ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

癒しと気づき

2008-05-24 | 家族&夫婦
あきらめてないんですよ、
シンプルライフ
ー。ーゞ
ココで言ってた舌の根も乾かないうちに、こんなコがうちに→

ボランティア先のチャリティーショップに行ったら、私を待っていてくれたかのように値段付けのテーブルの上に、この2匹が・・・


おっさんくさい前髪(?)が、なんともユーモラスで憎めません。一目でお取り置き決定!で、家に連れ帰りました。

以来、玄関を通るたびに目が合い、思わずニッコリ。

「癒されてるな~」
と感じます。逆に言えば、それぐらい癒しを求めていたというか・・・。

今日はほとんど外出もせず、家にいました。
明日のお見舞いに持っていくものを用意し、友人が好きな料理を作り、草むしりをし、多肉やアボカドを植え替え(土いじりは究極の癒しです)、少しでも心穏やかに過ごせるように努めました。

そんな日にいただいたsnowbootさんからのコメント。

『みことさんのメルマガではありませんが、私もこの頃「引き算の人生」と言う事に思いが行ってしまいます。(当のメルマガはコチラで)
私自身はまだ40歳前なのですが、小さい子供を持ち、彼のこれからの人生を思い、彼が成人した時の私の年齢を考えると、どうしても「残された時間」というものを意識してしまいます。

それは特に星空や満月、夕焼けや潮の満ち引きなど身の周りに自然にあって、私が産まれるずっとずっと前から存在し、私が死んだずっとずっと後まで存在し続けるものを見ると感じてしまいます。
不老不死でいられない以上悔いのない人生を送りたいものです。』
(以下略)

ホスピスに入った私の友人にちなんで寄せられたコメントでしたが、
“私が産まれるずっとずっと前から存在し、私が死んだずっとずっと後まで存在し続けるもの”
という件(くだり)が今の心の襞にぴたりと合いました。

人の命も含め、いつかは失われていくものの背景にずっと在る
「永遠」。

その存在に想いを馳せることができたとき、しっかり心根が落ち着いたように思いました。

snowbootさん、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
私たちは明朝、北に向かいます。

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