キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

久しぶりのマイフィールド(晩秋編)

2007年10月07日 | 採集記・撮影記
今晩から雨の予報。
この前線が過ぎれば、より寒くなるでしょう。
ということで、まだ気温が高いうちに秋の一般種を観察しに行ってきました。



約2ヶ月ぶりのマイフィールド。


一番多かったのが・・・



ルリテントウダマシ[Endomychus gorhami gorhami]★★


次に多かったのが・・・


カオジロヒゲナガゾウムシ[Sphinctotropis laxus]★


まだ頑張っていたのが・・・



カタシロゴマフカミキリ[Mesosa hirsuta hirsuta]★



コアオハナムグリ[Oxycetonia jucunda]★

でした。

これらの続きはまた明日・・・


ツマグロキンバエ

2007年10月05日 | ハエ目
秋になるとハナアブの仲間が良く目に付く。
他の訪花性の蝶や甲虫などがほとんど居なくなってしまうからだ。
本当は自分がカミキリに熱中しているシーズンに、ハナアブも最も多いはずなのですが・・・全然見えていない


(ナミ)ハナアブ[Eristalis tenax]★


あと1ヶ月もすると北海道のどこかの地で雪が降るでしょう。
そんな冬が真近に迫る緊迫した雰囲気の中でも、気温が上がりさえすれば、
ハナアブの仲間は忙しそうに花の周りを飛び周る。
そんな忙しいハナアブに紛れて一見ハナアブのように見えるクロバエの仲間を見つけた。






ツマグロキンバエ[Stomorhina obsoleta]★★★

北海道では南西部で時々見られるやや少ない種。
複眼の縞々模様が、なかなかお洒落であります。




さてさて今日は、当ブログにコメントをお寄せいただいている、
クンバンさんのブログ「クンバってます!」を紹介します。
虫に対しての疑問を解明しようと採集活動しているご様子は凄く共感できるし、見習いたいです。
また、珍しい甲虫の採集のコツも一杯詰まってます。
同じ北海道の昆虫を伝えるブログサイトとして、ここに紹介したいと思います。
ブックマークに登録しましたので、皆さん必見ですよ!

クンバってます!



まだまだ元気な赤とんぼ

2007年10月02日 | トンボ目
10月に入り、札幌では寒暖の差がより激しくなってきたのでトンボも少なくなってきましたが、
太平洋型気候の日高方面は、穏やかな天気が続きます。
そして、昨日の訪れた池では、真っ赤なアカネ類がまだまだ元気に飛んでいました。









コノシメトンボ[Sympetrum baccha matutinum]★★★

北海道に全域に分布しますが北部と東部では珍しい種になります。
♂はナツアカネの様に顔まで赤い!
小柄ながらアキアカネやマユタテアカネなどの他種を追い払う行動が頻繁に目撃できました。
本種が沢山見られる池は少ないのでチョッと嬉しかったです
コノシメトンボは10月中旬くらいまで見られる様です。


おっぱっぴ~!

2007年10月01日 | オサムシ科
今日は南の方へ日帰り出張。久しぶりに一人で往復500km運転しました。
そして、太平洋は非常に穏やかでした。
ということで、いつものポイントに寄り道です・・・。









昨年の秋、今年の春、そして本日と続けて確認できたことは、ここは安定した生息地のようです。
今後は新たな産地を開拓したいと思います。



さてさて、先週末は更新できませんでしたが、活動してなかった訳じゃありません。土日両日とも市内の山へ出かけてました。
土曜日は林道でクマ糞を見つけ、車から降り、虫でも集まってないかとホジホジしてたら、突然、林道脇10m程奥の笹が動き出し、ザザァ~、バキバキッ!ザザァ~ボキッ!っと大きな物体が地面を踏みしめ動き出しました。
背の高いチシマザサだったので姿は見えませんでしたが、間違いなく・・・です。すぐさまその場を離れ、その後はカミキリ材を探しました。

昨日も別の山で材採。一応、コンデジでヒメヒゲナガの生き残りなどを撮影してきたのですが、帰ってきてからPCにデータを移せませんでした。データを移せないだけじゃなく、メモリカードも抜けなくなって・・・。ついこの前、液晶割れの修理から戻ってきたばかりなのに、また修理? ついてない・・・。


そんなこんなで、今日、ヒョウタンゴミに会う事ができてなかったら、暫くブログを更新できなかったかも・・・