のんびり食堂

日々のことをちょいと書いております。お気軽にお立寄り下さいませ。

横道世之介

2013-03-23 00:31:29 | 映画
あまり興味はなかったのだけれども、見に行った家族や友達が薦めるので、
近所の映画館にレイトショーで見に行った。

全然期待していなかったけれども、面白かった。
80年代の長崎出身の大学生が上京したところから始まる話ではあるのだけれども、
10年前大学生をしていた私も共感できる話だった。

善良で普通の感覚をもった世之介がとても正直で好きになった。

女子に興味がない大学生の青年との友情や、お嬢様と友人になる話等。
基本的に飾らなくて心根の良い世之介とのやりとりはとても見ていて心がほっこりする。

今日が映画館での上映最終日だったのだけれども、
思ったよりも見に来た人が多く、評判が良い理由がわかった。

見にきて良かった。

おおかみこどもの雨と雪

2012-07-29 00:12:04 | 映画
アニメの細田守監督の最新作。

エヴァンゲリオンでお馴染みの貞本氏のキャラクターデザインによるキャラクター達はやはり素晴らしく、シナリオ・演出・絵ともに良かった。

前に、試写会にて見た人に感想を聞いたら「子供が自立するまでを描いた子育てと母親の物語」と言っていた。そして「渋めの文芸作品」だと。

見てみて、たしかに「そうだなー」と思ったけど、個人的には、弟の「雨」がめっちゃ可愛い&男前、姉の「雪」の周りとの葛藤の場面が、とてもよく描かれていて、それに魅了されてしまった。

もう一度見たいなあと思った。

宇宙兄弟

2012-05-12 10:20:55 | 映画
先週、映画「宇宙兄弟」を見てきました。

原作は、先日読み終えた。
久しぶりに夢中になれるマンガに出会えた。

さて、映画版の宇宙兄弟はというと、主役の六太(小栗旬)、弟の日々人(岡田将生)の好演はもちろん、
2時間という限られた時間に宇宙に懸ける兄弟の物語をうまくまとめたなあと思った。

アポロ13やユーリ・ガガーリン、実在の宇宙飛行士達のエピソードも絡んでいたりして、
演出とシナリオに脱帽。

好きなマンガの映画化ってそこまで満足出来る作品に出会えることはないのだけど、
今回はかなり満足・満足でした~。

わたしを離さないで

2011-04-24 18:51:47 | 映画
NHKオンデマンドで「カズオ・イシグロをさがして」という番組をみた。

カズオ・イシグロ氏は現在、50代で英国在住。
日本人の両親を持ち、長崎で生まれ、イギリスで育った作家。

その番組を見てから、彼の作品「わたしを離さないで」という物語に興味をもった。
現在、その映画が公開しているというので、日比谷の映画館に行った。

ストーリーは、イギリス、ヘイルシャムという場所にある寄宿学校の女の子キャシーが主人公。
彼女はそんなに自己主張しないが、感受性豊かな少女。彼女の親友ルースは、とても積極的な女の子。
キャシーは学校になじめないトミーのことが気になる。彼に興味を持ち、友達になる。
キャシーと仲の良いトミーが気になり、ルースは彼のことが好きになり恋人同士になる。
そんな彼らが生活する寄宿学校には大きな秘密があった。

という内容。
大人になったキャシーが回想するところから、話は始まる。

寄宿学校という限られた環境。
スポーツや芸術、勉強等、教育環境的にはとても恵まれている。
実は、ある目的によって子供達が育てられていて、
ある先生がその秘密を子供達に話してしまう。

ドナー提供、クローン人間、恋愛、人との関係や環境等、
いろいろなことがこのストーリーには含まれている。

ただこのストーリーで一番大事なのは「いかに色々なことを経験し、大事な人と交流し、生きるか」
ということな気がした。
このストーリーでは、親とか道義的な考えとかは一切でてこない。
本当に精神的なことだけ。



ちょうど、昨夜自分が考えていたことと似ていて、すごく胸にせまった。

ソフィの復讐

2010-08-09 21:49:41 | 映画
フェス後の今日は夏休みを頂いてました。
そんな日はまったりレンタルDVDと共にまったり過ごすに限るね。

「ソフィの復讐」を本日は見ました。
中国映画で、チャン・ツィー主演のラブコメディ。
北京が舞台だと思うのだけど、アパート等がヨーロッパ風で、失恋した主人公(チャン・ツィー)が元カレ(ソ・ジソプ)に復縁を迫り、ゴードンという男友達と色々作戦を仕掛けるというストーリー。

主人公ソフィは人気マンガ家ということもあり、ところどころで、 CGや妄想シーンがよく出てくるのだけど、彼女がとてもキュートで、素敵な映画だった。彼女を支える男友達のゴードンもハンサムで料理が上手く、イイ奴だったりするので、ホント見応えたっぷり。

