ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

2016年6月という月

2016-06-30 | 経済・政治・社会
今日で6月も終わり
今月はいろいろと計算外の月となりました。


まず天気
5月末から6月初にかけて真冬のように冷え込みビックリ仰天
ずっと暖かい秋だったのであの気温の変化には驚きました。
幸い家族全員体調も崩さず、元気に乗り切りました。


そして景気
「運命の業者に出会いたい」と言ってた舌の根も乾かないうちに
NZの景気は来年から再来年にかけて大きく悪化する
と本気で思い始め、中旬からは「不況対応」開始。
(※業者探しは一頓挫)


24日には世界中がひっくり返ったイギリスのEU離脱決定

ブ、ブ、ブレグジットぉぉお
マジか、イギリス


世界は不透明感を増していますが、
少しでも備えあれば憂いはない
と思っていますが、どうでしょう?


今の私の感覚は2008年1月に突然円買いに出たのに似ています。
1月25日に貯金というべき手元資金の米ドルを全て円にしました。
たいした理由もないのに、私の思いつきノってくれた夫に感謝


当時のドル円は107円。
歴史的に見ればかなりの円高ですが、
「もっと円高が進む!」

「目標80円

という鬼のような見通しでGO!GO!GO!


その後2009年に長男・温(22歳)が
「日本の高校に行きたい
と、本人も親も全く想像していなかった晴天の霹靂のことを言い出し
てんやわんや


2010年の高校受験失敗で一度は頓挫したものの、
2012年の大学受験は成功して、名大へ



9月入学だったので本人が乗り込んでいったときは
アベノミクスだの三本の矢だので(どーなったあの話笑)

円は80円を軽く突き抜け75円がつく事態
学生さんは笑顔だけど、送り出した海外の親は真っ青だったはず。


幸いこちらのコストは107円なので助かりました
あの時点の超円高で円を買っていたら・・・
と思うとゾっとします


さすがに学費も生活費も出しているうちに2008年に買った円も
2014年には底をつき始め、すでに米ドル預金もなく、
さて、どうするか
そんな10月31日に日銀が決定した追加緩和策


 「円安くるなー
と、温と連絡をとり、仕送りが円安で目減りしないよう
(※国内で使っている分には関係ないとしても・・・・)
仕送りの代わりに同額をNZドルで貯金しておき、
生活費は本人のバイト代から捻出させることにしました。
(※それができるなら、仕送りいらないじゃんとも言えますが)


その後ドル円で125円までつき、本人はNZドル預金も使って
1ヶ月以上の卒業旅行


そして今また直面しつつある円高
ちょうどブレグジット直前に温への最後の仕送りを日本円で終え
親の勤めがすべて終了
夫婦で万々歳のタイミングでした
(※善はNZにいるから為替リスクないし)


そんなこんなの6月で、なにかと計算外の月となりましたが
あとで振り返ったら、何かのきっかけになっていた月かも?
個人的には旅行にも行け、お天気にも恵まれ、仕事も無事終了。



移住12周年となる7月もまた思い出深い、良い月になりますように


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