のんびり食堂

日々のことをちょいと書いております。お気軽にお立寄り下さいませ。

カキフライのソフトクリーム?

2006-12-27 11:05:39 | 日々のこと
カキフライソフトクリームというものがあるみたい。
岡山で人気らしいのだけど、カキ好きとしては一度食べてみたい。
そういえば、ノロウィルス騒ぎでカキが今人気ないらしいのだけど、ちょいとこれで人気を取り戻せればよいのだけどなあ。

競馬

2006-12-25 17:52:38 | 日々のこと
ディープインパクトが有馬記念を制した。

98年に日本ダービーで武豊騎手が初めて優勝したシーンをテレビで目撃してから、競馬って毎回ドラマがあるなあ、と感じる。

昔、世田谷の馬事公苑近くに住んでいて、近くのTSUTAYAまでレンタル商品を返しに行く際、交差点でよく馬とすれ違った。その当時から馬は身近だった。
そんな私も生涯2度ほど競馬場に行ったことがある。2度とも券は買わずに馬を眺めている程度だったけれども、全速力で走る馬達にはかなり圧倒された。


昨日の有馬記念は外出をしていたので、テレビを見ることも出来ず、今日結果を知り、中山競馬場まで見に行きたかったなあ、と思った。

ディープインパクトの走りは正直、凱旋門賞の際にテレビ中継で見た限りなのだけど、その後、引退が発表され、まだ走れそうなのに絶頂期に種馬にするなんて、利権も絡んでるのかなあ、と勝手に想像。真相は分からないけれども、今日Yahoo!ニュースを見ていたら、ディープのオーナーのインタビューが載ってあり、「あと1年走りを見守るには私のハートが小さすぎた」とあった。やはり馬のオーナーというのはやはり勝って欲しいという気持ちもありつつ、無事を毎回願うというのはオーナー自身にとっても毎回大変な心労だったのだろうなあ、と感じた。やはりそういうのは関係者じゃないと分からないことなんだろうなあ。

巷のコト

2006-12-22 15:30:30 | 日々のこと
近頃、巷で流行ってる音楽に疎く、ラジオで最近、アンジェラ・アキの「HOME」と絢香の「三日月」をようやく認識して、「中々良い曲だなあ」と思う今日この頃。

仕事先の人に今日「『てごます』って知ってます?」って言われ、日用品の新製品かと思ったら、アイドルグループ「NEWS」の手越君と増田君のユニットグループということを知る。元々アイドルとか疎くて、グループになると全くわからない。そういえば、KAT-TUNも個々にはCMとかで見たことあるけど、グループでのテレビ番組出演とか一度も見たことないなあ。紅白とかの番組に出るだろうと思ってたので、そこで認識しようかと思ってた。

年末特集の載っているテレビ番組雑誌をお昼に買って読んでいたら、なんともKAT-TUNは紅白には出ないことを知る。さて、どのテレビを見れば、世間の人気者をいっぺんに知れて見ることができるのだろう・・・。なんだか若者文化からますます遅れをとっているような気になってきた。(とりあえず、まだ20代なのに・・・。)

王の男

2006-12-21 15:44:11 | 映画
王の男を見た。
以前、何かの映画を見た際に予告編を見たことがあって、ちょいと気になり、レディースデーを利用して見に行ってみた。

芸達者なチャンセン(カム・ウソン)、女性のように美しい芸人コンギル(イ・ジュンギ)、残忍な王ヨンサングン(チョン・ジニョン)を中心に描いた話。
王をネタにした芸をした芸人達は、ある日王の前でその芸をやるように言われ、もし王が笑わなかったら侮辱罪に問われることになった。命を掛けて王の前で芸をする芸人達。王は笑い、彼らの一命は繋がれたが、彼らが芸をする度に、そのネタになった重臣達や側室が殺される。そんな王に怯える芸人達は王宮から出て行こうとする。ただ、その中で王より寵愛を受けているコンギルだけは中々その場から離れらない・・・。

韓国で大ヒットした映画ということもあり、結構期待をしながら見に行ったのだけど、正直、「惜しいなあ」っていう感じだった。笑えるところもあるし、映像も芸もスゴイのだけれども、何かそんなに心動かされるところまで行かなかった。
ツボに入ったところとしては、行動は幼稚だったりもするのだけど、王様が渋くてカッコよかったこと。
ただ、評判の高いイ・ジュンギの美男子さにはそんなに心惹かれなかったなあ。(あまりタイプでないからなのか。)

