ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

自己破産の後

2017-05-30 | 経済・政治・社会
今年2月に書いたメルマガ西蘭花通信
~こうして彼らはいなくなった~


古い付き合いの、知り合い以上友だち未満ぐらいのオリバーが
脱税でIRD(税務署)と揉め、最終的に自己破産した話でした。


それっきり彼は仲間内から消え、風の噂で
「家を売却してお金は奥さんと折半したらしい」
「歩合制の仕事が見つかった」
と聞いていました。


最近夫が共通の友人ダニエルに会い、消息を聞いてきました。
今はいくつかの仕事を掛け持ちしていること
奥さんも働き始めたこと
などなど。


家を売却し自己破産しても、IRDに残金の支払いが続くため
今の給与のうち一定金額以上はIRDへの返済に回るそう


オリバーはあと数年したら国から年金がもらえる年齢ですが
年金も収入なので、一定金額以上はIRDの返済へ。
一定金額がいくらなのかはわからないものの
決して生易しいものではなさそうです。


20年来の付き合いで親友と言ってもいいほどのダニエルが
なによりも驚いていたのは、
彼にまったく反省の色がないこと


「それだけはさっぱりわからない。親しいつもりだったけど。」
というダニエル。仲間うちで会ったときもみな口々に
「子どもを学校に通わせ、高速道路もタダで走って
いったいどういうつもりだったんだ
という、驚きの声ばかりでした。


夫婦とも両親が大変な資産家だそうで、どちらもすでに親が1人。
誰かに何かあればIRDの残額など耳を揃えて返せるのでしょうが
人生の晩年、一番輝く実りの時期であってもいいはずの時間を
親の遺産を待ちわびながら過ごすなんて、なんともはや


55年生きてみても、
人ってやっぱりわからない
と、ますます猫に傾倒していきそうですわ(笑)

だからって、猫がわかるという意味でもないんですが


今や立派な家猫と成り下がったココは丸々太ってまるで別猫

ニャ二よ


これが現実っ



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