ITでも使う言葉にスピンコントロールがあります。
上下に矢印がついていて、例えば文字の大きさを変えるためにクリックするアレです。
でも、いま話題にしたいのはそのアレではなくて、もっと大きな別のアレ。
何かというと政治的な情報操作のことです。
自分に不都合なことは黙っていて、成果だけを言い募ること。
そう、議会などでよく見かけます。とくに総理はこれが得意。
これは政治の世界だけでなく、企業でもよく使われる手です。
政治も経営も、ある意味では有権者、消費者を洗脳しようとする活動のわけですから。
ですから、スピンコントロールは政治的手法、経営的手法として認められているものです。
彼らの言うことは額面通りに受け取ってはいけない。
ものごと、いいことだけがあるはずはなく、むしろ隠しておきたいことのほうが多いかもしれない。
隠されたことと表に出されたことを両天秤にかける、それがリテラシーということ。
本来、政治的公平性などは存在しないものです。
選ぶという行為自体が不公平さを前提にしているわけですから。
マジメに調べたわけではありませんが、そんな言葉が生きているのは日本くらいかも。
メディアも中立とか公正の言葉を捨て、もっと偏向していい思います。
ワシントンポストがトランプたたきを始めたように・・・。
新聞も放送も、政治的公平性などありもしないこと、できもしないことはやめましょう。
でも、心配だ? どこが?
みんな御用新聞、御用放送になってしまうんじゃないか。
とっくにそうなっているのを、そろそろやめようという話なんだけど・・・。