今日、普段の彼らはどうなのかと、記事や画像の検索してみたら、野性味溢れるチャンセン役のカム・ウソンは、結構インテリっぽくハンサムガイ風で、反対にインテリ風な王様は、普段は野性味溢れた感じで、イ・ジュンギはもっと男の子っぽかった。
★★★☆☆(5つ★満点)

デスノート

2006-12-16 21:11:36 | 映画
ジャンプで連載していた際に原作を読んでいた。今年6月頃原作も終了し、映画化になった際、前編を見に行った時に一緒に行った友人は、その死神のノートである「デスノート」の仕組みと主人公・夜神月(ヤガミライト)の頭脳明晰さ、そして主人公のライバルであるL(エル)の姿に魅了されていた。正直、原作を読んでいたこともあり、物語の流れや登場人物の性格などを知っていたので、その友人よりも映画を見て発見ということが少なかったけれども、映画版の結末は原作と少し違うというので、興味があり見に行って来た。

デスノートを使い犯罪者に制裁を加える「キラ」。そのキラである夜神月は、ある事件によりLの居る警察チームと共にするようになる。そこへ第二のキラが現れる…。

たくさんの登場人物が出て来た原作を分かり易くした映画版。なので、主人公との人間関係や設定が違うということはあったが、結果的には、よくまとめたなあ、とちょいと感嘆した。藤原竜也が演じるキラも最初は何故彼なんだろうなあ、と少し思ったけれども終盤の演技を見るだに彼にしか出来ないかもなあと感じた。L(エル)が今回の映画化にあたり人気が出たみたいだけど、後編の彼も仕草やボーッとした雰囲気が中々可愛らしくて良い。他の映画でL演じる松山ケンイチを見たこともあるけど、これは彼にとって当たり役かもね。

とりあえず、Lを主役にした映画も見てみたいと思った。
★★★☆☆(5つ満点)

食生活を見直すダイエット一日目

2006-12-13 12:59:19 | 日々のこと
「食生活を見直すダイエット」を始めてから1日目の昨日はちゃんと考えつつ食べました。

メニューとしては・・・、
朝:ウィンナーパン、お茶、野菜ジュース
昼:明太子おにぎり、小さいカップうどん、野菜と高野豆腐の入った入り卵
夜:チゲ鍋(白菜、ねぎ、えのきだけ、豚バラ肉、トック)

鍋を食べてた際にここに日本酒とか合うのだよなとか考えてしまったのだけど、そこは我慢してみた。で、いつもならシャワーで済ませてしまうのだけどお風呂で半身浴をし、ストレッチをして寝た。朝、体重計に乗ったら一昨日よりも1.4キロ違っていた。やはり一昨日は食べた量が多すぎたのだろう。

ダイエット

2006-12-12 11:10:51 | 日々のこと
昨日、体重計に久しぶりに乗ったら、1年前の今頃と比べ6キロも増えていた。
太る原因も太ってきつつある現実も分かってはいたものの、何故か直視したくなったのかも。どのくらいの勢いで太ってきているかというと、2週間前に試着して買ったパンツ(ズボン)が、現在はキツく、何とか履いているという状態。
久しぶりに購読したファッション雑誌「With」(講談社)でダイエット特集が載っていて、ようやく一昨日からダイエットを始めようという気になった。

<初日である昨日のメニュー>

・朝食:ウィンナーとマヨネーズが乗っているパン、お茶、ミカン、
・昼食:パン3つ(ピザパン、ロールパン、お菓子パン)、ココア、コンソメスープ、野菜ジュース
・夕食:1人前きりたんぽ鍋、ごはん1膳、白ワイン2杯、スナック菓子(ジャガリコ)

