【しかし私は 主よ あなたに祈ります】
しかし私は 主よ あなたに祈ります。
神よ みこころの時に
あなたの豊かな恵みにより
御救いのまことをもって 私に答えてください。
詩篇69篇13節
詩篇69篇は、詩篇のなかに九つある救い主イエス・キリストを預言するメシア詩篇の一つです(他は、詩篇2、16、22、40、45、72、89、110篇)。
そしてこの詩篇はまた、祈りの真髄を今も私たちに教えます。
耐え難い苦悩のなかでの叫び(1~12節)…クリスチャンでも苦しみに直面します。それも周囲の人々からの誹謗中傷、信頼していた者からの侮辱を(4、7~12節)。そのような耐え難い苦しみの中で、ありのままを神へ祈るという特権が私たちにはあります。
主への祈りは全てを救いへと転換する鍵(13~28節)…「しかし私は…祈ります」(13節)という「しかし」こそが、全てを変える鍵です。救いも恵みも祈りを通して全てを神に打ち明けることから始まります。何も遠慮することはありません。神は御子を与えるほどにあなたを愛しています(ヨハネ3・16)。祈りましょう。
祈る者は主への賛美と感謝を得る(29~34節)…祈りとはまた、聖さと愛に満ちた神を見上げることです。神を見上げるとき、私たちの心は信仰と平安が満ち、感謝と賛美が溢れてきます。そして不安や恐れから解放され、生きる力と希望を見出すのです。
祈る者は主からの繁栄を見る(35~36節)…生きておられる神は、素直な心で主の救いを信じ祈る者を祝福してくださいます。神は私たちが思い描く以上の祝福を注ぎ、主を愛する者を守って下さいます。人にとっての最善は絶えず祈り、神と共にいることです。
10月31日 礼拝
黙 祷
賛 美 576 十字架のうえに
主の祈り
交 読 詩篇2篇1~12節
祈 祷
使徒信条
説 教
詩篇69篇1~36節
しかし私は 主よ あなたに祈ります
賛 美 668 夕べ雲やくる
献 金
感 謝
頌 栄 376 父 御子 御霊の
祝 祷