のんびり食堂

日々のことをちょいと書いております。お気軽にお立寄り下さいませ。

椿山課長の七日間

2007-05-30 11:20:53 | 
西田敏之主演で映画にもなった浅田次郎の著書。

文庫本が出た際に読んでみたいとは思ったものの、機会がなく、今まで読むことはなかった。

デパートに務めている45歳の椿山課長はある日、突然死をしてしまう。家族や仕事など未練を残したまま死んだ為、限られた時間、仮の肉体(美女)を使ってこの世に戻るという話。

椿山課長の話と並行して、同じく一緒にこの世に戻るヤクザと少年の話の方がどちらかというと興味深く。その3人の関係性も運命だったのかと思ってしまうほど、うまく絡んでいる。

とても温かい人の心に触れたかのように、読後感が良く、涙が溢れまくって本を閉じてもしばらく泣いてしまった。

その夜は、なぜだか泣きつかれて久しぶりにグッスリ寝てしまいました。

特に彼女の曲が流行っていた思春期時代を思い出します・・・。

2007-05-28 20:26:25 | 日々のこと
ZARD:坂井泉水さん往く・・・。

比較的、趣味で気になる時事ネタ以外はピックアップしない方なのだけど、仕事で調べものをしようと11時半頃、ネットを見てたら、こんなニュースを発見してしまった。朝、テレビを見たときは、全く報道してなかったので、自分だけが知らなかったのか確かめようと、よくカラオケで歌う友人に教えたら、ちょうど初めて知ったらしく、「心臓が止まるほどビックリした・・・」と嘆いていた。うちの姉も大好きで、実家にはベスト版もある。
ちょうど、昨日の昼、大黒摩季と織田哲郎が「ウチくる!」に出演していて、なんだかその二人を見た瞬間、ZARDのことも思い出し、自分の思春期時代、彼らスゴク流行っていたなあ、と思ったばかりだったこもあり、なんだか本当に衝撃的なニュースだった・・・。

ちょいとカンヌ映画祭

2007-05-27 21:08:07 | 日々のこと
アカデミー賞よりもカンヌ映画祭の方が結構楽しみだったりする。
ハリウッドに限らず、世界中から監督や俳優陣が集う。今年は、コンペディションにウォン・カーウァイや、コーエン兄弟、デビッド・フィンチャー、日本からは河瀬直美監督の作品が選ばれている。

個人的には、昨年審査員長も務めたウォン・カーウァイの作品が気になる。若きジャズの歌姫ノラ・ジョーンズが映画初主演で、相手役がジュード・ロウ。カーウァイ作品で初めてのアメリカでの英語作品。お馴染みの香港役者陣との作品作りとは違い、サッカーで言えば、アウェイでの挑戦。撮影監督がまたクリストファー・ドイルが務めているのかもわからないけれど、とても日本の公開が楽しみ。
(そういえば、前に、ニコール・キッドマンがカーウァイ作品に出演するかもという報道があったけれど、あれはなくなったのかな???。)

THE OC セカンドシーズン

2007-05-26 23:57:28 | 日々のこと
アメリカの人気ドラマ「THE OC」のセカンドシーズンが6月よりケーブルテレビの「SUPER DRAMA TV」にて始まる。今夜、それに先駆けて、メイキングとセカンドシーズンの1話先行放送があった。
メイキングでは、出演陣・スタッフのインタビューやドラマの撮影風景など紹介。
セカンドシーズンの1話では、お馴染みのメンバーのその後が描かれていた。主役のライアン、マリッサ(ミーシャ・バートン)の父・ジミーやマリッサ元彼のルークがヒゲを生やしていたのが、ちょいと不思議。ライアンはヒゲがない方が素敵なのに。2話以降からヒゲがないと良いなあ。
6月からちゃんと始まるのだけど、とても楽しみ。

魚をオモフ

2007-05-24 15:11:18 | 日々のこと
「魚離れ」と「買い負け」で漁業大国に黄信号 水産白書

というニュースを先日、FMラジオで耳にし、ここ数年、確かに魚よりも肉の方をよく食べている気がするなあ、とわが身を振り返った。

1人暮らしをしてからというもの、自炊する際に、肉はよく買うけれど、魚は意識しないと買っていない。シシャモが大好きなので、ビールのつまみ等に食べたくなることはあっても、その他の魚料理はどうやって作ってよいか分からなかったりで、食べる機会が少ない。

