ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

NZの10年周期

2017-05-10 | 経済・政治・社会
仕事関係の集まりがあり、
「ASBのアナリストがNZ経済には10年周期があると言っていた」
という話になり、
そーでしょそーでしょ


ここでも常々ブツブツ言ってきたように
1987年ブラックマンデー
1997年アジア通貨危機
2007年サブプライム危機

(その後リーマンショックへ)
アジアと一緒で最後に「7」の付く年は荒れるのでは?


太平洋圏としてアジア圏、特に中国との関係が深いので影響を
モロに受け、同じくアジアに連動するオーストラリアからの影響も


今のオーストラリアは失業率5.9%(NZは4.9%)と景気の悪化が目立ち、
不動産バブル
が弾けんばかりではないかと思われるのに
先週行っていたシドニーでは毎晩毎晩
「今日って金曜日
と思ってしまうほどの大盛況


外国人観光客も多いとは言え、なんだか信じがたいギャップで
恐くなりました


ここにも行ってきました!



聞きしに勝る並び方

30分ぐらい待ったかな?


2人ともデビュー

「これって並んで食べるほどのもの
という非常~に素朴な疑問が残り、再訪はなさそう。
(※皮が破れないことへの研究はスゴいと思いましたが)


オーストラリアはリーマンショックのあった2008年に
景気後退を経験しなかった唯一の経済先進国
(※1四半期だけマイナス成長を経験したものの)


「じゃ、直近のリセッションっていつ
と思って調べてみたら、
1991年
日本のバブル崩壊と同時期!


日本はその後、失われた20年(どころじゃない?)を経験し
オーストラリアは不況知らずの26年


10年ごとにこまめにガス抜きをしてきたNZと違って
(※まぁ小国なのでショックに耐えられないという問題も)
オーストラリアに何かあったら、相当なことになるのでは?


昨晩出たオーストラリアの新年度予算案もすべてが大きく
支出増、借入増、増税
NZがキー政権の下で財政黒字化に取り組んだ緊縮財政とは
かーなーり違う方向性


この拡大をきちんと着地させられれば問題はないんでしょうが
大きい分、ますます難易度が高まるのでは
とまれ何が起きてもNZも一網打尽で、影響はまぬがれないでしょう



ちょうど去年の今頃、こんな記事を上げ、
今年大学の最終学年となる善(20歳)の進路の心配もしていました。

(※このオークランド大のロゴが好き


心配をよそに、本人はとっとと内定ゲットで年明けからは社会人。

親の心配は杞憂で終わりました
大学4年目も院進学もなくなり、親は学費負担もなくなり一安心


ありがと、善クン



これは5年前の15歳



その分、不況対策に力を入れなくては
危機こそチャンス
という考えも磐石なので


まず、金利でつまずかず
次に、不況を生き延び
そして、次の一手へ


親子でがんばろー



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