戦いを好まなかった、だから目立たぬように生きるのが出雲人に染み付いた生き方?
派手さはなく、冴えないと言えば言えるのでしょうが、そういう生き方の範を示してきた出雲の先人たちを誇りにさえ思います。
そんな出雲の先達たちの歴史をもっと知りたい、もっと知りたいと乱読、積読の日々ですが、何と言ってもフィールドワークが一番。
活字などの情報は正しいのか?錯綜する情報の中で、本当の歴史とは?
新たなものを掘り起こすことなど到底できませんが、現場と突き合わせ、五感で感じることで見えてくるものがある、だからフィールドワークって面白い。
今日は、広瀬町山佐に出かけてきました。
ダムに水はあります!
折角来たのだからと、ちょっぴり気になっていた山佐ダムの水量をこの目で確認(笑
だって、あの雑草たちでさえ青息吐息のお天気続き、我々が干上がることはない?
なんて思って、でも、ダムの水は減ってはいるけど結構あります。杞憂でした。
天宮山の遥拝地
さて、今日の目的は、弥生の時代、出雲の長達が葬られた天宮山(天狗山)、魂が眠るまさに神奈備山の東の遥拝地であったという山狭神社。
天宮山を挟んで西からは熊野大社が遥拝の地だったとも聞きます。
八雲の地から葬地である磐座には1時間ほどの登山が必要ですから、祭礼の時でもないといつでもという訳にはいかないし、年寄りにはきつい。
ことあるごとに神奈備山である天宮山を遥拝したんでしょうね。ただ、天宮山は見えないけど。
そうそう、出雲国風土記にも所載されている山狭神社ですが、特に下山佐の方は土地のエネルギーが凄い。
参道脇の巨木、尋常ではありません、凄い場所を遥拝の地としているよなあ。
それと拝殿を飾る彫り物が凄い!精緻です、匠の技ですね。
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