のんびり食堂

日々のことをちょいと書いております。お気軽にお立寄り下さいませ。

わたしたちの教科書

2007-06-28 23:08:21 | 日々のこと
「わたしたちの教科書」を見た。
普通、ドラマを見る際は1回目から見る方だけど、このドラマは途中の回(それも後半)から見ていた。
今日は最終回。
学校にイジメは存在していたか、学校の窓から落ちて亡くなった少女はイジメを苦にして自殺をしたのか、少女の同級生の証言により、真実が明らかとなった。

学校、教師、先生、家庭と、様々な視点からこのドラマはどれに偏る事なく描いている。
子供の残酷さ、大人達の浅はかさ、学校という組織。
中学時代の自分と言えば、不自由な生活、不条理な毎日を生き抜く為に3年間息を潜めながら生きていた。逃れられない部活や怖い先輩、理不尽な事で怒る先生、残酷な同級生達。嫌な事ばかりじゃなかったけれども、恵まれた環境とは正直言えない3年間だった。ただ、中学時代の自分は、高校生になれば、この同級生や先生・上級生から逃れられると信じて疑わず、実際に高校生になり、それは本当となった。

そんな過去もありつつ、今がある。今は自分の収入や判断を頼りに、親や周りの意見に従わずとも気ままに暮らしていられる。そんな私も今日はなぜかローテンションで、体の具合が今ひとつだったりもし、「もし今あと3ヶ月の命」と宣告されてもそれはそれで良いや、と考えていたりもした。

ただ、さっき「わたしたちの教科書」を見て、最後に学校の窓から落ちた少女が書き残した台詞「今の自分は過去の自分、未来の自分で成り立っている。今の自分がもし命を絶ったら未来の自分に繋がらない」という台詞はかなり心に響き、今日自分の命に対して軽々しく思った事に対して、申し訳ないと思った。

渋谷スパ爆発事故。。。

2007-06-20 11:08:07 | 日々のこと
昨日、15時頃仕事で渋谷に出かけた。
宮益坂に向かう交差点では、大渋滞になっており、警察や、救急車のサイレンの音がした。

何か交通事故でもあったのかと思いながら、打合せに向かった。

仕事場に戻ったら、同僚の人達が渋谷で爆発が起きたという情報を教えてくれた。、その場所というのも、渋谷の松濤にある高級スパの施設。

ちょうどそのスパの割引券があり、ここ数日の間に行ってみようかと思っていた矢先で、とてもビックリした。

学生の頃、東急本店の近辺でバイトしており、とても馴染みのある場所である。ちょうど松濤に住んでいる友人宅もあるので、おそらく友人宅はホントに大変だっただろう・・・。

ほんと、ニュースを見るたび、無残な事故現場に胸が痛む。

PCについて

2007-06-16 00:23:05 | 日々のこと
私は仕事ではwindowsユーザーであるが、自宅ではmacユーザーだったりする。
大学時代に映画を制作していたこともあり、その当時映像編集したいと思えばmacを使うしかなかった。なので、初めて買ったPCがmacだったことがきっかけでずっと自宅ではmacを使っている。

社会人になり、映像編集とかはそんなにすることなくなったけれども、最初貰ったボーナスで買ったものは、新しく出たpowerbookだったりする。powerbookといえば、macを代表するかなりスペックの高いノートパソコンになるのだけれど、実際はインターネットとメールしかおらず、宝のもちぐされである。ちょうど大好きだった米ドラマ「sex & the city」の主人公のライターが旧型のpowerbookを使っていたりするのを見ると、やはりmacには並々ならぬ憧れがあったりして、よく休日には「sex & the city」の主人公みたくpowerbookを持って近くの喫茶店でPCをなぜかいじってたりする。

去年、apple社より「sex & the city」の主人公が使っていた旧型のpowerbookを彷彿とさせる黒いデザインのmacbookというノートパソコンが発売された。powerbookよりも格下のモデルではあるのだけれども、そのデザインがあまりにも格好よいので、仕事でmacを使用するという理由で、会社で買ってもらった。確かに新しいPCはデザインも格好よく、使い易いのだけど、自宅でもそのmacに買い替えようという気にはなぜだかならなかった。一般的にPCというのは新機種が一番良いという傾向に有るけれども、macユーザーにとっては、それがあまりなかったりする。
macの買い取りに関しては、古いモデルでも高額で取引されるように、古いPCでもかなり価値がある。自分も今のmacを使い始めて5年経つけれど、古いから買い換えようとか何故だか思わない。