以前、実家に居た頃の我が家の食卓では、1週間のうち、3日肉の日で、4日魚の日だったので、意識しないでも、魚をよく食べていたと思う。特に、受験の頃は、少しでも頭が良くなるようにと、「DHA」の成分が豊富な魚を食べさせられたものだ。
うちの母は調理師だったこともあり、魚をさばくとか、全く抵抗がない人だったけれど、実際に自分が1人暮らししてみると、魚ってさばくのも大変だし、そのうちに食べなくても良いかあという気にもなってくる。

そんな生活を送っているにも係わらず、魚大国(そんな言葉あるのか?)の日本がどんどん魚離れしていき、肉を主流に食べてきた海外の国が、魚を求めているというのにもちょいと不思議な気分になる。

そんなニュースを聞いて以来、ここ数日なるべく魚をとるようにしている。

無銭優雅

2007-05-23 12:05:55 | 
山田詠美は遠い存在に思えながらも意外に近い人かもしれない。

近所の本屋に行ったら「恋は中央線でしろ」という本の帯に惹かれてあまり買わないハードカバーの本を購入。

実は、この本の舞台になっている街に自分は住んでいたりする。なので、出てくる場所や会話がとても想像できて読んでいて楽しい。

五日市街道や井の頭通りを始め、「ユザワヤ」で買い物して、スタバに入るとか、「三浦屋」(スーパー)の冷凍うどんが美味しいとか。

まるで、自分の近所に住む友人達の話を読んでいるような気分になる。

40歳を越えた独身男女の恋の話なのだけど、その年齢の恋っていうと、ドロドロめいたものを想像しがちだけど、そんなこともなく、サラっと読めてしまう。
将来、十何年か後には自分も40代になるけれど、もし独身でもこういう40代なら憧れるなあ。

高校生との姪との会話も面白いし、年老いた両親との関係も「ああ、そういうもんなんだ」と思う。
リリー・フランキーの「東京タワー」じゃないけれど、近しい人が亡くなった時の喪失感なども描かれてあったりして、思いがけずにも涙が出た。

ときどき、読み返したくなるような本だと思う。

シンガポールにて。

2007-05-22 10:31:32 | 日々のこと
先週後半から有休をとってシンガポールへ行ってきた。
シンガポールでは、1日目市内ツアーに申し込み、次の日はフリーにしておいた。

シンガポールはキレイな街と聞いてはいたけれど、ホントにキレイな街だった。もっとアジア的な喧騒とかをイメージしていたのだけど、車が少ないこともあり、静かな街だった。シンガポール自体は東京23区と同じくらいで、移動もし易い。地元の人達は車で30分以上かかる所はかなり遠い場所と思うらしい。(東京だと、都内走るのに少しの距離でも30分は渋滞とかで当たり前。)

海外に行くと、必ずその国のCD屋に立寄る。今回は、シティホールという日本で言えば銀座みたいなところの地下街にあったHMVに寄ってみた。昔、「ディック・リー」が好きで、彼はシンガポール出身の人なので、その人のCDが置いてあるかと思ったら、それよりもJ-POP、K-POPの棚が多くあり、それにビックリした。ちなみにシンガポールで一番売れているJ-POP・K-POPは日本の「YUI」のアルバムらしい。その他は香港のアーティストが多かった。

DVDコーナーを覗いたら、「トニー・レオン」と「金城武」主演の映画のDVDが置いてあった。日本では未公開だけど、いつか公開されるのかな???二人共好きな役者だけに、DVDだけでも日本で発売して欲しいなあ。

その他、旅行中、足ツボやマッサージに行ったり、シンガポールの象徴的ホテル「ラッフルズ・ホテル」にてティーをしたり、普段の私では有り得ない程、活動的な旅でした。もうちょっとボーッと散歩したりしても良かったなあとは思うけどね。

ごぶさた。

2007-05-16 10:47:05 | 日々のこと
最近とんとブログご無沙汰でした。
GWは仕事したり、小学校時代からの友人とゴハン食べたり、買い物行ったり、中々充実しておりました。

さて、最近見た映画としては、「ラブソングが出来るまで」と「恋愛睡眠のすすめ」です。

「ラブソング・・・」はヒュー・グラントとドリュー・バリモアがとても魅力的で、80年代ポップスも懐かしさ溢れる曲だったり、口ずさめる曲満載で中々楽しい映画。

「恋愛睡眠・・・」はミュージックビデオ界の奇才ミシェル・ゴンドリーの作品で、ガエル・ガルシア・ベルナル がとてもキュート。彼は役によって変化する役者ではあるけれど、こういうタイプの映画とても似合うなあ、と思った。映像も可愛らしくて、家で家事しながらちょくちょく見たい映画。

とりあえず、スパイダーマンやらハンニバルライジングも気になりながらも、大作映画の方はまだ見に行けていません。