ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

友人の一周忌 

2009-10-03 | 私事・リタイア・人生
昨日は去年、帰国中に亡くなったキウイの友人の一周忌でした。 
(彼女の話はコチラでも)

昨日は朝の仕事を終えるや、すぐにボランティアへ行き、
あまりの忙しさに彼女のことなど思い出さずにめいっぱい働き、
(春休み中の善も手伝ってくれました)、
ランチも食べずに買い物をして慌てて帰宅。(善はしっかりケバブをゲット)

89歳の友人ベットに頼まれた買い物を届け、
早々に夕食の用意に取り掛かり、
夜はがっつりラグビー観戦。
その後は仕事をし、相変わらず夜更かしで就寝・・・・


まったく、いつも通りに過ごました。



生活の中に小さなイベントを作っては楽しむ天才だった彼女にしてみれば、「なんとも友だち甲斐のないヤツ!」だったかもしれませんね~´ー`ゞ


でも仕事部屋の壁には、彼女からもらった小さな小さな油絵があります。


海をこよなく愛した彼女には珍しい緑の光景です。
ワタクシが海よりも何よりも緑を愛しているのを見抜いていたのかも。

2年前に愛猫ピッピを亡くしてから、逝ってしまった大切な人や動物をかえって身近に感じられるようになり、彼らを節目節目に思い出すのではなく、毎日の生活のなかに取り込むようになりました。

小さな油絵はまさに彼女とつながる小さな扉です。

痛みや苦しみから解放され、水辺の畔にイーゼルを立て、昔ローマの人たちが纏っていたような白い風を含んだ服を着て、たおやかに微笑みながら優美に絵をかく彼女のイメージが、いつの頃からかずっと頭にあります。

これはきっと彼女からのメッセージなのだろうと、大切にしています。
その足下には先に旅立っていった愛犬が侍っていることでしょう。

「そっちでは上手くいってるようね。いつかそっちで会おうね!」

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