何だか新機種が一番良いという時代に逆行しているのかもしれないけれど、macには長くずっと使いたいという愛着を抱かせる変な魅力が何故かあると思う。

ビックリ。

2007-06-15 23:38:51 | 日々のこと
宮崎あおい結婚

宮崎あおいさんは、結構好きな女優さんである。去年公開された「好き。」も好きだし、朝の連続テレビ小説の「純情きらり」もすきである。
そんな彼女が「パッチギ」でも印象的だった俳優高岡蒼甫氏と結婚したとのこと。
以前から交際の報道はされていたものの、若い彼女が入籍したというニュースには少々ビックリした。
来年の大河ドラマも控えているし、この結婚がきっかけに彼女の演技の幅にますます期待がかかる。

父を思フ

2007-06-12 23:01:51 | 日々のこと
私の父は戦後すぐに生まれた。
7人兄弟の3番目で、次男である。
親戚の話によれば、理数系に強く、運動神経も良く、どちらかというと、目鼻立ちがクッキリしていたので、地元でかなり人気があったらしい。(母や母の友人の話によると、父の若い頃は、イケメンで、若い頃の仲代達矢にそっくりだったという。残念ながら娘達はそんな父よりも母に似ていたりする…。)
父の田舎では、「勉学に励むよりも職に就け」という風習が強かったらしく、中学卒業と同時に大工の見習いに就く。母の話によれば、給料はかなり少なく、先輩からの理不尽な仕打ちもあったらしい。
その後、独学で建築士、設計士などの免許を取得し、20代後半で棟梁になり、自分の家を建築する。その頃、母と結婚し、娘二人が生まれる。ちょうど住んでいたのが、雪国だったこともあり、冬の季節は大工にとっては、季節によって仕事がなく給料が保証されないことから、母の薦めもあり、某一流企業の就職試験を薦められる。試験が通り、家族で都会へ引越す。その頃、自分は2、3歳だったこともあり、父の記憶は平凡なサラリーマンという印象しかない。私が子供の頃の父の記憶といえば、平日が休みだったこともあり、自分が学校に行っている間、あまり休日に一緒に遊んでもらった記憶がない。ただ、今思えば、父自身は子供好きだったので、母よりも熱心にマラソン大会や学校のイベントには来てくれた。

父は、自分自身が中卒であり、自分が勉強したくても出来ないという若い頃を過ごしていたため、姉や私が習いたいという習い事や塾などには決して反対することなく、いつでも賛成してくれて、私が学費の高い音大に行きたいと言った時も、母は反対したにも関わらず、父は応援してくれた(結局、普通大学に進んだのだけれど)。
ただ、父は大工をしていたということから、職人気質なところがあり、サラリーマンになっても、顧客に対しては、ビジネスよりも誠意を示すという気質は変わらず、ストレスがたまり、お酒を家でよく飲んでいた。実家に居た頃の私は、父の記憶といえば、家で酔っぱらっている記憶が多く、思春期の時代など、父のことが疎ましく、よく喧嘩もした。
大学入学と同時に一人暮らしを始め、母とはよく電話で会話していたにもかかわらず、父とは全く会話しなかった。そんな日々が続き、大学を卒業し、社会人になった頃、父が突然倒れた。
その日、私は仕事であまりにも疲れていたため、電話の電源を切っていた。夜中、電源を切ったことに気づき、電源を入れたら、家族から何件も留守電が入っていた。「会社で会議中にお父さんが倒れて、今、緊急手術に入っている」「まだ電車も走ってるから早く病院に来て」。その留守電に気づいたのは、夜中2、3時。今まで家族が死んでしまうなんて考えたこともない私は、今までしてきたここ数年の自分の父への態度がフラッシュバックで浮かんだ。既に電車は走ってなかったので、タクシーで指定された病院へ向った。父は、十数年あまりの不摂生や仕事のストレスの為に、心臓に負担がかかっており、とうとう血管が破裂してしまったのだ。
タクシーの中で、父とずっと会話もしていない状態が何年も続き、このまま死んでしまったら、ずっと悔やんで悔やみきれないと思っていた。よくよく考えたら、父のことなんて全く知らないのだ。何が好きで、どういう人生を父は歩んできたなんてその頃の私は全く興味もなく、知らなかった。

