キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

マルモンタマゾウムシ

2009年06月21日 | ゾウムシ科など

マルモンタマゾウムシ[Cionus tamazo]
2009.6.19 留萌支庁北部


分布は北海道、本州、四国、九州。

体長3.7~4.9㎜。

海岸沿いに生えていたエゾヒナノウスツボに群がっていました。

同じゴマノハグサ科であるオオヒナノウスツボやキリにも付くようです。





エゾヒナノウスツボ[Scrophularia alata]

クロアシコメツキモドキ

2009年06月17日 | その他のコウチュウ

クロアシコメツキモドキ[Lauguriomorpha nigritarsis]

体長約10mm。体色は光沢の強い黒~暗緑色。

一見、コメツキムシに似ていることからコメツキモドキ科という科名になっている。

しかし、体形は扁平ではなく円筒形。

コメツキモドキ科は単子葉類やシダ植物の害虫として扱われている。


エサキキンヘリタマムシ

2009年06月15日 | タマムシ科

エサキキンヘリタマムシ[Poecilonota kamikochiana]
2009.6.10 空知支庁南部


分布は北海道、本州、四国。
体長9~16mm。
体色は金緑色で上翅の内縁は金赤色となり、その外縁はまた金緑色となる。
少ないが写真のように全体金緑色の個体もいる。
北海道ではヤナギ類やハンノキ類がホスト。


河川敷のケヤマハンノキの幹や葉に止まっているのを何度か見たことはあるが、
いつも逃げられてきた。
今まではエサキキンヘリタマムシにほとんど縁が無かった私ですが、
なんと花に止まっている個体を見つけてしまいました。
エサキキンヘリタマが花に来るって話は聞いたことないですけど、
最高に綺麗な虫と出会えて、この日は幸せになれました。



(上写真のトリミング)