おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

佐奈田霊社を訪ねてみました

2010-05-18 16:54:39 | 小田原-建物
(下からの続き__)
文三堂(ぶんぞうどう)から 一度「分かれ道」まで戻り・・・
 
坂道を上ると 佐奈田霊社の駐車場がありました。
(結構広いので 車で来ても大丈夫そう)
 
更に坂を上った先に 
 
↓佐奈田霊社へのスロープが__。
 
↓スロープを上ると・・・
 
↓霊社の境内に出ました。
 
↓佐奈田霊社は 「社」がつくけれどお寺。守っていらっしゃるのはご住職様でした。
 正面の綱は 本堂内の阿弥陀様と繋がっていて、この綱に触れれば本堂で阿弥陀様を拝んだのと同じご利益があるそうです。(とご住職から伺いました/ ご住職からは他に お寺のこと 古戦場のこと 与一のことなども伺い 寺宝の絵や 神像 与一の墓石等を見せて頂きました)
 
↓境内にあった「手附石」。与一は大変な力持ちで 石に手をつけば手形がつく程・・・ だったそうです。
 
↓ご神木と与一塚。
 頼朝の旗揚げの戦であった1180年の「石橋山の合戦」は 三浦一族の到着の遅れにより「敵3000 見方300」という 多勢に無勢の悲惨なものになりました。これは、その戦いで 先陣役を与えられ25歳の若さで討ち死にした佐奈田与一義忠の墓です。後年この塚を訪ねた頼朝は 辛い戦とここに倒れた与一を思い落涙したそうです。
 
与一塚の前に階段が・・・。
ああ これを下りればさっきの文三堂に出るんだ。
主の与一の墓と 郎党文三の墓は こういう位置関係にあったんですね。
 

↓ご住職から分けて頂いた 佐奈田霊社の小冊子。
霊社の縁起 寺宝の紹介とともに 石橋山の合戦の話が平易な話語で書かれていて 興味深かった。
 
佐奈田飴_ 与一は戦場で痰のため声が出せずに討たれた、そうな。死後与一は喉の神様として祭られ 霊社では佐奈田飴というのど飴が売られていました。
 
↑これは実は買った物ではなく 
 もったいなくも頂戴してしまったものです。
 お土産に義父にあげました^^ 
(私も一つ頂きましたが 生姜がきいて美味しかったです)

↓駐車場まで戻ると 蜜柑畑に猿達が見えました。
 「サルにエサを与えないで」という看板があちこちにある小田原ですが
 猿、本当にいたんだー! でした。
 (猿は お堂辺りでも4頭程見かけました。
  群れで移動していたのかもしれませんね) 
 

この後は ご住職オススメのコースを通って帰りました。
(ちょっとだけ つづく)

石橋山古戦場を歩いてみました

2010-05-18 15:46:57 | 小田原-建物
国道135号線の 一段上になる「旧道」を行くと
「ふくや旅館」があります。
 
↓その向かいの道を上がると 石橋山古戦場 に出るそうな。
 
↓東海道線のトンネルだ。
 
↓トンネルの上から海側を眺めたところ。
 
↓この辺は蜜柑畑が多い。
 (この風景、ちょっとJ・R・R・トールキンが描いた「ホビット村」の絵に似ています♪)
 
↓今はみかんの花が咲いていて バイクに乗っていても
 みかんの香りの風の中を走ってるようでした。
 
↓あら、分かれ道__
 えっと 左に行くと「文三堂(ぶんぞうどう)」、
 まっすぐ行くと「佐奈田霊社」ですって。
 
↓で、この一帯が 頼朝挙兵の地
 「石橋山古戦場」なんですね?
 
ここで大庭氏率いる3000騎の軍と_ 頼朝側は頼みの三浦氏の到着が遅れ・・・ わずか300人で戦い 大敗してしまったのかー。

まずは「文三堂」の方を訪ねてみましょう。
↓途中にあった長い石段。
 これを上がると佐奈田霊社の「与一塚」だそう。
 
↓その先の案内板によると
 ここが頼朝から 大場兄弟を討て と命じられた佐奈田与一が討ち死にした場所で
 与一が敵と 上になり下になりしたところから「ねじり畑」と呼ばれている、んだとか。
 
↓少し離れたところに 文三堂へ上がる石段がありました。
 
↓これが文三堂。
 文三家安 は与一の家臣で、合戦の折 与一と一緒に命を落としています。
 (お堂の中には 墓石らしきものと 文三家安を描いた絵 が見えました)
 
↓石段脇には何体もの石仏がありましたが
 どれも素朴であたたかみがあり 和まされました。
 


この後はいよいよ(?)
佐奈田霊社を訪ねます。

(*「文三」はブンゾウ 或いは ブンザ と読むようです。勝手にブンサンかと思っていたので「へ~」でした。ブンサンじゃ東大みたいですね^^;)

米神(こめかみ)の八幡様

2010-05-18 09:34:44 | 小田原-建物
米神の浜に面して 八幡様がありました。
 
木造で素朴な いい佇まい。
 
 
 

立派な狛犬さん達_
でも舌を出してて なにやらのどかな「あ」形
 
りりしいんだけど 目をぱちくりさせてて
ごこか愛嬌のある「うん」形。
 
二体は今日も米神の海を見ながら
お社を守っているんでしょうー。


この後は 石橋山古戦場へ上がってみました__。