結局、父は、かなり難しかったらしいという手術に奇跡的に成功し、無事今も元気に生活している。
現在は、体を壊したことがきっかけで、お酒や煙草も止め、会社もこの前定年退職した。現在は、専門学校に通い、建築関係の勉強をまたしているらしい。今まで、父と電話で話した事もなかったけれど、今はよく電話で近況について話したりしている。以前は、家族で旅行したこともあまりなかったけれど、今は実家に帰れば、家族で温泉に行ったり、旅行する事もある。自分が実家に居た頃は、父と全く会話しなかったり、喧嘩ばっかりだったけれども、今は仲も良く不思議なものだ。
誰しも、思春期になれば父親という存在が疎ましかったり、色々するのかもしれないけれど、あるきっかけで、家族というものが何て大切なものなんだろうと気づく時がくる。自分はとても運が良く、父がまだ居る内に今それに気づくことが出来たけれども、もしかすると気づかずに後悔する人生もあったのかもしれない。ちょいとそんなことに気づき、家族に対して、有り難いという気持ちを改めて感じた。「父の日」が近いだけに、ちょいと父について、そんなことを考えてみた。さて、父の日には何をしようか。

1980年代ブーム

2007-06-12 11:19:08 | 日々のこと
最近、1980年代が個人的にブームになっている。
きっかけは、近所の古本屋でたまたま買った20年前の「宝島」の雑誌である。
表紙は若い矢沢永吉や藤井フミヤ、特集はYMOだったり、まだ学生のデーモン小暮がいる聖飢魔IIなども。

結構、もう引退した人や亡くなった人も居るのだけど、今はもう大御所の域に達している人達の若い頃のインタビューやコラムを見るのが新鮮。

タイムスリップしたかのように、その頃の自分と同年代の人の趣味や流行を知るのも楽しい。

20年前というと、自分はまだホントに物心ついたくらい。当時のテレビや世の中のことはあまり覚えてなく、懐かしいという気持ちは全くないけれど、かすかに覚えているアイドルの人達や音楽を思い出して自分の記憶と結びつけるのも、なんだか面白かったりする。

(それにしても、20年前ってバブル期だったのか、その当時の若者はホント、ブランド物に興味があった時代なのだねえ。今もその志向がないわけではないけど、上から下までブランド物オンリーなんていうファッションとか今の雑誌はあまり特集してないなあ。)

ゲドを読む

2007-06-07 23:53:46 | 日々のこと
今朝、会社のエレベーターで久しぶりにうちの会社の社長に会った。
その際、フリーペーパーの話になり、最近興味のあるフリーペーパーがあるかどうかの話になった。
社長は「あまりフリーペーパーは興味ないのだけれど、新聞で『ゲド戦記』の冊子を配っているっていうのは気になってるんだよね」とエレベーターが閉まる寸前に教えてくれた。

実は、ジブリフリークの私は、6月6日の配布前日までかなり覚えていたのにも関わらず、6日当日は結局忘れており、7日の朝にうちの社長から言われて思い出した。

なんだか一日「ゲドを読む」を探しに行かなきゃと思いつつ、仕事や打合せをこなし、ようやく会社を出たのが22時過ぎだった。家の近所に着いた時には、開いているお店も少なかったのだけれど、唯一遅くまでやっているレコード屋に行き、辺りを見渡したら見つからず、お店の人に聞いたら、「さっきまであったんだよね」と言われる。、残念ながら帰ろうと思った瞬間、他の店員さんがお店の奥を探してくれて、1冊持って来てくれた。今日は一日スゴく疲れていたのに、そのお店の店員さんのちょっとした気遣いのお陰で、なんとも疲れがふっとんでしまった。

まだ、「ゲドを読む」は読んでいないけれど、後でゆっくりと読みたいと思う。

ドリュー・バリモア

2007-06-07 23:30:53 | 日々のこと
アメリカの番組で「アクターズ・インタビュー」という番組がある。
確かニューヨーク大学の講堂かどっかの場所で、映画制作や俳優志望の学生達の前で、有名な俳優や監督がインタビューを受けるという番組。NHKの深夜番組やケーブルテレビの映画専門チャンネルでたまに放送していたりする。