*ちなみに昨日は40分自転車に乗ったくらいで、特に運動はしていない。

メニューを書き出したところで、一目みて、特に夜食べた物を考えればこれは太るなあと思った。

今朝、いつもより1時間早く起きてウォーキングをしようと思ったけれども、あまりにも寒くて挫折した。
とりあえず今日から食生活だけでも改善しようと思う。

好きな街

2006-12-10 03:45:46 | 日々のこと
自分の住んでいる街が大好きである。
東京に住んでいるのだけど、今の街には5年ほど住んでいる。前は世田谷区のいわゆる高級住宅地に住んでいて、有名人を近所で見かけることも多かったのだけど何となく馴染めなかった。今の街は23区内でも端っこの方で、とても庶民的な街である。

休日は近所の喫茶店に行くのも楽しみだし、何と言っても夜にボーッと散歩するのが楽しい。危なくないように一応人通りのある所を歩くのだけど、小さな居酒屋やジャズバーから聞こえる人の声や音楽がとても心地よい。

11月に引越しをしたのだけど、この街内で引越しをしたくて1年くらい部屋を探した。今の部屋は前住んでいた部屋と近いのだけど、少し最寄りのコンビニや本屋が変わって、この街のイメージが少し変わった。やはりこの街が好きである。

クラシック音楽

2006-12-09 00:58:59 | 音楽
今、ドラマで「のだめカンタービレ」が人気なように、クラシック音楽が流行っているみたい。「のだめ」で出て来た曲を集めたCDもとても売れているよう。そんなクラシックブームの所為か、職場でクラシックCDをかけつつ仕事をすることが最近マイブームである(うちの職場は音楽に関して寛容)。

小さい頃から、ピアノとエレクトーンや声楽を習っていたり、親から音大に行くようにと薦められていたこともあり、日頃からクラシック音楽を聞くことやコンサートに行くことが多かった。レコードやCDでクラシックを聞くことは好きだったけれども、コンサートに行くとα波が出ているのか、途中から記憶がないことが多く、親から「高いチケット払ってるんだから最後まで聞きなさい」と言われ、コンサートの最中、結構辛かった覚えがある。思春期になると、ロックやポピュラー音楽に傾倒するようになり、高校卒業後は音大ではなく普通の大学に進学して、音楽はホントに趣味という感じになった。

大人になり、改めてクラシックを聞くと何とも心が安らいだり、自然の中に居るような気分に陥る。何百年も前の曲が今でも聞き継がれるのには、理由(わけ)があるのだなあと思う今日この頃である。

言葉

2006-12-08 11:01:16 | 日々のこと
昨日のほぼ日刊イトイ新聞のコラムで「頑張ってね」と人に声かける、ということがテーマで書いてあった。ちょうど、常日頃その言葉の難しさを考えていたので、私にとってなんとも興味深いコラムだった。

そのコラムでは「頑張ってね」という言葉を掛けた方はそんなつもりでなくても言われた方は負担に感じるという人もいる中で、その言葉に代わる言葉が思いつかない、という内容も書かれていた。

周りの友人の何人かで「頑張って」という言葉に敏感な人がいて、その友人と電話で話をしている際、他の友達になら「じゃあ仕事頑張ってね」と締めて電話を切れるのだけど、そうもいかなく、自分の言葉のボキャブラリーのなさに毎回歯がゆく思ったりもする。

「頑張って」=いつもちゃんとやっていないからもっと頑張れ!、と受け取る人と、「頑張って」をその人への応援の気持ちで言う人と、人によって言葉への受け取り方が違うというのは日々感じることだけど、本当に難しい。ただ、イヤだなあと受け取る人には「そういうつもりで言ったわけじゃないのだけど」と言った所で、イヤな気持ちにさせてしまうのは何となく気分が宜しくないので、それに代わる言葉を掛けられたら良いのだけどなあ、と毎回思う。とりあえず、「頑張ってね」と言いたい気持ちを抑えて日頃話すようにしている。

天下のコピーライターでさえも「頑張る」という言葉について考えるのだから、ボキャブラリーの少ない私なら当然だろう・・・、と思った。

2006-12-06 23:37:29 | 日々のこと
ラジオをよく聞く。

平日の朝はJ-WAVEのクリス智子の「BOOM TOWN」、夜は同じ局の「GROOVE LINE」(ピストン西沢・秀島史香)、ニュースや世間で問題になっていることを論じる番組「JAM THE WORLD」など。休日の昼は”はな”の「TIME FOR BRUNCH」を聞きながらぼーっと近所を散歩したり、日曜の夜には"岡田准一"の「GROWING REED」を聞きつつ徐々に眠りについたり。とりあえず、ラジオを聞ける携帯電話を持ってからというもの、外出する際にはラジオを聞くのが習慣になった。ラジオをよく聞くようになってから人の声がとても気になるようになった。ラジオだと顔が見えないから声の雰囲気や調子がその人を知る全てになる。

