ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

未来の一部に

2012-05-08 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
今日は雨の中、お葬式に行ってきました。
夫が去年まで丸2年間お世話になっていた、ラグビーレフリーのコーチ、
トレバーが3日にガンで逝去しました。


虫の知らせというのでしょうか、たまたま夫が2日にメールを送り、地元の有力校同士の試合を吹くことになったことを伝えると、奥さんから、
「明日にもホスピスに入るかもしれない。」
という全く想定もしていなかった返事が来ました。


ガンのことは知っていたのですが、それほど悪化しているとは知らず、ただただ驚く夫・・・・・
けっきょく、ホスピスには入らずに翌日に自宅で息を引き取りました。
77歳の誕生日を目前にした76歳でした。
(彼の話はコチラでも)


たくさんの孫と曾孫1人に恵まれ、1人目の奥さんと死別した後、8年前に再婚した愛する妻に看取られながら旅立っていきました。お葬式で、
「トレバーとは血のつながりはないけれど、本当に我々の祖父だった」
と、奥さんの孫が力強く言っていたのが印象的でした。



夫のコーチをしてくれていたときは、毎週のように試合を見に来て、

試合の前後やハーフタイムに、熱心にアドバイスをくれました。


寒くても雨でも、それは続きました。

(ラグビーは冬のスポーツなので悪天候のことが多いのです)

トレバーは南島の試合で、トライラインもサイドラインも見えない雪の中で、
レフリーをしたこともあるそうです。
(選手もですが、レフリーもユニフォーム1枚に短パンです!)


夫のラグビーレフリー人生の大恩人、トレバー
 
今までも、もちろん、これからも、夫や、レフリーにかかわるすべて人たち、
そしてトレバーが熱心にかかわってきたたくさんの事に携わる大勢の人の
心の中に生き続けることでしょう。


R.I.P



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Vol.0568   ~未来の一部に~