今回、ケーブルテレビで「ドリュー・バリモア」の回をやっていたので、久しぶりに見てみた。
彼女は「E.T.」に出演していた子役時代から有名ではあったのだけれど、思春期時代に薬物やアルコール依存に陥り、また20代で再ブレイクしたという希有な俳優の一人である。
家庭環境から、子役時代、そして薬物依存、リハビリ施設のことなど、あまり隠す事なく語っていた。
もう開き直っているかのように、あっけらかんと話す彼女を見て、今までそんなに彼女に興味がなかったけれども、今回改めて彼女を知り、かなり興味が湧いた。

最後に学生からの質問を受けるコーナーがあるのだけれど、最後の質問で、「女性の映画製作者としての抱負」みたいなのを聞かれて、彼女はそういう質問にも分かり易く答え、「自分は痩せてもいないし、美女でもないけれど、見ている女性が劣等感を持つような映画は決して作りたくない」と答え、最後に照れ隠しのように自分のコンプレックスでもある「垂れ乳バンザイ!」と締めくくる辺りも何だか可愛かった。

ドリューの映画が見たくなった。

「ほぼ日」10年目。

2007-06-06 13:31:03 | 日々のこと
ほぼ日刊イトイ新聞

いつも仕事や移動の合間に拝見しているサイトが今日で10年目を向かえ、デザインが一新。

新しい内容に切り替わる11時にいつものように見ようとしたら、なんだかアクセスも集中していたようで、画面が重かったのだけど、今はちゃんと見れているよう。

前のデザインも良かったけれど、こっちのデザインもかわいい。

永ちゃんの連載も楽しみだ。

健康生活

2007-06-06 12:11:33 | 日々のこと
5月に健康診断があったことがキッカケで、健康生活に目覚めつつある。

以前通っていたスポーツジムに再入会し、せっせと週3日くらいのペースで通っている。

ちょうどジムが去年改装され、一つ一つのマシンにテレビが併設され、運動している間、好きにテレビを見ることが出来る。テレビを見ながら運動できるというのが何とも楽しい。

昨日は、仕事が早く終ったので、20時にはスポーツジムに行けた。その頃テレビで「学校へ行こう!」をやっていて、天才エレクトーン少年少女達がジョニー・デップに腕前を披露するというコーナーをやっていた。彼女達の演奏にたじろぐデップがとても面白く、笑いをこらえるのに必死になりつつも一生懸命に運動していたら、帰りに体重を計った際1kg減っていた。
「~しながら運動」って楽しいし、健康的だし、飽きっぽい私でも当分続けられそう。

かもめ食堂

2007-06-05 23:57:34 | 
去年、映画で「かもめ食堂」を見たことがきっかけで、フィンランドに行った。
フィンランドはムーミンやキシリトール、携帯メーカーのノキアで有名な国である。
そこを舞台にした「かもめ食堂」はとても和む映画で、かなりお気に入りの映画である。
その映画の小説「かもめ食堂」(群ようこ)を今回、読んでみた。

映画では分からなかった登場人物の背景やフィンランドに行くまでの過程が詳しく描かれていて、「あぁ、そうだったんだ」とちょいと謎が解決。群ようこの本は以前から好きだったりもしたので、彼女の描く「かもめ食堂」もとてもほのぼの感がちょうど良かった。

映画「かもめ食堂」を見ると必ずおにぎりが食べたくなるのだけれど、今回の小説版も何故だか食べたくなった。
この前録画した「ためしてガッテン」のおにぎり特集を参考にして、今夜の夕食におにぎりを握ってみた。なんだかいつもよりおいしく作れた気がした。

伊丹十三監督作品をみる。

2007-06-04 20:27:05 | 映画
日本映画専門チャンネル」にて、土日にかけて伊丹十三監督の特集をしていた。うちの親が彼の作品が大好きだったので、たまに見ていた記憶があるのだけれど、小さい頃は日本映画が何だか怖くて苦手だったので、実は最後までストーリーを覚えてなかったりもした。
ちょいとヒマだったりもしたので、この機会に立て続けに見ることにしてみた。

印象的な音楽の「マルサの女」「マルサの女2」や、「あげまん」「ミンボーの女」「マルタイの女」「など。宮本信子主演の映画を中心に見てみた(ホントは「タンポポ」も見たかったのだけど、それは見逃してしまったのだよね。)

起承転結があり、見終わるとどれも、スッキリした気分になる。「ミンボーの女」とかは、ホテルと暴力団の戦いを描いた作品ではあるのだけど、気弱なホテルマン達が自分達の正義を信じて、最後には立ち向かうというのが何とも見ていて清清しい。

