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見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

日本髪を結い、出雲大社で結婚式

2019-10-23 21:52:20 | 古典日本髪

自毛で島田を結い、結婚式。
白無垢に洋髪のアップ、白無垢に綿帽子、それぞれ可愛い花嫁さんでしたが、島田に角隠し、何か品格が違うように感じたのは僕の贔屓目だったでしょうか?


北島国造館での結婚式での空きはこの日だけだったとか、日本中祝賀ムード、国民の心が躍る中で結婚式を挙げれるなんて、何という強運をお持ちなんでしょう。
そのご縁成就の一つが僕のブログ、出雲・古典日本髪を結う?で検索して行き当たりましたとメールをいただいたのは2ヵ月ほど前。
早速、中山さんにつないで昨日の素晴らしき慶事へとつながりました。

花嫁さんは東京在住ですが、こちらのご出身でぜひ出雲大社でと。

意識と人柄ゆえ?
そして、伝統にのっとった結婚式を挙げたいと、自毛での島田結いを希望され、簪や花嫁衣装、角隠し、小物なども全部ご自分で調達して迎えたこの日。
前日夜の雨もすっかり上がり、私晴れオンナだから!このお天気も当然だったことだろうと思いますが、天上の雲も慶事を寿ぐように心躍る姿でした。
このこだわり、思い入れ、意識も格別ですから当然と言えば当然でしょうか。


このお二人を見つけた観光客や参拝の皆さんに、記念撮影を頼まれて気軽に応じるその姿も、お二人のお人柄ゆえだったでしょうね。
ミャンマーから来たという二人の若い女性、何よりの記念になったことだと思いますし、きっと素晴らしい良縁に恵まれることでしょう。


こんなこともあるんだ!
式の翌日の今日、お二人でお色直しに使った簪などの小道具を返しに来てくださいました。
たまたま、友人からランチ会を所望されていたのでご一緒にいかがですかと、大所帯のランチ会となりましたが、な、な、なんと、ランチ会所望の女性二人が新婦の同級生!
こんなことってあるもんなんですね、3人の女性の降って湧いた同窓会、回りの話など一切入る様子もなく、盛り上がる盛り上がる。

カムの宿、凄いことを引き寄せているよなあ。

 


彦根で古典日本髪

2019-10-15 08:45:52 | 古典日本髪

 松江を出て2年、立ち上がった仕事に追われて帰省もままならぬ旧知の彼女と久しぶりに一献。
 北陸の地に来て、話は古き出雲に縁するものやことの話ばかりでしたが、大いに盛り上がりました。来てるな~~!

 それはそうと、彼女を送り出した女性社長、振り向いて“楽しんでおいで”と一言花向けてくれたのだとか。
 僕の知るその女性社長を象徴する見事な言葉だと思いましたが、それが故?2年ぶりにあった彼女はとても綺麗になっていました。

 会うそうそう、今日は十五夜ですねとの一言、会食の場には加賀の満月というお酒までしつらえられていましたが、あいにくの空模様。
 軽く回った千鳥の足で、きっと満月がでてくれるよ、などと軽口をたたいて見上げる雲の隙間から、おっと!ウサギが餅つきをするまん丸のお月様が。

古典日本髪で街歩き
 彼女に会いに行く前、彦根で開催された古典日本髪で街歩きのイベントに行ってきました。
 来年5月、松江城で開催する古典日本髪の会のための下見をとやってきました。
 やはり、現場を見るってとても大切で、考えてもみなかった課題がいくつもあり、現場を見ずにやっていたら大変なことだったと。


 それにしても、なんと華やかなことか。
 来年5月4日、千鳥城が一層華やぐことになること間違いない、そんな確信を持つことの出来た彦根の一日、感謝、感謝でした。


 モデルさんたちの街歩きには、写真愛好家や観光客、モデルの関係者などで大賑わい。
 一番喜んだのは、いきなり遭遇できた観光客の皆さんだったかもしれません。


 風情満点の彦根の街並みは、古典日本髪や和服がとてもお似合いでした。
 さて、松江の街並みと江戸時代の和服で着飾った女性たち、どんな風情になるのか?
 とても楽しみです。


小学生も結髪!