ゴードンがソフィに告白するシーンでは、感動で涙が溢れた。

二度見返す程、想像以上に素敵な映画でした。

This is it

2009-10-31 22:48:25 | 映画
今年6月に亡くなったマイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画を見た。

亡くなってから彼の才能について改めて思い知ったのだけど、
生前もうちょいそのことについて分かっていれば良かったなと思った。

ドキュメンタリーの内容は、7月に控えていたライブツアーのリハーサルの模様を
収めた映画。
BSとかでライブパフォーマンスを見たことはあったけれども、近年は
スキャンダルでしか彼の話題を聞かなかった。50歳とは思えない程、
やはり彼の歌声やダンスは健在で、パフォーマンスはホントにすばらしい。

途中、リハーサルの合間に彼がスタッフに指示する姿とか、
キングオブポップと言われているのにとても謙虚な姿勢を崩さないところとか
「この人、スゴい人だなあ」と思った。

渋谷の映画館で見たのだけれど、映画館は満員御礼で、
ホントに若い人から、結構年配の人まで、色んな人が見に来ていた。

彼はもうこの世に居なくなってしまったけれど、
彼の才能や功績は、残された人たちの心や今後にずっと残っていくんだろうなあと思った。

プール

2009-09-28 00:00:26 | 映画
小林聡美主演で、「かもめ食堂」「めがね」のスタッフが制作した映画。

監督は、大森美香さんで、脚本家で主に有名。
彼女の作品(「風のハルカ」「エジソンの母」)は結構好き。この前までやっていた山下智久主演の月9ドラマも彼女が手がけたらしい(それは見てないのだけどね)。

タイのチェンマイが舞台で、ゲストハウスで働く母・京子(小林聡美)を訪ねて、大学生の娘のさよ(伽奈)がやってくるところから始まるストーリー。
ゲストハウスで働く人として、日本人青年の市尾(加瀬亮)、菊子(もたいまさこ)がいる。そして、母を探している地元の少年ビー。

スゴいストーリーが展開されるわけではないのだけど、一つ一つがとても丁寧に描かれていて、登場人物の仕草で、そのキャラクターがどんな人なのか分かったりする。
市尾が、仕事の合間にさよと京子の姿を心配そうに眺めているシーンや、久しぶりに会った母にあまり器用に接することの出来ない娘。さよは母親には素直になれないものの、周りに対してはちゃんと気遣えたりできる。
プールの周りでビー、さよ、京子、市尾の4人で歌がきっかけで交流するシーンはとても印象的だった。

最後のクレジットで流れる歌がとても心地よく、見終わって素敵な余韻に浸った。

「理由なんて愛ひとつでじゅうぶんだ」


サマーウォーズ

2009-08-14 22:51:05 | 映画
仕事の合間をぬって、「サマーウォーズ」を見てきた。
アニメの良いところをうまーく使った作品だなあと思った。
ストーリーは出来すぎた面もあるけれど、ドキドキワクワクした。
細田守監督の前作「時かけ」よりも恋愛や青春度は低かったけど、
家族や世界って良いなあって思った。
ネットの世界も中々捨てたもんじゃないとも思った。
こういう作品は沢山の人と共有する映画館で見るに限るね!

アンティーク~西洋骨董洋菓子店

2009-04-19 01:11:15 | 映画
よしながふみ原作のイケメン出演の韓国映画である。

フジテレビで7、8年前、ドラマで放送していたけれど、原作のマンガとは結構違った内容だった。
原作ファンとしては物足りないと思っていたけれども、イケメンばかりのドラマは結構面白かった気がした。

今回の映画は原作の内容に忠実で、途中原作+ミュージカルなど、エンターテイメントに寄った映画で、
原作の殻のストーリーをよく2時間にまとめられたなあと感激した。

お金持ちでハンサムであるものの、幼少の頃誘拐されたトラウマを持ったオーナーと、魔性のゲイの天才パティシエ、網膜剥離を起こし引退を余儀なくされた若きボクサーのパティシエ見習いや、オーナーの幼馴染で不器用な青年など。
原作に忠実なキャラクター設定、ストーリーも2時間でよくこれだけまとめたなあと思うくらい、娯楽性に富んでいて面白い。オーナーの幼少の頃の誘拐事件と、現在の誘拐事件との絡み等、ホントに上手に描いていて素晴らしかった。

私は原作が大好きで、見に行ったのだけど、全く原作もよく知らず韓国映画もよく見ない友人と一緒に見に行ったのだけど、そんな友人も「面白かったー」と言っていた。
かなり必見である!

