ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

進む道

2014-09-19 | 息子通信
北海道でのファームステイ中に豆の美味しさに目覚めた温(20歳)

さっそくヒヨコ豆を煮てスープを作ったそう。
缶詰を使わないところがエラし


いろいろな豆を4kg買ってきて一晩水につけ煮込んで冷凍
完璧ですな。
買ったのもハラル・ショップという正しさ
スーパーの何分の1かの金額だとか。さもありなん


今日は久々にLineで2時間も話し、お互いアップデート
それぞれ進んでいる道は違うけれど、報告し合いながら
切磋琢磨していきたいと思います。


温の名古屋滞在も丸2年
いよいよ3年生になり、チラホラ就活の話も。
どこでどんな仕事をするのか、またはしないのか
親も楽しみですわ。



スコットランドの住民投票も反対多数で独立見送り。
個人的には経済的観点からホッと胸を撫で下ろしています。


530万人の独立国は本当になんでも高くつきます。
NZは450万人の国なので、リアルに割高感を実感します。


日本で言えば北海道(人口540万人)が独立して、
独自の通貨を持ち、
独自の政府を持ち、
独自の軍隊を持ち、
独自に外交を展開し、
独自に・・・・・
独自に・・・・・


「自分たちの
「スコットランドとしての
と独立賛成派には夢が広がるかもしれませんが、
その夢の実現はあまりにも割高で、
目をむくような増税と人口の流出を伴ったのでは?


NZも人口の流出が止まらず移民の受入れで人口を維持しています。
キウイが出て行かなければ、私たちのNZ移住もなかったのです。


特にこんなご時勢、防衛面が手薄になれば、
イギリスを拠点にしている「イスラム国」支援勢力の北上
というのも現実問題としてあったのでは?


民族としてのアイデンティティーと国籍とは別物
というのが日本を出て30年の私の実感なんですけど、
多くの人にはそうならないのか


「イスラム国」といい、スコットランド独立といい、
国という体裁にこだわる風潮とその背後にある迫害が心配。
これって21世紀のシオニズム運動ですよね?
シオニズム運動がその後どうなっているのかを考えれば
問題の大きさに戦慄さえ感じます。


おーっと、そんなこんなのうちに温から再び写真が

ヒヨコ豆ハンバーグ
おいしそー
優しい味なんだろうなぁ。


こちらはスープ・ガタタン

とろみたっぷりで温まりそう。
母だったらトマトとホキ入れちゃうかなー(笑)
もうその段階で中華じゃない?


良い週末をお過ごし下さい


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