私snowは、自他ともに認める強がりオンナでございまする。
私から、強がりを取ってしまったらナーンモネェーってくらい、もはや私の勲章のような強がり
若い頃は、この強がりが=キカナイ(北海道弁での最悪オンナの表現 可愛げがない・気が強い・人の言う事を聞かない)と散々な目に合ってきましたが。
人前で弱音を吐くなんざ、いやだ~~~
他人に負けるのは、全然気にならないのですが、自分に負けるのだけは我慢がならない「大丈夫」と「平気」で半世紀を生きてきた私
私の事を強いオンナと思っている人も多いと思いますが、私自身も自分の事、結構強いと思っていました。(←腕っぷしじゃないですよ)
強がりも、ずーっと続けていると、強がっていることを段々忘れてくるんですよ
本当は、臆病で弱い弱い時分の事も
そんな強がりオンナの化けの皮が剥がれた衝撃の事件が起こりました
それは、24日の金曜日の夜の事でございます。。。
事の発端は、23日の木曜日
鼻水がジョロジョロ 咳も少し 頭も重く、アラッ、これって風邪かしら
sUnさんが、風邪を引いて、薬を飲んでいたのが、ようやく治りかけていました
「sUnさんの風邪、貰っちゃったかな、こりゃ」
「これでsUnさんの風邪も治るで、きっと」
な~んて軽~く考えていた木曜日
ちょっと胃が気持ち悪いと、あまり晩御飯を食べずに早く寝た木曜日
明くる金曜の朝、ちょっと体はだるくしんどいのでゴロゴロしていると宣言してsUnさんを見送る
実は、ここから記憶が定かではないんですよ。。。
しんどいので、お布団に入って寝ようとするも、寝るのもしんどい。かといって、起きているのは、もっとしんどい
横になっていると、急に寒気がきてガタガタ震えたと思ったら、カーッと暑くなって汗だくになり
いままでない症状に、アレ~ッと思いながらも、一人で悪戦苦闘
夕方、sUnさんが仕事から帰ってきたとき、お布団の中から「ごめ~ん、しんどくてご飯の支度できなかった~」
「お弁当か何か買ってきて食べて~ それと私に、ゼリーとジュース買ってきて」
ホイ、コンビニ言って来るね~と云うsUnさんに、「コンビニじゃねー スーパーに行って来てケロ コンビニのゼリーは、種類が少ないから」なーんて指示が出せる程、まだ大丈夫だった私
sUnさんの鼻風邪は、sUnさんの体の中で悪性に変異してたみたいで、うつされた私はキツイよなんて軽口もたたいていたのに。。。
買ってきたばかりのゼリーは冷たすぎるので、少し時間を置いてから、それも少しづつ。。。とエラク冷静だったはずの私なのに。。。
ほんの一口のリンゴジュースと、二口のゼリーを戻してしまった(お食事中の方、ごめんなさい)
それも、かなり激しく、たった二口のゼリーを戻すのに、え”----ってくらい激しく吐いたのでございます。
トイレから戻る私の姿を見たsUnさんが思わず「だいじょーぶか」と声を掛けた程、私はゲロゲロ、もといヘロヘロ
どんなにヘロヘロになろうとも私の返事は、「大丈夫」
大丈夫と答えたのはいいけど、私はいつもの私の身体とは違う、異変をボチボチと感じていたんですね、たぶん。
それで、sUnさんに「大丈夫じゃないかも・・・、市立病院の夜間救急を調べて欲しい」と頼んで、連れて行ってもらったのです。
私は月に1回通院している病院ですが、sUnさんは行った事がない病院
「車はどこに停めるんだ?」とか「入口はどこだ?」とか、たぶんそれは大きな独り言だったと思うのですが、そんな言葉が耳に入る度、「あの辺にあったはず。。。」とか考えながら返事をしていた私は、内心怒っていました。(病人に聞くな、私はいま、それどころじゃないんだ)
sUnさんが、救急外来の手続きをしてくれている間、ベンチで横になっていた私を看護師さんがベッドを連れて行ってくれて。。。
小柄な馬鹿丁寧な御挨拶をしてくれた若いドクターが現れて。。。
「お名前と生年月日は?」と聞いてきたので、sUnさんが代りに応えようとしたら、「いえ、ご本人確認なので」
(先生、私、いまそれどころじゃないんっす。しんどいんです)と思いながら、根が真面目なので必死に答えます。
ドクター:「何か強い不安やストレスはありませんか?」
私:「いや、ストレスはありませんが、今の状態はやや不安です」(←この状態にありながら、かなり冷静に答えたつもり)
ドクター:「過呼吸起こしていますからね。ゆっくり呼吸して下さい。ここは病院ですからね。安心して下さい」
私:(過呼吸??????????うっそーーーん)
ドクター:「はい、ゆっくり吸ってーー吐いてーーーー、ハイ、上手ですよーー」
私:(スーーーーハーーーーーーーー いや、先生、私はねスーーーーハーーーーー過呼吸じゃなくって・・・・・・・)
私は、頭では大丈夫ダイジョウブと思っていても、身体が不安でいっぱいになって、過呼吸、つまり過換気症候群になっていたのです
そんなバナナ 朝から数回と、さっきちょっと激しく〇〇したくらいで、この私がビビッて過呼吸になるってか
もうシンジラレナーイ
信じられないけど、それが真実です
金曜日、発汗があったのに、吐き気と嘔吐で、ほとんど水分を摂らずにいたため脱水も起こしていました
手足が異常に冷たくなっていて、ブルブル震え、点滴しようにも血管が出ずにブスブス刺され。。。
でも、点滴治療のみで、入院もせずに帰ってきました。
それで、土曜日日曜日と、sUnさんに大変お世話になりました。
3日間で3キロ体重減となり、がっつり体力も落ちたので、今はまだ無理せずお粥とかを食べています。
お粥だけでも食べていると、1日で1キロ戻りました
今朝、体重を計ったらまた1キロ増えていて、明日には元に戻りそうです。
なーんかさー、自分ではちゃんとしてたつもりでも、全然水分を摂取していなかったりとか、平気なふりしてすっごい不安に思っている事とか
こうして白日の下にさらされると、こっぱずかしじゃ(大変、恥ずかしいでございまする)
私が「頑張るからね、すぐに元気になるから」って言うのに対して、sUnさんが「頑張らなくていいよ」って言いました。
腸の病気も持っているので、これからは何でも「頑張る」は少し加減することにします。かえって迷惑掛けちゃうからね。
自分本来の、弱虫とも、仲良く付き合っていこうと思います。
話は違いますが、暑くなると「熱中症に注意しましょう。水分補給を小まめに」とよく聞きますが、
脱水症は、侮れません 脱水症は、沢山の症状が出ますので、どうか脱水にならないように、気を付けてくださいね。周りの人も、お互いに声掛けしたりとか、気にかけてくださいね