見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

食で日本を建て直せ

2018-07-27 21:17:54 | 持続可能な医療・福祉

 たまたま入ったスーパーで、目的の品はなかったけど、思わぬものに目が行きました。
 僕の好きな小泉武夫先生の著作「食で日本を建て直せ」、曽田文庫を支えて頂いているゆうあいの古本文庫に並んでいた一冊、で、衝動買いしました。

 今日の隙間時間、出して読み始めましたが、この本、とても優れモノです。
 09年刊行の新書、150ページ余りですから、すぐに読み終わりそうですが、エッセンスが詰まっています。
 内容的には、幕内秀夫さんの「ごはんと味噌汁」推奨と軌を一にしていて、例えば、沖縄の米国統治で食が様変わり、平均寿命がどんどんさがってしまい、真の伝統食が味わえなくなったと。

 ドイツ発祥の近代栄養学を基本に据える我が国ですが、学校給食もその路線でさまざまな料理を体験させるという名のもとに、食の欧米化を担っているのかな?
 2025年問題などで、医療保険、介護保険の破たんが現実化している中ですが、なぜ日本人の健康を担ってきた伝統食を見直さないのか、小泉先生の叫びじゃないかなあと思います。

 面白い話が満載のこの本、機会があったらぜひ手に取って見てください。

コメント (6)
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