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見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

特別の手間暇で種蒔き

2016-03-27 23:35:55 | 自然農業

 お天気にも恵まれ、延び延びになっていた春大根と春ニンジンの種蒔き(*^^*)


 普通の種蒔きなら何てことないのですが、今回の種蒔きは相当気合が入っており、尋常ではないくらいのひと手間、二手間、そして、気持ちを込めての種蒔き。
 亀甲模様のことは、何日か前のブログに書きましたが、その後、竹炭は分子構造が?いや何だったか?亀甲構造だから、畑に入れたらいいよ!などとそそのかす人がいて、あっ、そうだ!って思うところあり。
 竹炭を焼きに行くことを約束したのですが、目と鼻の先にあった!っていうことで頂きました。

 そんな竹炭を持って畑に。一畝の2/3に大根、1/3に人参の種蒔き。
 写真の一番手前の畝。尋常ならざる写真!だと思いますが、その通りで、大変な手間暇。
 種蒔きの下地を作ると、アナスタシア流に地下足袋を脱ぎ捨て裸足になると、少しの種を舌下に。待つ間に少しづつ丁寧に丁寧に種降ろし。

 舌下の種は、3日は水やりしないということなので、その種を蒔く場所は事前に水やり。
 そこに優しく優しく種を降ろしました。
 ただ、今日の午後の天気予報は雨(>< その部分、種に移した自分の情報の記憶が流れないようにとビニルで覆いました。その他のところは雨が降るとありがたい (^o^)

 大根は普通のように。ニンジンもそうと言えばそうですが、種床を整備し、種降ろし。そして、自然栽培のお米のもみ殻で軽く被覆。ここは、ニンジンだけ。
 更に、なるべく乾きが遅いようにと不織布で覆い。
 その上に、舌下の種の部分を中心にビニルで覆い。そして、亀甲模様の金網を張る。いやはや(@@

 これまでと同様、無肥料無農薬の自然栽培。同じ圃場で作った緑肥のソルゴーも加えず。
 さて、どんな結果で答えが返ってくるのか、これは超お楽しみです (^o^)/


クスリを食べる~1回30錠以上!?

2016-03-27 01:00:32 | 持続可能な医療・福祉

発酵図書館で蒜山耕芸
 一昨日、今井書店で発酵図書館というイベントがあり行ってきました。
 ゲストスピーカーは、蒜山にIターンでやってきて、無肥料無農薬の自然栽培に取り組んで5年目のご夫婦+男性一人の「蒜山耕芸」さん。これ屋号であり、会社の名前。
 発酵食品もですが、発酵する生き方で、発酵するネットワークが広がる様子を話してくださいました。30席は満席、僕は立ち見。時代が来ているなあって、改めて。


 新しく始めた“くど”、日頃自分たちが食べているものを提供する。営業は土・日・月のみ。
 古い納屋に自分たちで木舞壁を作った、なかなか居心地の良さそうな空間。

クスリを食べる~1回に30錠以上
 さて、この日、精神医療によって壮絶な人生を歩んできた女性からお話を聞きました。
 断薬して10年、断薬前には、1回に30錠以上、薬を飲むという感覚ではなく食べていたと仰っていましたが、本当にそんな処方があるのか!って。呆れるよりも怒り。
 そもそもは、境界性乖離障がいとか何とか、まあ、精神医療の病名ってDSM(現在は5)という診断基準に基づくことになっていますが、いろいろな方の話や本からは、病名何て適当にどうにでもつけられるものらしいのですが。で、クスリにつながれ、クスリの依存と副作用で精神医療に家畜化される。

 10年で、1回30錠、朝、昼、夜、寝る前。本当に1回?って聞いたら、そうだって(@@
 少女時代に精神医療に。断薬する前の3年間は生理が止まり、妊娠も出産もしていないのにおっぱいが出る。目は吊り上がり、下げることができなくて前を見る時は顔を下げて見ていたと。

きっぱり断薬
 断薬は、ある日突然に。家族と海外旅行に行った先で偶然が重なり、偶然出会った現地の人に言葉も通じないのに、薬をやめろ、そのためにここに来いと言われたのがきっかけ。
 その夜から、クスリを管理していたお母さんから渡された薬を、後でとか何とか言いながら全部捨てた。
 よくぞ、生きていたものだと思いますが、1年間は睡眠時間が30分。1年後、夜が明けた、朝だ!と思って気が付くと眠れていたのだとか。それから眠れるようになり、結婚。子どもも4歳。

 自分で、すごく繊細だから、ストレスがたまってくると動けなくなると。
 今、自分のことを理解して薬の処方なしで数日の入院を引き受けてくれる精神科クリニックに出合い、年に何回かお世話になる程度。
 お会いしたこの日も、全く普通でした。

ドラッグを抜くよりも、向精神薬は何倍も大変
 彼女も仰っていましたが、きっぱり断薬、自分は条件が重なったからできたけれど、これは誰にでもは絶対にできない。
 他にもきっぱりと断薬した方を知っていますが、恐らくそれは稀有。しかもサポートしてくれる医療機関・医師も稀有。

 台湾の断薬施設を訪れた国光さんは、
 ドラッグを抜くよりも、向精神薬を抜く方が何倍もたいへんというのが台湾の施設の方の声です。
 特に、ジブレキサ、リスパダールなど抗精神病薬を服用したことのある患者さんは施設での受け入れすらできない現状も…。
 安易な処方に憤りを感じて帰ってまいりました。 とメールをくださいました。

 かつて、日本医師会の会長、武見太郎氏は「精神医療は牧畜業」だと発言したが、現在は入院患者に加え、町中の外来患者にまでそのビジネスを拡大していると指摘している方がありました。
 患者をクスリ漬けにして飼い続ける、絶対に縮小のない最高のビジネスというところ?