2019-08-27 18:22:41 | 古典日本髪

 来春の古典日本髪のイベントで市長を表敬したとのブログを見て、里帰り結婚式をする予定だけど、日本髪を結っていただけませんかと連絡をしてくださった方があります。

 今年の5月、出雲大社で自毛で日本髪を結って挙式した方が地元紙で大きく報道されていました。
 髪結いの美容師さんは、わざわざ名古屋からいらっしゃったと書かれていて、へえと思いました。
 同じく5月19日に八重垣神社で挙式したおーちゃんは、話のはずみで東京の美容師の中山さんが古典日本髪を結ってるよという僕の話がきっかけで、中山さんに結髪してもらって大喜び。

 連絡をくださった方は、日本髪は美しい文化ですが、日常生活で取り入れるのは難しくてもお祭りとか、儀式とかなら残していけるのでは…と思い、結婚式には日本髪を結いたいと以前から考えていましたと。
 我が国の伝統文化を守り伝えることって、心の中ではそう思いながらも自分事として実践するのは難しいことですが、最近、自分で主体的に実践しようとする方が増えてきたように感じます。
 生活の質を見直そうとする動き、時代が変わってきているのでしょうね、嬉しいことです。

 そういえば、ある地域では、古典日本髪の結髪教室が月2回開催され、小学生、中学生も習っているのだとか。
 小生意気!とも思えますが、とても微笑ましく、嬉しいことですね。


出雲髪結びの会、市長を表敬

2019-07-18 21:29:55 | 古典日本髪

 うわ~~!!凄い夕焼け~~!!何でこうなるの??そんな夕方の新庄。
 全然そんな雰囲気がお首にもなかった今日の夕方でしたが、、、
 何と、時間を追うに従って燃えたってくる夕焼け、燃えたつ翆って有るけど、まさに同じように進行する夕焼けとでも言うのか、、、日本、贅沢ですよね、日本人の感性を削ぎたくなるわけです。


 という前、“古典日本髪出雲髪結びの会”の石原会長と一緒に松浦松江市長に表敬のご挨拶。
 僕たちの目には、市長御満悦かな?って写ったのですが、そりゃそうかも、
 新時代を創造する声、天下に蔓延する兆しなのかなあ?市長、その最先端にアンテナがあっていませんか!?てなことまで想像させるような今日の夕陽でした。


 2020年5月4日、素晴らしい古典日本髪のイベントが出来そうです。
 日本髪を結う方、日本髪を結って欲しい方、絶賛大募集中です。
 特に、前者ですけどね。


まるで花嫁みたい!

2019-05-19 22:47:35 | 古典日本髪

まるで、花嫁みたい!(^o^)
いや、完全に花嫁なんですけど(^^;;  という会話が普通のように交わされるエンディング。


今日は、おーちゃんの結婚式、自分の髪で島田を結いたいという彼女の思いが通じてか、月のうち一週間から10日、松江でサロンを開いている中山さんが結い上げることになりました。
中山さんを紹介したご縁もあり、最初から最後まで島田を結いげる工程を見せていただけました。
古典日本髪、なんと素敵なんだろうとただただ見とれてしまいました。


実は、僕はこの島田には紹介するお役目のほか、もう一つ大きな役割を果たすことになりました。
それは、髷の中心部分に入れる筒状のもの、現在ではスチロールが普通に使われるのですが、中山さんが真菰でやりたいと聞き、ついつい引き受けてしまいましたが、エネルギーは違うようです。

そうそう、最初のおーちゃんの叫びのような言葉、いかにも自由人のおーちゃんらしい。
でも少しづつ結上がっていく自分の髪を見ながら、なんて素敵と酔っていたからの言葉だったんだろうなあ。


古典日本髪のイベント
この自髪で結う古典日本髪、今ではその伝統はほとんど消え去り、結髪できる方もほとんどいらっしゃらなくなりましたが、そんな現状を憂い、日本の伝統美を継承、発展させたいと活動を開始したのが中山さんで、その輪が広がっています。
そして、あれよあれよ、来年の5月4日、松江城の国宝指定5年の佳節に、松江城周辺で古典日本髪のイベントを計画することになり、その輪が少しづつ広がり、準備も少しづつ進んでいます。

この日も、おーちゃんのお友達がモデルをしてくださることになりましたし、いらっしゃった美容師さんも日本髪講習を受講されることになりました。
自髪で古典日本髪を結い、江戸時代の衣装とかんざしで着飾った皆さんが勢揃いする、そして、お城周辺を散策する姿想像するだけでウキウキします。

古典日本髪をの髪結いを学びたい方、モデルを務めたい方、大募集中です(*^_^*)