以前、仕事の移動中にラジオを聞いていた際、鏡リュージが番組のゲストとして出て、それまで何度か星の動きを伝えるという占星術での彼を知ってはいたけれど、その日は占星術とは関係なく普段のプライベートのことがテーマだった。それを答える声は今まで聞いたことのある優しくて良い感じの声とも違い、魅力的な男性の声になっていて、その声にドキドキしてしまった。またある時は、深夜たまたま聞いたラジオのパーソナリティの声がクリス・ペプラーだったのだけど、普段聞くメリハリのある声とは全く違い、ラフな感じのなんとも落ち着いた声に驚いた。

人の声ってホントにシチュエーションによって全く違うなあ、と思う。たまにドキュメンタリーとかで有名な俳優の人がナレーションをやっていることがある。最後のクレジットで知り、「この人ってこういう声で話すこともあるのか」と思うと、印象が変わり、好きな俳優の一人になったりする。

今日ちょうどその俳優の一人でもある草なぎ剛がFNS歌謡祭の司会を勤めていてそんなことを思い出した。

美人の条件

2006-12-04 21:50:07 | 日々のこと
美人の友達が居る。
どのくらい美人かというと、学生時代一緒に歩いていると1時間に2つのモデル事務所(ホントの事務所かどうかは抜きにして)からスカウトが来るくらい。(ちなみに彼女はゲームとアニメが大好きで、割が良いという理由で有名芸能事務所に所属しモデルの仕事等をしている変わり者である。)

この前「メレンゲの気持ち」で飯島愛が鼻の付け根にヒアルロン注射をして鼻筋をつけているという話をしていた。鼻の付け根が高く鼻筋が通っている人は彫りが深く見え、美人・美男子の条件らしいけど、隣にいた井川遥は見事にすーっと通っていた。

この前、美人の友人に会った時、文句のつけようがないくらい鼻筋がすーっと通っていた。その友人の見事な鼻筋を見てからというもの、会う人会う人の鼻筋が気になって仕方がない。顔をじっと見られている人としては実は鼻筋を注目して見られているとは思わないだろう。
ちなみに私は残念ながら鼻筋がすーっと通っていない…。

ジョニー・デップ

2006-12-03 00:20:46 | 日々のこと
ジョニー・デップが好きである。
一番初めに彼を知ったのは中学生の時にウィノナ・ライダーの恋人ということを知った際だと思う。当時ウィノナが大好きで、こんなに綺麗な人の恋人ならば素敵な人に違いないと思い、「ギルバート・グレイプ」や「妹の恋人」を見た。思った通り、感情をあまり表に出さなく、飄々とした姿に一気に好きになった。その頃友人に「ジョニー・デップがカッコいい」と言っても誰も知らなく、歯痒く思ったものだけど、今はその友人も彼の魅力にハマっている。

彼の出演している主演映画も良いのだけど、主演でない映画の方が好きである。「耳に残るは君の歌」やフランス映画「フレンチなしあわせのみつけ方」に出てくる彼がとても素敵だ。特に後者の映画はホントに出番が少ないのだけど、シャルロット・ゲンズブール演じる人妻と一緒にCDショップで試聴しているだけで彼女が魅了されたように彼を見ていてその気持ちに同調してしまう。改めてカッコいいなあと思った。

彼のパートナーであるヴァネッサ・パラディもパトリス・ルコント監督の「橋の下の娘」から大好きで、この夫婦共演の映画をフランス映画で見てみたいなあと思う。
「パイレーツ・カリビアン」以降、世間ではジョニー・デップブームが巻き起こっているが、このブームとは関係なく彼の作品が楽しみである。