容疑者Xの献身

2008-10-23 18:58:39 | 映画
平日である今日、「容疑者Xの献身」を映画館で見て来た。
昼間で、レディースデーでも無いというのに、映画館は結構人が多かった。

この映画を見た周りの人が「ドラマの「ガリレオ」を見てなくても大丈夫だし、ドラマの映画化とかあまり感じさせない展開だよ。」というのと「福山雅治はカッコいい」というのに惹かれて見に行った。

ストーリーについては割愛。
原作は読んでいない(東野圭吾の作品は「手紙」しか読んでいない。)。
テレビ番組で映画のプロモーションを色々見ていたので、途中から話の筋は見えてしまった。でも映画の見せ方としては中々上手だなあと思った。
印象に残っているのは、松雪泰子演じる親子と堤真一の関係。主人公湯川はちょいと存在が薄かったように思える。でもそれはそれで良かったかな。

肝心の福山雅治はというと、、、カッコいいねえ。
やはり彼もそれなりに年をとったなあとは思ったけれども、佇まいがやはり良い。
ラフな格好ばかり今までテレビとかでしか見たことなかったけれど、学者の役ということもあり、ハンサムな人のブランド物のスーツ姿は本当に素敵。

彼にはこういう役(スーツ姿)でまた何かドラマか映画とか出て欲しいなあ…。

ダークナイト

2008-09-07 02:27:08 | 映画
ダークナイトを見た。

昼間にバットマンビギンズをようやくDVDで見ることが出来たので、夜、仕事で品川まで行った帰りに品川プリンスの映画館に寄った。

世界有数の大富豪でゴッサムシティの有力者であるブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)はバットマンとして、犯罪やマフィア、汚職と戦っている。
そんなある日、悪を憎み正義に溢れた検事(アーロン・エッカート)が現れる。ブルースは一時はバットマンを引退しようと考えるが、狂気に満ちたジョーカー(ヒース・レジャー)によって街は混乱に陥り、悩みながらも戦うことを選ぶ。

バットマンシリーズはジョージ・クルーニーのバットマン以外、全て見ている。
初めて一人で行った映画もバットマンシリーズだった。


今回、映画のタイトルにバットマンと名前はなく、「ダークナイト」という名前の理由は最後まで見て納得。バットマンはヒーローではなく、悪を忌み、戦う者なのである。そしてこの映画はバットマンを焦点に当てた内容の映画ではなく、「悪とは何か、犯罪は消えないのか」と問う映画であった。


今回バットマン演じるクリスチャン・ベールは年々、渋みも増しハンサムになっている気がする。
プレイボーイを演じる普段のブルースはホントにカッコいい。出来ることならバットマンスーツを着ずにアクションをやって欲しかった(それでは「バットマン」の意味がないのだけど)。

で、「幸せのレシピ」では全く何とも思わなかったアーロン・エッカートも今回とても素敵に見えた。(もしかするとワタシはスーツ姿に弱いのかも…。)

そして今回映画を見に行った目的でもあるジョーカー演じるヒース・レジャーはホントに狂気に溢れ、ジョーカーそのものだった。ヒースを見に行ったハズなのにヒースではなく「ジョーカー」を見た。
警官に紛れた時ジョーカーの化粧を落としている。ホントに一瞬しか分からなかったけど、その時に「あ、ジョーカーはやはりヒースが演じてたんだ」と思ったくらい。
最後のクレジットで「ヒースに捧ぐ」とあってホントに切なくなった…。
ジョーカーを演じたことで彼は不眠に陥ったと聞いていただけに、ファンとしてはこの映画が正直、彼の寿命を縮めた原因と感じて実際に見るのが怖がったけど、結果としてもう彼はこの世に居らず、彼の残したものは大きく、大切にしたいと思う。それにしても、彼が亡くなって本当に哀しい…。

I missed him...

奇跡のシンフォニー

2008-06-29 23:47:20 | 映画
ネットのレビューの評判が良かったので、日曜の夕方「奇跡のシンフォニー」を見に行った。前売り券を買う際に、タイトルが出てこなくて「恐怖のナンチャラ」というタイトルばかり出て来てしまい、「泣ける映画という話なのに、『恐怖』というタイトルじゃないだろ」と突っ込んでみたり。まあ、無事にチケットは買えました。

さてさて、本編の方はというと、11歳のエヴァンは生まれてからずっと施設に預けられて、両親を知らない。彼は施設では苛められる事もあり、唯一の心の慰めは音楽である。ある日、彼は自分の両親を探しにNYへ旅立つ。

主役を演じるのは「チャーリーとチョコレート工場」の主人公の少年を演じたフレディ・ハイモア。音楽が全編流れているのだけれども、街の騒音が音楽になっていったり、教会のゴスペル等素敵だった。内容としては、あまりリアリティのある話ではなく、ファンタジーと捉えた方がよいかもしれない。彼の両親役が二人とも魅力的だった。実力派チェリストの母(ケリー・ラッセル)、ロックバンドのボーカルの父(ジョナサン・リース・マイヤーズ)の恋の行方、彼らがなぜ一緒にエヴァンを育てることが出来ないのか、後半になればなる程、その理由が明確になる。エヴァンの音楽がきっかけで、家族が再び出会うことになるのだが、その過程がホントにファンタジー。

