近ごろ眼がショボつく原因の一つは、ネットで見放題のビデオをよく見ているせいでしょう。
パソコンで観たり、寝転んでiPadで観たり。
見放題となると、観ないと損する気分になって・・・根が卑しい人間だとよく分かります。
観たい映画が一段落したところで、いま、よく観ているのが海外のTVドラマ。
タイトルが「CSI:科学捜査班」、シーズン1が2000年に始まっています。
1話40数分なので、ちょいと息抜きに観られるのがいいところ。
テンポがよく、ストーリーも単純すぎず、たいてい複数の犯罪捜査が並行して進む。
テーマが犯罪捜査ですから、死体の解剖画面がよく出てきます。
死後間もない死体から腐乱死体やミイラ死体まで・・・殺され方も様々。
解剖画面を観ながら、わたしも死んだらこんなふうに解剖されるのかな?
死後は献体、解剖されることになっているので気になるところです。
死んだあとは見たくても見れない、いまのうちに見ておこう・・・。
それにしても死体、遺体がリアルに出来ていることには驚かされます。
内蔵を掴みだしたり、アタマをかち割って脳を取り出したり・・・本物なのか作り物なのか。
作り物だとしたら、ずいぶんと手間暇、すなわちおカネをかけて作っています。
本物なら、いずれわたしも出演料がもらえるかも・・・。
わたしが見ている画面を、カミさんが覗き込んで言います。
「よく、そんな気持ち悪いものを平気で見ていられるわね。信じられないわ」
気持ち悪い? これが生命の実相、自分も同じなんだから気持ち悪がってもしょうがないよ。
「でも、気持ち悪いものは気持ち悪い。平気で見ていられるなんてヘンタイ」
もしかしたら、わたしもネクロフィリア(死を愛好する者)のケがあるのかな・・・。
それは冗談、屍体や解剖画面を見て興奮しているわけではないので、ご安心を。