台風15号の影響による千葉県の大規模停電で、東京電力パワーグリッドは14日深夜、地区ごとの復旧見通しを発表し、復旧時期がさらに遅れる地区が多数に上ることを明らかにした。同社は13日の記者会見で、おおむねの復旧見通しを自治体ごとに「16日まで」「20日まで」「27日まで」の3パターンで示していたが、「16日まで」とされた市原市や袖ケ浦市、千葉市緑区などの多くの地区が「27日まで」にずれ込むなどしている。
逃亡犯条例改正問題をめぐる香港の混乱に絡み、米議会では香港に関する新法を成立させ、中国への圧力を強めようとする超党派の動きが本格化しつつある。止まらぬデモの背後に米国の関与を疑う中国は、香港を米中の通商紛争に巻き込みかねないこの動きに激しく反発している。
日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)にある好漁場「大和堆」周辺で先月24日、外国漁船の違法操業の監視にあたっていた海上保安庁の巡視船が、北朝鮮籍とみられる船舶から小銃を向けられていたことが13日、政府関係者への取材で分かった。
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が今月、競技会場への旭日旗の持ち込みを容認する姿勢を示し、旗を「軍国主義の象徴」と問題視する傾向が強まっている韓国が反発している。
台風15号の影響で千葉県を中心に続いている停電について、東京電力パワーグリッドは11日夕、全面復旧は13日以降になる見通しを明らかにした。
安倍晋三首相(自民党総裁)は10日、11日に行う内閣改造で入閣させる19人の顔ぶれを固めた。小泉進次郎衆院議員を初入閣させ、環境相に起用する。
台風15号が関東を通過した9日は、午前中から気温が上昇し、各地で猛暑日となった。最高気温は三重県桑名市で37・9度、岐阜県多治見市で37・6度、美濃市で37・4度、甲府市で37・1度、愛知県岡崎市と東京・練馬区で37度だった。
台風15号の中心は、9日(月)の午前3時前に神奈川県の三浦半島付近を通過しました。午前2時現在の中心気圧は955ヘクトパスカル。非常に強い勢力を維持しています。
韓国の釜山市議会は6日、戦犯企業条例案を可決した。戦時中に朝鮮半島から労働者を動員した日本企業の製品について、市が購入を控えることを努力義務としている。条例で定める日本企業は、2012年に韓国首相室所属の委員会が決定した299社だ。
菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、国の文書での日本人名のローマ字表記について「姓→名」の順に表記する方針を明らかにした。「具体的な取り扱いについて、内閣官房を中心に関係省庁で検討する」と述べた。民間への周知の在り方については、文部科学省で検討する。
香港政府トップの林鄭月娥・行政長官は5日の記者会見で「逃亡犯条例」改正案の撤回について「中国政府は支持し、理解を示している」と述べた。市民と対話を始めるための基盤をつくるために撤回を決断したと説明し、「難しい状況を打開するための一歩にしたい」と強調した。
米小売り大手ウォルマートは3日、拳銃や自動小銃などに使われる銃弾の販売を中止すると発表した。ウォルマートは、8月3日に22人が死亡したテキサス州エルパソの銃乱射事件の現場となり、事件後も銃弾販売の方針を変えずに批判を受けていた。その後も米国内で銃乱射事件が相次いだことを受け、対応を迫られたとみられる。
米ハーバード大に合格後、米国への入国を拒まれていたレバノン在住のパレスチナ難民、イスマイル・アジャウィさん(17)が一転して入国を認められ、2日午後、大学のあるボストン近郊に到着した。アジャウィさんに奨学金を拠出するNPOが発表した。3日の始業にぎりぎり間に合った。
米ハリケーンセンターによると、米南東沖の大西洋をゆっくりと西方に進んでいるハリケーン「ドリアン」は1日、最強の勢力「カテゴリー5」を維持し、バハマ北部のアバコ諸島を直撃した。1日夕の発表では最大風速は約82メートルで、1980年のハリケーンに次ぎ、観測史上2番目となった。2日にはフロリダに接近。
トランプ米政権は米東部時間1日午前0時1分、中国への制裁関税「第4弾」として、新たに1200億ドル規模の輸入品に15%を上乗せする追加関税を発動した。中国側も同時刻に報復として、米国からの輸入品750億ドル分の33%を占める1717品目に5~10%の追加関税をかけた。