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見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

錦織さんの私設図書館

2019-09-02 18:14:47 | 本や図書館

 下水道工事とそれに伴う左官工事がほぼ終わった錦織さんの私設図書館、朝から電気屋さんと大工さん、ついでに内装屋さんにも来ていただき今後の行程打ち合わせ。

 電気屋さんがコンセント回りの仕事をしていて、相当湿気ってますよ、って。
 年数もかなり経っているし、土間から直に壁だし、、、クロスを剥ぐとプラスターボードの表が剥がれてくる状態、クロスの上から下地を張ることにしました。
 新築ではないのでこういうことってママあるものですが、それほど工数がかかるわけでもないので、全体への影響は軽微と言えば軽微な範ちゅうかな?


 今月中には本棚に本を収めることができると思いますが、さて、どんな私設図書館がオープンするのでしょうか。
 きっと、多くの市民の皆さんが憩う新しい名所の一つになるんじゃないかな。
 オープンの日がとても楽しみです。


 それにしても、僕より少しばかりお姉さんの錦織さん、曽田文庫応援団で揃えた本たちを引き継ぐ形とはいえ、よくぞこの決断をしてくださったものだと。
 この場所の改装にもかなりかかりますし、私設図書館がオープンしたらしたで、当然目に見えない経費がかかることになります。
 松江の市民文化の懐の深さを表すような取り組み、また、市民の有志で錦織さんの思いを支えて行きたいものです。


明日は新庄で送別会

2019-03-05 18:24:08 | 本や図書館

 新庄の庭では、様々な花が次々と咲いてくれます。
 普通のボケと思っていましたが、今調べてみると、これって八重のボケでしょうか。

明日は新庄で送別会
 明日は、島根大学医学部を卒業して沖縄への勤務が決まったM君の送別会です。
 本繋がりの彼ですが、びっくりしたのは出雲の医学部キャンパスでビブリオバトルを開催したこと。
 よくぞ医学部生でやったものだ!と感心しましたし、その後も面白いことを企画していました。

 そんな彼を新庄に迎えることにしたので、一緒にイベントをやった若者を誘い3人で一杯やることに。
 そんな若い彼ら、どんなもてなしをしようか?あまりお金をかけることなく、美味しいものを食べさせてやりたいと思案し、そうだ!一つはべべ貝の炊き込みご飯だ、と海に向かいました。
 でっかいべべ貝とビールのつまみに最高のニガニシ貝も取れたし、ついでに春の野草もゲット!
 明日は、若者向きでありながら、季節のエネルギーを補給できるお料理を何品か作る予定です(*^^*)

今年のジャガイモは?
 取ってきた貝の下ごしらえを終えて、ちょっと早いかもですが、ジャガイモ植え付けの下準備。
 先日買ってきていた男爵とアンデスレッドの種イモを30~50グラム程度になるようカットし、切り口に焼却灰を付けたので、2~3日干して準備が完了します。
 植え付けは、お天気をにらみながらですが、早くて9日、ひょっとしたら来週?
 夏には、美味しいジャガイモがたくさん食べられるといいなあ。


最近の古いもんはいったい

2019-02-16 20:47:00 | 本や図書館

 手法も面白かったですが、何より課題となった「劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか」という新書がとても新鮮でした。

ABD読書会???
 今日は、荒川先生からお声がけをいただき、ABD読書会に参加させていただきました。
 ただ、今朝改めてイベントページで確認したつもりでしたが、終了時間を勘違いしていて、最後まで参加できなかったのは少し心残りではありましたが。

 さて、メッセンジャーでご案内をいただいたABD読書会なるもの、???、内容を全く知ろうともせずに、荒川先生がやるんだからと出席しますと返事したつもりでしたが、出席になってなかった?
 ボタンのかけ違い?僕のそそっかしさ?そのうえ、ちょっぴり遅刻。
 みんな揃ってから始める、荒川先生のポリシー?それともこの読書会の性質上?で、のっけから迷惑をかけ。

 そうそう、この読書会、“Active Book Dialogue”の頭文字ですが、一冊の本を参加者で分け合って読み、それぞれが要点をまとめて発表し合って内容を理解しようというもの。
 今日の課題図書は新書ですから、こういう手法で学ぶのにはもってこい。
 13時開始で17時終了予定でしたが、僕は皆が発表を終えた15時半に会場を後にすることになりましたが、この本の概要はほぼわかったつもり。


オッサンの劣化
 どういう読書会なのかの詳細は情報検索でもしていただくこととして、この本の最初に書かれた「最近の古いもんはいったいどうなっているのか」=「オッサンの劣化」、へえ、そんなことが言われているのか!
 確かに、日大アメフト監督事件、大手メーカーの偽装・粉飾・改鼠、官僚のセクハラや情報操作などなど、いい年をしたオッサンの信じられないような不祥事が後を絶ちません。
 どこかのトップリーダーが某国大統領をノーベル平和賞候補に推薦したのも、同じ文脈の中で考えるとなるほど!って思えちゃう。

 さて、特に50代・60代のオッサン劣化の原因を、人生を決定づける20代・30代を高度経済成長期を約束されたエスカレーター人生で社会適応した結果、喪失時代に適応できなくなったとしています。
 これ、なるほど!かなあ、その世代が社会のリーダーになっているけれど、新しい時代に適応出来ないゆえに、社会の劣化が起こっている。

サーバントリーダーシップ
 著者は、経験値が意味を持たなくなっている今、リーダーの在り方は「支配型リーダーシップ」ではなく、サーバントリーダーシップ、つまり、相手を支えるリーダーが必要だと書いています。
 確かに、二流三流の劣化したようなオッサンが一流を育てるには、相手をしっかりサポートしながら伸ばすことかも、支配している限り一流の人物でも三流にしか育てられないかもしれませんね。
 相手を見守りサポートすることは、相手からも学ぶこととなり、自らの成長にもつながりますからね。

