礼拝 2022年３月27日
聖書箇所 創世記６章１～22節
説教題 神からの慰め
説教者 荻野倍弘牧
【神の慰め】
しかし、わたしはあなたと契約を結ぶ。あなたは、息子たち、妻、それに息子たちの妻とともに箱舟に入りなさい。
創世記６章18節
ノアという名前…ノアには「慰め」や「休息」という意味です。そこには、苦難の中で神が慰め、休息を授けてくださるという信仰が込められています。と同時に、人々の心に悪が増大するなか、その時代にあっても神とともに歩むノアは、神にとっても大きな慰めだったことでしょう。真実な信仰者は神を喜ばせます。
信仰のバトン…ノアはエノクが天に移されて69年後に生まれました。ただ祈りの器セツは在世中で、ノアとセツは55年間、同じ時代を生きました。すなわち、セツは信仰の継承者として期待したエノクが自分よりも先に天へ移された後、人々の心に計ることがみな悪に傾くことに心を痛めたことでしょう。
そのような中でもノアが神の前に正しく生きることは、セツにもまた慰めを与えたことでしょう。それどころか、そもそもノアに神を敬い正しく生きる心を教えたのは、セツだったとも考えられます。
神からの慰め…「慰め」という名のノアに対し、神ご自身が慰めを与えられます。一つは、彼と彼の家族を救うため箱舟を造るように語ります。この神からの親しい語りかけ自体が大きな慰めです。神の御言葉に力を得て、ノアは時代の流れに左右されずに神に従いました。社会情勢がいかに変わろうとも変わることのない全能の神を素直に信じることは、何物にも代えがたい慰めを私たちの心に与えます。
ノアも弱さを持つ人間の一人です。しかし、神は信じる者の罪を赦し、聖霊の助けと永遠のいのちを伴う救いを授けてくださいます。これにまさる慰めはこの世にありません。
3月27日 礼拝
黙 祷
賛 美 651 つみとがをにのう
主の祈り
交 読 詩篇75篇1～10節
祈 祷
使徒信条
賛 美 653 イエスはわがいのち
説 教
創世記6章1～22節
神からの慰め
賛 美 654 いちど死にしわれをも
献 金
感 謝
頌 栄 376 父 御子 御霊の
祝 祷
3月20日 礼拝
黙 祷
賛 美 513 イエスのみうでに
主の祈り
交 読 詩篇46篇1～11節
祈 祷
使徒信条
賛 美 514 主と主のことばに
説 教
創世記5章1～24節
神とともに生きる
賛 美 516 主にすがるわれに
献 金
感 謝
頌 栄 376 父 御子 御霊の
祝 祷
