弥生三月さくらの季節、とは名ばかりで、寒い日が続いています。
今年は思いがけないところで、河津桜とおぼしき樹を見つけて、すでに花見は終わり。
浮かれていないで、テキスト作りに本腰を入れなくてはいけません。
今まで使っていた市販テキスト、細かく操作が書いてあって、たしかにわかりやすい。
のですが、受講された方が、自分一人でWebページをできるかどうかとなると疑問です。
失礼ながら、HTMLやCSSというものを理解してもらえたとは思えません。
そこで、もう少し仕組みとか構造とかを取り入れたテキストのほうがいいのではないか。
ということでオリジナルを作ろうと考えたのですが、これが思ったよりタイヘン。
新しく外国語を習得するようなところもあるので、そのあたりにも難しさがあります。
HTMLのMは、マークアップの略なのですが、マークアップそのものが馴染みにくい概念。
文書をタグという記号で区切って構造化するのですが、構造化も日常的な言葉ではありません。
人間なら文書を見れば、ここは見出し、ここは段落、というようにすぐにわかります。
ところがコンピュータにはそれがわかりません。
だから見出しにはheader、段落にはparagraphというタグで区切ってやります。
単語ならまだしも、記号化されるので、人にはかえってわかりづらい。
そのあたりを理解しやすくするには・・・と考えるのですが、なかなかいい知恵が出てきません。
ともかくHTMLやCSSで記述したものを、ブラウザソフトが解釈して視覚化します。
そうか、ブラウザの側から考えたら、何かいい知恵が出てくるかも。
そう思って、ブラウザの中身を調べてみようと思ってネット検索。
仕様が公開されているわけではないので、それについての情報はなかなかありません。
一つ見つかったのが英語の文献、それも数式混じりなのでハナから読むのを諦めました。
やはり、これまでのテキストを使うかな。
つい弱気になっているところですが、来期は応用コースもあるので、そうもいきません。
無い知恵と体力を絞り出さないといけないのですが、出るのはため息ばかり、ああ・・・。