俳優陣は、監督の奥方でもある宮本信子、津川雅彦、宝田明、大滝秀治などを始めとした同じ役者が何度も伊丹作品で登場するのも特徴的だ。
伊丹作品でおなじみの役者が登場すると、「あ、ここでも出てる」と、なんだか嬉しくなったりもする。
どちらかと言うと、美男美女という俳優よりも性格俳優的な人が多く出演しており、華が欠けてるように思えなくもないけど、それでも2時間ストーリーに毎回引き込まれるのは監督の演出力や脚本がホントにすごいからだと思う。

伊丹監督はもう亡くなってしまい、これ以上、監督の作品は生み出されないけれど、今回改めてちゃんと映画を見て、もしまだ監督が生きていたとしたら、監督の映画をもっと見てみたかったなあと思った。

カズン3巻

2007-06-03 02:06:30 | 
下のマンガ「フラワー・オブ・ライフ」に続いて、こちらも完結編の3巻が出ました。

高校卒業してフリーターになり、ダイエットにも励み、果敢に無謀な(?)恋も挑戦していた「つぼみ」ちゃんのストーリー。
2巻では、念願の芸能人の従姉妹に久しぶりに会い、3巻では彼女とメール交換をし合うようになるのだけど、つぼみちゃんはその頃、心身共に大ピンチに陥る…。

こうやってストーリーを書くと、所謂少女マンガのストーリー展開のようなことしか書けないのだけど、実際このマンガを読むと、あまりそうでもないのだよね。主人公が無理してなく、「ああオバカ」「やっちゃったねー」っていう行動に出ちゃう時の気持ちがこれまた分かる。「フラワー・オブ・ライフ」が高校時代だったら、「カズン」は大学時代の自分を思い出す。

こうして、二つも好きなマンガが完結してしまうと、最後まで読めて嬉しいというより、寂しい気持ちでいっぱい。
また好きなマンガが出てくると良いのだけどなあ。。。

フラワー・オブ・ライフ

2007-06-03 01:48:24 | 
「西洋骨董洋菓子店」や「大奥」の著者「よしながふみ」の青春マンガ。

白血病を煩い一年高校に入学が遅れた花園春太郎や、彼の親友である健気で優しい三国翔太、見た目クールでカッコ良いがオタクの真島海、男にしか見えない女の担任教師など、彼らを取り巻く日常が描かれている。

彼女の作品はストーリーに引き込まれるというよりも、登場人物一人一人の行動や感情表現、台詞に毎回引き込まれてしまう。悲しみや喜びの表現一つをとっても、分かり易いものよりも分かりにくい描き方の方が、共感を感じ易い。2巻で、ある女の子が友達に中学の頃、自分が仲間はずれにされた時のエピソードを話すシーンがあるのだけど、彼女のちょいとした疎外感に「わかるわかる」と頷いてしまった。

最近、完結巻の4巻が発売された。高校1年生から2年生へと成長していくのだけれど、この時代の1年っていうのはホントにびっくりするくらい長かったり、色々感じることも多い。高校時代こんなマンガを読みたかったなあ、とも思うけれど、年を重ねた今の自分だからそんなことを思うのかなとも感じた。

あらま6月

2007-06-01 21:13:33 | 日々のこと
最近、忙しくて疲れては居るのだけど、なんだか毎日充実してる気もする。
近所の図書館にせっせと通い、毎日好きな本も読んでいるし、仕事は大変だけど、楽しいと感じるときもあるし、夜はよく眠れる。一つ不満のことと言えば、折角今日晴れたと思ってベランダに洗濯物を干したら、出かけに雨が降ったことでしょうかねえ。

この前仕事の打合せで六本木に行った際に東京ミッドタウンに寄った。平日ということもあって、そんなに混んでおらずのんびりミッドタウン内を回ることが出来た。なんだかビルを案内してくれるツアーもあるみたいで、今度もう少し時間がある時に参加してみたい。歩き回っても至る所にソファーや座るところがあって、そういうところが、なんだか嬉しい。ビル全体が美術館みたいに見所が沢山あって面白かった。色んなお店も入っていたけれども、買いたいなと思うよりも、品物を眺めるだけで満足な気分に陥ったりしてホント美術館的存在だね。六本木ヒルズよりも分かり易くて結構好きかも。