量子コンピュータというものがすでに商用化されています。
実用化はかなり先の事と思っていただけに、それを知った時はかなりビックリしました。
といっても量子コンピュータがどのような原理で動くものかは知りません。
ネットで検索して紹介記事を読んでみましたが、よく分かりませんでした。
ただ、今のスパコンを遥かに超える能力があることだけは確かのようです。
近頃よく耳にする「ビッグデータ」の処理にそれが使われたら?
ネット検索を使わない日はたぶん無いと思います。
わたしが打ち込んだキーワードがネットの向こう側で蓄積されてゆく。
集まったその情報を解析すれば、わたしという人間の嗜好、性癖などはかなり分かるはずです。
陰謀とか犯罪志向は無いにしても、あまり気持ちのよいものではありません。
人間だれしも、知られざるところがあるからこそいいのです。
みんな丸見えになったら、世の中、ただ、つまらなくなるだけでしょう。
この商品を買った人はこんなものも買っています。
アマゾンで買い物したことのある人は、こんな広告には慣れっこになっているでしょう。
今はまだ単純なキーワードでの検索による商品提示だけです。
ただ、例えばこれにグーグル検索の履歴をドッキングさせたら?
自分でも知らない自分の性向まで提示されたりして・・・・かなり怖い話になりそうです。
しかも、ビッグデータ解析に量子コンピュータが使われ出したら・・・・・
ネットのビジネスモデルは、いかに個人情報を収集し、それを企業に売るか、です。
フェースブック、ラインその他諸々、無料サービスだといって喜んでばかりいられません。
ラインなどは公式アカウントを企業向けに売って、そこで収益を上げているのですから。
いまの時代、生き馬の目を抜く、という形容詞がつくとすれば、IT社会です。
お互いに丸裸にされたり、目を抜かれたりしないように、精々自己防衛に努めましょう。
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