ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

朝寝朝酒朝湯が大好きで♪

2006-06-14 | 移住生活
なんと3日連続で「停電」関連エントリです。
停電の原因は2週間以内に国営送電会社トランスパワーから報告書が出るそうですが、自らの失態を自ら調べても玉虫色の結果しか出てこないのはどこの社会にあっても同じこと。切れた電線もつないでしまえば、後で何を言っても遅いと言うもの。

「ここは第三者を派遣してとことん調べていただきたい!」
と思ってしまうのは、こういうことが“なくて当たり前”の場所から来た移民だからのようで、ここではそういう展開にはならない様子。

一応、報道は「財界からも市民からもこんなに苦情が@@」的な姿勢ですが、実際の市民生活は、
「まぁ、元に戻ればOK」
と言った雰囲気で、報告書が出る頃には、
「50年に一度しか起きないらしいし、もう1ヶ所変電所を造るとなると莫大な費用(≒電力料金の値上げ)が要るし、そもそも電力供給量が足りなくて、数年後には毎日電力使用が制限されると言われてるくらいだから~ウヤムヤモヤモヤウヤムヤモヤモヤぁぁ~」
なんてことになりそうです(笑)

50年に一度
も会社側の根拠を示さない主張なんですけど(笑)
「じゃ、8年前の98年の6週間の停電はなんだったの?」
と聞きたいところですが、
「あぁ、あれは民営化前のことで、切れた電線の場所も違うし~」
とかナントカってっことになるんでしょう。チャンチャン。

2年近く住んでると、事の展開が読めるようになってきました♪
この展開についていけない方は、ぜひ移民を思いとどまられた方がいいかも、です(笑) ここでは万事この調子なので。せっかくの移民ライフがカリカリ、イライラでは残念ですからね~*´ー`*

当局の論議はさて置き、一市民として「大停電の日」はどう過ごしたらいいでしょう?
「新聞」「手紙」は前回書いた通りですが、これ以外にもあります!
「シャワー」と「昼寝」です!!

ニュージーランドのかなりの家はオール電化でガスが引いてありません。そのため温水タンクにためたお湯でシャワーを浴び、お風呂に入ります。停電となるとタンクのお湯は冷めていく一方でいずれは水になります。
「それならば!」
と、さっそくあったか~いシャワーぁぁぁ♪
もともと毎朝ジョギングの後にはシャワーなので、「朝シャ」自体は毎日やっていることなのですが、
「このお湯が出なくなるかも!」
と思うと、なんともアリガタヤ~アリガタヤ~の温かさ♪(←単純)

その後、昼寝もしてみましたぁ♪
ここ最近、諸般の事情で朝3時近くまで起きていたりで寝不足気味だったので、思い切って決行ですっ!風邪の引き始めにパッと2、3時間寝てしまうことはあっても、体調万全な時の昼寝だなんて、移民後初の未体験ゾーン。
1時間半くらいでしたが、極楽でした♪

小原庄助さん、なんで身上(しんしょう)つ~ぶした
朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上つ~ぶした
アー、もっともだー、もっともだー

民謡会津磐梯山より)

なんていう唄を35年ぶりくらいに思い出しました。(朝酒だけは試しませんでしたが)
(昭和ヒトケタの両親に育てられると、会津に縁もゆかりもなくてもこんな小唄がポンポン出てきます。ソーラン節も´。`;)

(↑朝寝昼寝夜寝が大好きで~♪)

身上を潰しても困るので、こんな極楽体験は引き続き停電の時のお愉しみにとっておきます。さぁて、あとは精進、精進。

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