ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

紙に負けた指を見ながら・・・・

2012-10-24 | 日記
先日、段ボール箱から紙の袋を取り出そうとして指を痛めたことを書きました。
あれから十日ほどたち、腫れや痛みがほぼ消えました。
治り方が遅いことでも今更ながら歳を感じています。

そのことで不思議に思ったことが一つ。
親指、人差し指、中指の3本指のうち親指にいちばん力がかかったはずです。
ところが親指は痛くもなんともなく無傷でした。

親指は他の指より太いし、それだけ強くできているからでしょう。
ふと、昔読んだ「親指Pの修行時代」という本を思い出してしまいました。
別に私の親指が修行を積んだというわけではないのですが。

また、何かの本で見た脳内地図のことも思い浮かべました。
身体の各部分の運動・感覚を大脳皮質の面積で表した地図です。



ご覧のとおり運動野・感覚野ともに手指が実際のサイズに比べて巨大です。
道具を使ってモノを作るには手指の微妙な感覚や精妙に動かす必要があります。
だから、これだけ多くの脳の部分を使うということなのでしょう。

さて、パネルタッチのパソコンが出回りそうです。
最初、タッチ式のタブレット端末に初めて触った時はかなり違和感を感じました。
キー(ボタン)式では、キーを押すと抵抗感が少しあってから凹みます。
凹んだ感触も指先に伝わってきます。

タッチ式ではその凹み感?が欠けていることが違和感の元だと思います。
もちろん、すぐに慣れてしまいます。
慣れるということは脳の中に変化が生じたということでしょう。

ヒトの脳は長~~~い時間をかけて変化してきました。
デジタル機器の進化は、この先、ヒトの脳にどんな変化をもたらすのか。
ほぼ治った指を見つめながら、ふとそんなことを思ってしまいました。


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