インド国防省は26日、核弾頭を搭載でき、中国全土を射程に収める長距離弾道ミサイル「アグニ5」(射程5500~5800キロ)の4回目の発射実験に成功したと発表した。インドメディアによると、同省関係者は「最終試射」としており、今後、実戦配備への準備が本格化し、中国の反発を招く可能性がある。実験は東部オリッサ州で行われた。アグニ5は複数の核弾頭を装備し、異なる目標を攻撃できる「各個誘導多核弾頭」の技術を採用しており、最大1・5トンまでの核弾頭を搭載することが可能という。インドはさらに性能を強化し、射程が6000~8000キロとされる新型ミサイル「アグニ6」の開発も進めている。
韓国の週刊誌「時事ジャーナル」の電子版は24日、次期大統領選で保守系の有力候補とみられている潘基文国連事務総長が韓国外交通商相だった2005年と、事務総長就任直後の07年に計23万ドル(約2700万円)の裏金を韓国の実業家から受け取っていたと報じた。報道を受け、左派系の最大野党「共に民主党」が検察の徹底的な捜査を求めており、大統領選に影響を与える可能性もある。