キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

寒露

2007年10月12日 | 採集記・撮影記
一年を二十四の季節に分けると、今は『寒露』という時期にあたる。
Wikipediaによると、寒露についてこの様な解説がしてある。

「10月8日頃で、露が冷気によって凍りそうになり、雁などの冬鳥が渡ってきて、
菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き止む。」

まさに今の北海道を表している。
そして、今晩は札幌でも雪が降るかもしれない。
つい一ヶ月前は真夏日だったというのに・・・。

そんな今週の北海道を何枚か撮ってみました。




早朝、お仕事で札幌より北の方へ移動中、マガンの群れが上空を通過。
10~20羽の家族群が複数集まり、百数十羽の大群が南へ飛翔。
この時期ならではの光景だ。




霜まではいかないが、花についた付いた露が冷たそう。




昨日、巣に戻れなかったのだろうか?
セイヨウオオマルハナバチのワーカーが、花にぶら下っていたままであった。




落ち葉の上のコバネイナゴも鳴く事を忘れ、黙って寒さに耐えている。




水面では冬の使者が羽を休めていた。




寒気が入ってきたせいで、せっかく陽が照っても長くは続かない。
雨が振ったり止んだり。虹が出たり消えたりを繰り返す。




気温10℃を超えた辺りで、ハナアブの仲間が動き出した。




さてさて、雪が降ってしまうと撮影&採集活動がおっくうになってしまいますが、
あと1、2回はターゲットを絞ってフィールドに出てみたいと思っています。



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