クライストチャーチのテロから1週間経った22日、
スカーフを被って出かけた話をしましたが、その感想。
目立つ
暑い![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
運転しづらい
慣れないせいか、不便ばかりでした。
目立つのは、クラクションを鳴らされたほどで、
まったく想像以上でした。自分でも無意識に
ヒジャブを被っている人を見ていたのかも![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
暑さは、首に巻くより頭から被る方がずっと暑く、
今年は3月下旬といえどもいつまでも暑いせいか、
「これが真夏だったら頭がボーっとしそう
」
と思いました。
さらに視界の左右が遮られるような気がして、
運転早々にスカーフを後ろにずらしました。
イラン人の友だちがヒジャブを取りたくても
なかなか取れなかった最大の理由は「自分」でした。
「もう20年以上必ず被って生きて来たのよ。
そう簡単には取れないものなのよ。」
「多分、私たちがスカートやジーンズを脱いで
出かけるようなものなんじゃない
」
と言って2人で大笑い。
「でも家の中や、女だけの場所では被らないから、
ヒジャブは本当によその男のためだけにあるのよ。
それって、おかしいと思わない?」
彼女の口から予想外の発言が出ました。
「男はどんなカッコをしてもいいのよ。
短パンで脚を出してもいいし、水着で泳げるし。
女だけがどんなに暑くてもヒジャブを被って、
汗だくになったり暑さでボーっとなったり。
おかしいと思わない?どっちもムスリムなのよ。」
よっしゃ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
私はうんうん話を聞きながら心の中でガッツポーズ
彼女がそこまで考えての決心なら、
もう2度と後戻りはないでしょう。
ヒジャブを被っていることが危険であってはいけなくても、
イスラム圏以外でこれほど目立つとなると、自衛も大事![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0116.gif)
しかし、そこは宗教なので誰も立ち入ることができず、
決めることができるのは本人のみ。
友人はムスリムとしての信心と誇りを変えないまま、
男性ができて女性ができないのはおかしい
というヒジャブのもうひとつの点からも取ることを選択し、
テロを境に完全に変わりました。
その勇気を称えたいと思います。
NZはテロの衝撃と哀しみからたくさんの事を学び、
Solidarity
(連帯)
Compassion
(同情)
Unity
(結束)
という言葉を耳にしない日はないほどでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/e2/aa3055b40fe6c10f91650f6192cedd60.jpg)
そしてもちろん、
Love & Care
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/54/e00c47aef9c5a65ceefa22942a69d030.jpg)
どんない辛い想いもいつかは時とともに薄らぐもの。
それとともに、一度はみんなで共有した
連帯や同情や結束や愛や気遣いを忘れないよう
勇気を持ってヒジャブを取った彼女を見るたびに、
「今の想い」を思い出そう
と思います。
3月15日の暗黒の日から、犠牲者の冥福と平和への祈りをこめて
毎日事件の件を綴ってきましたが、いよいよここで完とします。
長い間、お付き合いありがとうございました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bouquet.gif)
![](//overseas.blogmura.com/newzealand/img/newzealand80_15_lightblue_4.gif)
![](//lifestyle.blogmura.com/iju/img/iju80_15_purple_4.gif)
スカーフを被って出かけた話をしましたが、その感想。
目立つ
暑い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
運転しづらい
慣れないせいか、不便ばかりでした。
目立つのは、クラクションを鳴らされたほどで、
まったく想像以上でした。自分でも無意識に
ヒジャブを被っている人を見ていたのかも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
暑さは、首に巻くより頭から被る方がずっと暑く、
今年は3月下旬といえどもいつまでも暑いせいか、
「これが真夏だったら頭がボーっとしそう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)
と思いました。
さらに視界の左右が遮られるような気がして、
運転早々にスカーフを後ろにずらしました。
イラン人の友だちがヒジャブを取りたくても
なかなか取れなかった最大の理由は「自分」でした。
「もう20年以上必ず被って生きて来たのよ。
そう簡単には取れないものなのよ。」
「多分、私たちがスカートやジーンズを脱いで
出かけるようなものなんじゃない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
と言って2人で大笑い。
「でも家の中や、女だけの場所では被らないから、
ヒジャブは本当によその男のためだけにあるのよ。
それって、おかしいと思わない?」
彼女の口から予想外の発言が出ました。
「男はどんなカッコをしてもいいのよ。
短パンで脚を出してもいいし、水着で泳げるし。
女だけがどんなに暑くてもヒジャブを被って、
汗だくになったり暑さでボーっとなったり。
おかしいと思わない?どっちもムスリムなのよ。」
よっしゃ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
私はうんうん話を聞きながら心の中でガッツポーズ
彼女がそこまで考えての決心なら、
もう2度と後戻りはないでしょう。
ヒジャブを被っていることが危険であってはいけなくても、
イスラム圏以外でこれほど目立つとなると、自衛も大事
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0116.gif)
しかし、そこは宗教なので誰も立ち入ることができず、
決めることができるのは本人のみ。
友人はムスリムとしての信心と誇りを変えないまま、
男性ができて女性ができないのはおかしい
というヒジャブのもうひとつの点からも取ることを選択し、
テロを境に完全に変わりました。
その勇気を称えたいと思います。
NZはテロの衝撃と哀しみからたくさんの事を学び、
Solidarity
(連帯)
Compassion
(同情)
Unity
(結束)
という言葉を耳にしない日はないほどでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/e2/aa3055b40fe6c10f91650f6192cedd60.jpg)
そしてもちろん、
Love & Care
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/54/e00c47aef9c5a65ceefa22942a69d030.jpg)
どんない辛い想いもいつかは時とともに薄らぐもの。
それとともに、一度はみんなで共有した
連帯や同情や結束や愛や気遣いを忘れないよう
勇気を持ってヒジャブを取った彼女を見るたびに、
「今の想い」を思い出そう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
3月15日の暗黒の日から、犠牲者の冥福と平和への祈りをこめて
毎日事件の件を綴ってきましたが、いよいよここで完とします。
長い間、お付き合いありがとうございました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bouquet.gif)
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