のんびり食堂

日々のことをちょいと書いております。お気軽にお立寄り下さいませ。

私のあしながおじさん

2008-05-14 01:14:10 | 日々のこと
小学生の頃、日曜日に放送していた世界名作劇場で「私のあしながおじさん」というアニメが大好きだった。
関連本をおこづかいで買って読んでいた程だったと思う。

最近、そのアニメがケーブルテレビのファミリー劇場というチャンネルで放映している事を知った。
ちょうどこの前の日曜日の回は「ジュリアの伯父さまは変わ者?」(9回目)で、主人公ジュディと今後彼女に影響を与える友人(ジュリア)の叔父であるジャービスと出会うという話。高飛車な性格のジュリアとは対照的に彼女の叔父であるジャービスはとても庶民的でユーモアに溢れた性格だったりして、当時私は彼が出てくる回の話が大好きだった。
こうして大人になって改めて見ても結構面白い。一週間に一度の放送がとても待ちきれない。
どうやらDVDが出ているらしく大人買いをしてしまおうかかなり迷い中。
どこかディスカウントしてたらきっと買ってしまいそうだなあ…。

ヴィスコンティの日々

2008-05-08 22:20:17 | 映画
最近、イタリアの巨匠監督ルキノ・ヴィスコンティ作品をよく見ている。
以前、彼の作品とは知らずに「ベニスに死す」を見た事はあった。
今回、知人から「ルードヴィヒ」を薦められ、その映画から見始めて、「地獄に堕ちた勇者ども」「山猫」「家族の肖像」など。
お気に入りは「家族の肖像」である。主役の教授役バート・バカラックがとても良い。
一見、他人と生活をするのを拒み、孤独を愛する教授ではあるのだけど、実は優しく思慮深い心の持ち主という老人役はとても彼に合っているように見える。
金持ちで美しい女性の愛人でありながらも実は学問や芸術に興味のある美しい若者をヘルムート・バーガーが演じている。
彼は私生活でもヴィスコンティ監督のパートナーだったらしく、晩年のヴィスコンティ作品に数本出演している。

よくヴィスコンティ作品がなぜ好きかと話を聞くと大体の人が「耽美」だったり「美男美女」や「美術にこだわりを感じる」などの答えが返ってくる。その所為か今までちゃんと見た事はなかった。ただ、今回見てみたらストーリー展開もちゃんとしているし、人物描写などとても丁寧に描かれている。

今まで見ずにいたことにちょいと後悔した…。