさん書かれています。
月は彗星だった!?
月の成り立ち、知っていますか?諸説ありますよね。でも、木内さんの見てきた(覚知した?)それは、月は彗星だった!というもので、1万5千年前に地球に捉えられたというもの。
彗星って水を持つものが多い?その尾は、氷などのチリなんだそうですよね。月という彗星が地球に接近した際、月の持つ水が地球の引力に吸い寄せられて7日7晩地球に降り注いだんだとか。
当時のヒトは、高度な文明を持ち、地上の生態系を壊さないよう、地下に住んでいたという。そして、海は地表の1/3しかなかった。それが、月の水が地球に降り注ぐことで、2/3が海になった。
荒唐無稽っぽけど、面白くないですか?これだと、アトランティスやノアの箱舟、更には、古代文字や巷間言われている古代人の生き方などとも妙に符合する。
現在の科学では全く違うのでしょうが、このことへの直接の言及はなかったものの、保江先生は木内さんの話は理論物理学から見るとすべて正しい、と太鼓判を押しているんですね。
人が存在する意義とは
そこと共生の関係ですが、1万5千年前を境に、ヒトは価値観を変えた生き方をするようになったんですね。
その昔、ヒトが地底に住んでいた時には、地上の植物を中心とした循環の守り手として存在するという価値観だったんですね。ところが今は、お気づきのように、自然はヒトが利用するもので人が中心。
その延長にお金を絶対とする価値観があるのかも。しかし今、その価値観が変わろうとしている。
ヒトは、やはり地上の循環の守り手として様々なゆがみを是正するために持って生まれた使命があるのではないか。そのために、築きあげた科学技術が活用されていくのではないかと述べています。
今の経済至上主義、お金至上主義はとうに限界を迎えている、その見方は一緒です。だから僕は、農的暮らしを基本にしながら、行政的には嫌がられるようなテーマでボランティアをしているんですね。
ところが、木内さんの生き方や価値観は、そのような僕の行動のずっと先を行く生き方なんですよね。
いやあ、目から鱗的ですね。自分の今の生活の仕方にある意味忸怩たるものがあったのですが、その引っ掛かりが氷解するようでした。本当に嬉しくなりましたヽ(^o^)丿
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