パソコンの電源を入れても、なかなか立ち上がらない。
画面の中央で点の丸がくるくろ回っているだけ、いつまで回る、目が回る。
いい加減にしろ、業を煮やしてスィッチOFF。
ちょっと経って再度ON、今度はすんなりと立ち上がってくれました。
機械にも機嫌があるか、今日は仕事をしたくないか・・・。
でも、一昨日みたいに突然消えたりしないでちょうだいな。
パソコンはたしかに便利なモノです。
その便利さに頼っているばかりだと、それが無い時の不便さは測り知れなくなる。
時にはそう考えることも必要かもしれません。
便利だということは自分のエネルギーを使わずに、他人のエネルギーに頼ること。
2、3日前、そう書いていた人がいたが、たしかにそうなのです。
そういう生活が続いていたら、人はどうなっていくのでしょう?
大震災の時、ラジオ放送がずいぶん役立った、以来、寝る時も枕元に置いている。
そうラジオで話していた人がいましたが、私の枕元にも置いてあります。
でも、停電したら? たしか乾電池も入れられたと思うけど、電池が買えなかったら?
そうなると手回し式ラジオでしょうか。やはり最後は自分のエネルギーが必要です。
昔の時計がそうでした。ネジを巻いてやらないと、動かなくなります。
子どもの頃、喜んでネジ巻き係をやりましたが、いま、やれといわれてもやりたくない。
ロボットが喋ってくれれば、そのうち人間は喋らなくなるかもしれません。
他人のエネルギーに頼ってばかりいると、自分のエネルギーはだんだん痩せ細るでしょう。
原発で得たエネルギー、原発事故で失われたエネルギー、どちらが大きいのでしょうか。