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見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

暮らしを彩る、人それぞれ~本とバルの日

2016-03-09 22:29:38 | 本や図書館

 北風ビューって吹き抜け、またまた、寒くなりました!
 雨も上がったので、ウォーキング!って思っていましたが、ジャガイモの植え付け準備をしていて遅くなったこともあり、今日のウォーキングは退転してしまいました(^^;; 明日は!

まあ、人それぞれか
 さて、昨夜は第8回の「本とバルの日」、出西窯のこだわりの若き陶工、中鉢君をゲストに迎えて賑やかに、楽しく開催できました。あっ、テーマは「暮らしを彩る」。
 島根の民芸運動をリードし作り上げてきた出西窯ですが、僕が感じたのは、時代が変わっているのでなかなかご苦労がありそうだ、ってくらいのところなんですね。
 民芸運動の本質を受け継ぎ守り通すこと、そこにどれだけの価値を見出すのか、中鉢君や皆さんの話を聞きながら、すっごく当たり前なんですが、まあ、人それぞれの価値観だよなあ。

 民芸がゆえに?一つが欠けたら補うものが寸分たがわず重ならなきゃいけない人もいるし、欠けてたって使い続ける人もいるし、つないで使いながらそこに美しさを感じる人もいる。
 生活雑器なんだから、そんなことに拘泥しないでたった一つの器を使いまわして、というか、それで全部用を足せる人だっている。おっと、それは、民芸以前の生活スタイルか。
 自分でも、ちょっとしたおしゃれはいいなあとも思えるけど、そぎ落とすところに美しさや本然性みたいなことを見出す生き方をしたいなあと思うこの頃。

読まれた!
 本の紹介もさまざま。1万円以上もするステキな鋏、これがすごく気に入った!この鋏を買いに福岡に行きたいんだとか、生活を彩るためには根っこが大切なんだ、風土を見つめなきゃって出雲風土記だったり、いや、一番は心でしょ、って心を豊かにしてくれた本を紹介してくださったり。
 すべてはそんなに生活に直接的に影響しない、なくてもいいものが彩を添えるって、数学に関する対談の本であったり、おっと、僕の心を読んだのかってコーヒーの淹れ方ガイドブックだったり。
 最初に、手元に来たばかりの珈琲淹れグッズを駆使して珈琲を振る舞ったのですが、それを読んでいたかのように。

 僕は、暮らしの彩は、いっぱいあるけど、まずは食!それもお野菜だよなあって思いから「内田悟の野菜塾」を紹介。この本にも書かれているべジブロスを楽しみたいけどまだ、とか言いながらお茶を濁し。
 いやいや、みんなそれぞれに強いこだわりでステキに人生を歩んでいらっしゃるなあって。だから、今日、ここにいらっしゃったんだなあと思える人たち。
 ひょっとして、この夜が起点で出西窯のステキな変化もありかも。なんてね。

コメント
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