キクザキイチゲ[Anemone pseudoaltaica]
2009.5.3 函館市
北海道から近畿地方に分布し、落葉広葉樹林の林床などに生育する早春に咲く花。
主に白色か薄紫色の花を見かけるが、ここまで青いものは初めてなのです。
札幌付近では赤紫色っぽい個体も多いという。
今度、市内の森を歩く時は気を付けてみたい。
しばらくお休みしていて申し訳ありません。
やっとこのGWで2日間ほどフィールドに出てみました。
今頃の北海道は緯度、標高差、斜面の向きの違い等で
春と冬が混在し、気温の面では時々夏の陽気がやって来る。
そして同じ場所でも、日に日に景色が変わるのを実感できる。
北海道の春は半年の眠りから覚めた生き物達が爆発的に活動を開始し、
あっという間にモノクロからフルカラーの世界へ、静から動へと移行する。
何年も北海道に住んでいても、短期間でこれだけの自然の衣替えに、毎年感動するのです。
10日前には大雪が降ったところもあったのに。
先にお伝えしなければならないが、今年はフィールドに出る機会が昨年よりは少なくなりそう…。
それでも面白い生き物達の写真を撮り続けたいという気持ちに変わりは無いのでご心配なく。
時間は努力して作りたい。
少ないチャンスを確実にモノにしていきたいと思っているけれど、
もともと実力はあまりなく、今まではなんとなく運だけで来ているので、
今年もご期待の応えられるかどうかは判らない。
しかし、今回の採集行では珍しく目的とした甲虫に出会うことができた。
今年も幸先良いスタートを切ったのだ。(運良く…)
その辺の話も徐々にUPしていきますね。