【唯一の神】
イスラエルの王である主、これを贖う方、
万軍の主はこう言われる。
「わたしは初めであり、わたしは終わりである。
わたしのほかに神はいない。」
イザヤ書44章6節
創造主である唯一の神は永遠を支配する方…「わたしは初めであり、わたしは終わりである」と宣言される唯一の神は、永遠のお方です。その永遠性は、聖書66巻の最終巻であるヨハネの黙示録において、創造主であるまことの神が繰り返し宣言されています(黙示録1章8、17節、21章6節、22章13節)。時間をも超越した絶対的な創造主が、聖書の示すまことの神です。このお方の前に、神のかたちに似せて造られた私たち人間が為すべきことは、伏して礼拝することです(黙示録4章10節、5章14節)。
唯一の神は私たちの罪を贖(あがな)う方…聖書は、神は聖なるお方であると共に、罪に汚れた全ての人を愛して救うお方であると示します。神は私たちの罪の身代わりとしてひとり子である主イエス・キリストを私たちの罪の身代わりとして十字架で裁いたのです(マルコ10章45節、ローマ3章24節、エペソ1章7節)。そのキリストの贖いのゆえに誰でもキリストを信じる者は、罪を赦されて神の子どもとなり、永遠のいのちを持つのです。
唯一の神は私たちに御聖霊を注ぐ方…「わたしの霊をあなたの子孫に、わたしの祝福をあなたの末裔に注ぐ」(イザヤ44章3節)とありますが、「わたしの霊」とは御聖霊のことです。私たちが主イエスを信じることができるのは聖霊の働きです(Ⅰコリント12章3節)。そして、クリスチャンとして実を結び証しを立てることも聖霊の働きです(ヨハネ7章37~39節、ガラテヤ5章22~25節)。