オーストラリア・カーティン大の研究者グループは4月27日、世界最高齢とされるクモが43歳で死んだと発表した。「ナンバー16」と名付けられた雌のトタテグモで、西オーストラリア州で1974年から観察されていた。スズメバチに刺されたのが死因とみられる。メキシコで観察され28歳で死んだタランチュラの記録を大幅に塗り替えた。研究責任者のリアンダ・メイソン氏は、この長寿グモの観察を通して生態などの研究が進んだとし、英紙テレグラフ(電子版)に対し、「本当に悲しい。50歳まで生きることを願っていた」とコメントした。
北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、最高人民会議常任委員会が同日、北朝鮮の標準時間を30分早める政令を採択し、5月5日から適用すると報じた。金正恩朝鮮労働党委員長が27日の南北首脳会談で、韓国の標準時間と同一にする考えを示していた。同通信は、正恩氏は南北会談で「民族の和解、団結の初の実行措置として、朝鮮半島に存在する二つの時間を統一することから行っていく決心を表明した」と伝えた。