 学びの多い、いろいろ考えさせてもらえた、とても素晴らしい読書会でした。


西洋化がコミュニティ崩壊の一因

2018-12-30 23:36:58 | 本や図書館

 押し詰まってきましたが、例年通り?年賀状の追い込みです。
 昨日午後買い求めてきて、昨夜から作業開始、一応印刷は終わりコメント書きを進めています。
 夜中には終えたいけどなあ。

 そんな今日、待っていた「『密息』で身体が変わる」が届きました!
 早く手に取りたいと思い、年賀状の合間にちょこっと残していた「倍音」を読み終えました。
 「倍音」について書くのは何度目になるのか?いや、この本って凄すぎかもしれません。

西洋音楽が日本に歩み寄る
 最後の章には、現代音楽、フリー・ジャズ、ロック、ヒップホップなどの新しい音楽は、西洋的な音楽の枠組みから日本的な音楽の枠組みへと歩み寄ってきた形と見ることもできると。
 人類が音を扱ってきた歴史は、最初の音響のみから、ネアンデルタール人のころに言語、音楽、音響が一体化し、クロマニヨン人のころから言語・音楽が分化、以降、西洋では言語と音響と音楽を明確に分化させ、音楽では基音と倍音とを分化させて、基音に基づく音組織を作り上げた。
 そして、旋律は順列組み合わせによりすべてが出尽くしたという考え方まで生まれる中で、日本的な音楽の枠組みへと歩み寄る流れ。
 かつて、ビートルズがシタールを取り入れたことを思い出しましたが、これもそうした流れ?

西洋化がコミュニティ崩壊の一因
 右脳・左脳論議を巻き起こした角田先生は、日本人が左脳で言語を受け入れる母音文化を持つ故に、自然環境の中の雑多な音から虫の鳴き声やせせらぎの音などを聞き分けることができるとしました。
 日本的な音楽なども、実はそうした特質の上に発達し、整数次倍音や非整数次倍音が豊かな多層性を持ったコミュニケーション手段として伝わってきたのだという。
 そうした中で育ってきた日本の伝統文化は、西洋化を進める中で次々と打ち捨てられてきましたが、それは、コミュニティ内を繋ぐ非言語コミュニケーションとして大切な役割を果たしてきたものを失わせ、コミュニティの崩壊を引き起こす一因になった。

 アナスタシアの提唱する一族の祖国コミュニテーが、ロシアをはじめ世界各地で立ち上がっていますが、そのコミュニティ内の意思疎通と結束に歌と踊りのある祭りが大きな役割を果たしていると聞きます。
 今、私たちは、地域コミュニティ再興のためにも伝統的な習俗、民俗芸能や民謡、わらべ歌など、日本の文化を守り伝えることにもっとエネルギーを注がなければならないかもしれませんね。

 音楽音痴の僕には、ちょっと難しい話も多くありましたが、今興味をもって首を突っ込んでいるようなことと通底することが多く、読み応え満点、早く届いた本を開きたい欲求に駆られています。

Facebookってお節介
 Facebookってお節介だなあ、よくそんなことを感じています。
 これもお節介といえばお節介なんだけど、そういえば!と懐かしげに思い出した写真。

 現職時代、ちょうど5年前に地元中学校の特別支援学級を訪ねた折、僕をモデルに生徒が書いてくれた画です。
 よく似ていて、びっくり。
 とっても嬉しかったことを昨日のように思い出しました。

 この頃には、ほぼ今の体型になっているので、写真を出しても恥ずかしくない(*^^*)


得意の先送りのつもりが、、、

2018-12-26 19:40:20 | 本や図書館

 そもそもは、スーパーマーケットに本を忘れたところから始まる?
 何か、そんなことも言えそうですが、たまたま重なり、忘れた本をほぼ読み終えそうな時、「『密息』で身体が変わる」が届いたので、ちょうど読みたかったのだからと早速開いたのですが、、、
 あれ!?こんなことってあるもんなんでしょうか?

 本を読み始めようと思って開き、中表紙に目が行くとあれっ?何か変?目次まで行くとありゃりゃ、“密息”とは全く関係ないようなキャプションが続いています。
 よくよく見ると、普通ではあり得ないことですが、本のカバーは頼んだ本だけど、中身は全くの別物で、小泉武夫著「発酵は錬金術である」(@@
 でもまあ、小泉武夫ワールドはとても好きなので、、、

 メールで「カバーと中栞はその本だけど、頼んだ本と違うものが来ています。頼んだ本を早く送っていただけませんか?」と送りました。
 早速返事があり、「在庫がないので送れない、送った本は差し上げるので読んでいただいてもいい」とのことでしたから、さっそく中の本物の本を開いて読み始めました。
 中古の本とはいえ、新品そのものでしたが、面白いことがあるもんですね。

 本来、今日のブログネタは、“得意の先送り”がテーマでしたが、内外が違う本に乗っ取られた格好。
 その元ネタもちょっぴり書いておきますか。
 今日の午後は、先日添削を送っていただいた今月の課題の書の清書をと思っていましたが、給水やボイラー、井戸ポンプなどの凍結対策などでバタバタしていたら、あっ!こんな時間。

 ということで、他にもやっておくことがあったので、僕の得意技、課題の書の清書は先送り。
 お天気次第でもありますが、たぶん明日は清書に生命を注ぐ作業でお楽しみ!の予定。
 知人が暫く前にFBに投稿していた水仙の開花、僕の庭の水仙、開くまでにはもうちょっと。
 課題の書の清書、開花できるかなあ?