武士の一分

2006-12-02 12:02:33 | 映画
有名な監督なのに、何故か山田洋次監督の作品は一度もちゃんと見たことがなかった。今回初めて監督の作品を見て抱いた感想としては、「なんて映画のことを分かっている人なんだろう」ということ。見た目から真面目で冗談なんて言わない人という印象が強かったのだけれど、「武士の一分」ではユーモアに溢れ、劇中何度も笑ってしまった。そういえば、前に三谷幸喜のエッセイで映画賞授賞式で監督との会話した際のエピソードがあり、実は面白い人なのかな、という印象を受けたことがある。

主演・木村拓哉はというと、SMAPだったりドラマでも「木村拓哉」というイメージがあり、純粋にその役としてみることが中々難しい役者という印象があった。今回も序盤の雰囲気はそういう印象もあったけれど、視力が失われた辺りから、生きる希望を失い、周りの者に当たったりで、いつも知っている彼とは一気に違う人になってしまった。目が見えないことに慣れるにつれ、冗談を言ったりということが戻ってくるのだけれど、その頃には「木村拓哉」ではなく、あえて言うならば「水曜どうでしょう」の「愚痴ばかり言う大泉洋」のようにも思えて来た。あと、食事をするシーンが多いのだけど、毒味役としてお勤めをしている三村新之丞(木村拓哉)の所作は美しく、また普段の質素な食事も所作だけ見ているだけで満足な気分になる。自分も妻・かよの作る芋の煮物(?)を食べてみたいと思った。

時代劇とは言っても、時代設定とかあまりややこしくなく、噂好きで喋り好きな叔母さん(桃井かおり)や主人にも文句を言う使用人(笹野高史)だったりの登場人物がとても身近で親しみ深く、彼らの会話に何度も笑ってしまう。盲目になってしまった夫を献身的に支える妻を演じる檀れいが画面に登場するととても華やぎ、周りの人が彼女の外見やしぐさの美しさに惹かれるように、観客である自分も魅了されていくのがわかった。

夫婦の愛を描いた作品で、江戸という時代、今よりも情報が発達していない中、人と人との繋がりが社会を繋ぎ、簡単に断ち切れないという世界なのだけど、それがとても羨ましく思わせ、全く知らない人達が集まっている現代の映画館という空間の中で、一緒に見て笑って、時には泣くというのを、とても心地よくさせた映画だった。

虹の女神

2006-12-02 00:58:43 | 映画
学生時代、私は映像を撮っていた。そして将来は映像系に行こうと考えていた。

そんな自分と同じ女の子がこの映画の登場人物だった。彼女は映像制作会社に入り、会社を辞めアメリカへ映像の勉強をしに行く。そしてある日乗った飛行機が墜落し、彼女は死んでしまう。彼女の好きだった青年(岸田=市原隼人)は、彼女が亡くなり、初めて彼女が自分を好きだったことを、そして自分にとって彼女がどんなに大切な人だったかを思い知る。

上野樹里演じる「佐藤あおい」と似たような学生時代を送ってきた私にとって、彼女の人生はとても短い生涯だったけれどもとても羨ましく感じた。この映画は主に岸田の目線から見た「佐藤あおい」が描かれるのだけれど、何だか思いっきり彼女に感情移入してしまった。失恋や淡い恋っていうのは青春にはつきもので、人生あまり上手く行かないというのを青春時代に思い知る。不器用ながら素直に生きる彼女がとてもまぶしく思えた。さてさて、現在の私はというと、映像を撮るとは全く違った仕事をしている。その当時の私からは想像も出来ないような職業に就いた。仕事は順調だし、満足もしているけれども、学生時代の私が今の私を知ったらどう思うのだろう、とはちょいと考えてしまった。

映画の内容であるが、市原隼人は鈍感で不器用な青年(少年?)を演じるとハマるなあと改めて思った。彼を初めて見たのは岩井俊二監督の「リリィシュシュ」だったと思うけど、年々良い役者になっているなあと思う。上野樹里の恋愛に不器用で上手く相手と接することが出来ないという役柄もとても似合う(今現在やってるドラマの「のだめ」とかもハマってるし)。この映画に出て来た人達見事にハマっていた。彼らの真面目ながらもおかしい行動に何度も笑わされた。

最後のクレジットに流れる種とも子の主題歌が何とも印象的で、ちょいと学生時代のことを帰り道思い出した。