父親役のジョナサン・リース・マイヤーズはホントに若い。彼は今年31歳になるはずだけれども、20代にしか見えない。でも彼とエヴァン少年の音楽を通しての心の交流のシーンはとても印象的。
個人的に彼らのシーンがもっと多ければ良かったなあと思った。

ヴィスコンティの日々

2008-05-08 22:20:17 | 映画
最近、イタリアの巨匠監督ルキノ・ヴィスコンティ作品をよく見ている。
以前、彼の作品とは知らずに「ベニスに死す」を見た事はあった。
今回、知人から「ルードヴィヒ」を薦められ、その映画から見始めて、「地獄に堕ちた勇者ども」「山猫」「家族の肖像」など。
お気に入りは「家族の肖像」である。主役の教授役バート・バカラックがとても良い。
一見、他人と生活をするのを拒み、孤独を愛する教授ではあるのだけど、実は優しく思慮深い心の持ち主という老人役はとても彼に合っているように見える。
金持ちで美しい女性の愛人でありながらも実は学問や芸術に興味のある美しい若者をヘルムート・バーガーが演じている。
彼は私生活でもヴィスコンティ監督のパートナーだったらしく、晩年のヴィスコンティ作品に数本出演している。

よくヴィスコンティ作品がなぜ好きかと話を聞くと大体の人が「耽美」だったり「美男美女」や「美術にこだわりを感じる」などの答えが返ってくる。その所為か今までちゃんと見た事はなかった。ただ、今回見てみたらストーリー展開もちゃんとしているし、人物描写などとても丁寧に描かれている。

今まで見ずにいたことにちょいと後悔した…。

Sweet Rain 死神の精度

2008-04-03 11:04:28 | 映画
伊坂幸太郎の小説の映画化。
伊坂作品の中でも、この「死神の精度」はお気に入りの作品である。その映画化ということで、変な作品になったらイヤだなあと思っていたものの、キャスティング発表になった時点で、ちょいと今回は期待の気持ちが大きくなった。
主演は金城武、その他出演者は小西真奈美、富司純子 等。

映画の基本的ストーリーは変わらないものの、2時間の映画にする為か、若干設定は小説と違う。死神の千葉(金城武)が、死ぬ候補の人を観察期間の中で、「見送り」か「実行」か判断する。その候補者となるのが、声の良いOL,、人情に厚いヤクザ、美容師の老女。時代は80年代、現在、未来と様々。その時間枠を利用したエピソードもある。
そして、死神達は音楽が好きで、ちょいと人間たちの言葉が少し苦手という設定は原作と変わらない。

登場する千葉の服装や髪形はシチュエーションによってバラバラ。
そういうのを見るのができるのも映像化ならではだなと思った。

また、余談ではあるけれど、金城武の服装やスタイリングが誰かに似てるなあと思っていたら、オダギリジョーがこういった格好とかしそうと思った。この映画のスタイリストが伊賀大介氏だったので、ちょいと納得。

魔法にかけられて

2008-03-21 12:52:03 | 映画
今年のアカデミー賞で、3曲主題歌にノミネートされ、そのパフォーマンスを見ていたので、
映画を観る前から音楽は耳に残っていた。
水曜の夜、仕事が案外早く終わったので、ちょいと郊外のシネコンまで足を運んだ。

今回のディズニー映画はアニメと実写の融合するという内容。
おどぎの国の世界のお姫様であるジゼルが意地悪な魔女によって”永遠の幸せなんて存在しない世界”「現代のNY」に飛ばされてしまう。そこで彼女は、弁護士ロバートと娘のモーガンと出会う…。

最初のアニメのシーンは、小さい頃からよく見ていたディズニーアニメの典型的な感じで、実写のシーンとの差がとても面白い。そして、現代に飛ばされた後のジゼルの超前向きさが見ていて可笑しい。おとぎの国で生活をしていた時と同じように、動物たちに話かけ、部屋を掃除させるシーンや、セントラルパークを歌とダンスでNYの人々を巻き込んでしまうシーンも見ていてとても楽しかった。また、ジゼルを追ってくるエドワード王子の現代では的の外れた行動もこれまた可笑しい。

リスのヒップや動物たちは可愛く、魔女はやはり怖いという見せ方等、ディズニー映画の良いところ、可笑しなところ全て上手にミックスした映画だった。DVDが出た際にはまた見たいなあと思う。

(ただ、個人的には最後の魔女との戦いのシーンとかは余計だったかなと思ったけれども・・・・。)